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人生で初めてクレームを入れた
約六年ぶりに機種変更に行ったら不快な出来事に行き合った。
三大キャリアで、何かあった時のサービス料として料金が高い訳だから、もうちょっと何とかしてくれファッキン。
要約するとこんな感じの愚痴である。
1.経緯 約六年使っていた携帯電話が、最悪日に三回は充電が必要な状態になった。
再来週にちょっと遠出をするため不安を感じ、
仕事を理由に先延ばしにしていた機種変更に向かうことにした。
ほ
まるで硝子の靴のような、
胸を射抜いた服に出会った。
大学に上がった年だった。
――お洒落な服は、痩せていて可愛い子のもの。
田舎には、うっすらそんな不文律があった。
オーバーサイズの女の子が、ロリータを着て駅前を歩いていた。閉まりきらない背中を、安全ピンで止めて。
知らない誰かのそんな話題が、笑い混じりに夕食に並んだ。
田舎の人の目と無遠慮な噂。
自分も太っていたから、きっとそう言われるんだろうな、と
雲一つない飛び降り日和
久し振りに自傷をした。
左腕、袖口から見えない場所に数える程。
皮膚一枚分でもしばらくはじりじりと痛んで、昔の自分はよくもまぁこれ以上を繰り返したなぁと妙に感心した。
誰かに見せる訳でもなく、心配が欲しいわけでもなく。
これで死ねると思ってる訳でもなく、安定剤よりは次の日起きられるだろうな、という打算の自傷は、多分、「これで楽になる」というパブロフの犬だ。何せ田舎の中学生はどこにも逃げられ
いっそのことバケモノの形をしていたらよかったのに
どうしてわかってくれないんだろう、とずっと、思っていた。
昔から、「おまえの喩えは分からない」と言われてきた。
言葉を重ねれば「聞いてる余裕はない」と言われてきた。
だから比喩を持ち入れば、「分からない」と半笑いで流された。
言葉と知識は武器で、盾だ。
「こどもだから」「なにもしらないんだから」と口を塞ぐ大人と戦うための武器。
武器を集めて、磨いて、構成を考えて。
言い方を
わたしのなかにいるこどものはなし
私の中には子供がいる。
物理的に孕んだ子ではなく、昔に切り捨てなければいけなかった部分がある。
大人になれ、喚くな、と言われてきた。
納得がいかなくて食って掛かれば「五月蝿い」で封殺された。
下からもつまらないことで食って掛かるな、と言われた。
だから、その部分だけ、奥の奥にしまうことにした。
しまった後は、前よりは家の中で過ごしやすくなった。
親は「大人になった」と笑った。
【むかしのはなし】勉強の話
今も大して痩せてはいないが、もっと丸かった昔は運動が嫌いだった。
反面、勉強はちょっとだけ出来た。大体教科書を読めば分かったし、分からないものも勉強したら解けた。
多分、その頃は『勉強』が好きだったと思う。
テストで良い点を取って「凄い」と言われることは気持ち良かった。それくらいしか取り柄がなかったのもある。
中学一年の頃だった。
五つ下の弟は勉強が苦手で、あまりのある割り算に苦戦し