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きっと散らかった想いの真ん中で

昨日は今残っている唯一の仮交際となっている相談所の人とお出かけだった。

ランチをして水族館に行った。
会うのは2回目だったけれど、今日までに電話を2回した。
たわいもない話と言えばそうなんだけれど、いつもユニクロの話やお菓子の話、昨日に至っては一日中、釣りの話と魚の話だった。
知らないことを知ることは好きだし、いろんな人の話を聞くことも嫌いではない。


でも、でもね。
わたしたち婚活してるのよね?って思う。
実のある話をしようよ、と思う。
仕事の話とか、仕事での悩みとか、お互いの趣味の話とか、休みの日になにしてるとか、その延長線上でいつまでに結婚したいとか、子供ほしいとか、そういう話が一つもなくて、わたしから切り出してもなんだか交わされて疲れた一日だった。
生理痛も合間って、本当の本当は家で寝ていたかった。月によって生理痛がひどくて、昨日は痛すぎてロキソニンを朝からぶちこんで、ランチのあともこっそりロキソニンぶちこんで、なんとか笑顔を作って長い長い一日を終えた。



こんなこと繰り返して、なんになるんだろう。
どうしてわたしは、普通に出会って普通に恋愛して普通に結婚できないんだろう。
かわいくないから?可愛さに欠けるから?甘え下手だから?仕事に生きているように見えるから?そんなに求めるものが高いのかな?ずっと働きたいと思うことはワガママなの?どれだけ反省しても、もう分からない。

お金をたくさんかけて、婚活をして、たくさんの人に出会って、これもあれも違う、いやいやそんなこと言ってたらいけないって、譲るポイントもたくさん見つけてきた。
嫌われないようにいつも明るく元気にを心がけた。それが高じて、相談所で会えた人の中で向こうから断られたことは一度もない。でも、それが何になったんだろう。わたしの自信にはなってない。


でも、今この瞬間が、明日より今日が、一番若いから諦めるわけにもいかない。
早く、結婚や出産を心底どうでもいいと思えるくらい諦めたい。それも、まだできない。


相談所で本格的に活動始動してから4ヶ月が過ぎようとしている。たくさん会って、仮交際になって、いろんな問題で別れて。心の疲弊度合いはコップから水が溢れる寸前くらい。
そのうえワーカーホリックであるから仕事も手を抜けない。
わたしはいつになったら心から安らげる日が来るのだろう。



みんなが普通としてこなしていることが何一つ出来ないわたしに生きている価値や存在価値ってあるのかな。


今日は在宅でこんなことを朝からずっと考えていた。合間で仕事をしたけど、ほとんどこの考えで一日中、心がゆらゆらしていた。



戸田真琴さんの本の言葉を思い出す。


「それぞれの人生の中で本当に心の底から好きになれる人なんて、ひとりもいなくたってむしろ普通かもしれないくらいなのに、ただ同じ地域、同じくらいの年に生まれて、たまたま同じ学校に居合わせただけのクラスメイトの中から好きになる人を決めないといけないなんて。それって実はすごく怖いことなのではないだろうか。」   


長い人生、いつどこで出会うのかなんてわからない。それでも、みんなちゃんと自分の存在するカテゴリーから見つけて恋をして愛に変えて結婚しているの。


同じ環境下にいれば接する時間も多くて、自然と好きになる確率があがると思う。
だけどそうやって好きになった人とうまくいったことなんて、生きていて一度もない。
自然と好きになって尊敬できて、抱きしめて欲しくて手を握ってて欲しくて、心がギュッとなって、側にいてほしい人は結婚できない人だった。
「愛してるよ」とこんなわたしに言ってくれたのはあなただけでした。


わたしがここに言葉を書くことで救われてる人がいるのなら、少しでも自分の気持ちを見つけられる人がいるのなら、同じ気持ちを感じている人がいるのなら。
読んでくれてありがとうございます。
一人じゃないよ、わたしがいるよ。
全く同じ気持ちではなくても、あなたが感じてきた気持ちはわたしが感じたことがある気持ちかもしれないです。


眠れない夜のお供にでもなれたのなら、わたしは救われます。


一人じゃないよ、大丈夫。


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