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賢く振り返りを行うためのお手軽フレーム

「これだけ!KPT」なんて本を読みました。KPTとは、いいところ、わるいところ、カイゼンできるところを洗い出して起こしたアクションを確実に前進させるカイゼンフレームワークです。 このフレームワークはシンプルでかつ強力なのでやり方をご紹介しておきます。 KPTの超簡単な使い方KPTとは、振り返りを行う場合に便利なフレームワークです。使い方は超簡単。 1.いいところ(keep) 2.わるいところ(problem) 3.カイゼンできるところ(try) この順番で1つずつ考え

「怒り」を上手に可視化して管理する方法

いつも不機嫌で周りに悪臭を漂わせてる人っていますよね。とくにおじさんに多い。彼らを見てると気味が悪いのと同時に、自制心が赤ちゃんな人にはなりたくないと心から思います。 ただそうは言ってもイライラしてしまう場面はあるでしょう。ずっと平穏を保つのは土台無理な話。であればやるべきは、イライラを早く解消して回復することです。 怒りを具体化するメリット「なんかイライラする」「あの人がうざい」 ありがちな愚痴ですよね。この2つの愚痴の共通点は、怒りを感じていることとその怒りの抽象度

幸せな選択を選ぶ精度を上げる方法

人生は選択の積み重ねで決まると考えているんですけど、自分がどんな選択をしたか覚えてないケースってわりと多いんですよね。ただその選択を忘れると自分が何に興味を持ち、どんな行動を起こしたのか、ちゃんと把握できません。 この問題を解決して自分の選択を可視化する方法を紹介します。 幸せな選択をする確認する方法それは「1日再構成法」と呼ばれる手法を使うこと。 上の著書で紹介されている手法でして、経済学者のポールドーランさんが提唱したもの。 この手法を一言で説明すると、 自分が

逆境の克服に使える「あの力」を高める方法

自分にはできる!と自信を持てることはすばらしいことです。いかなる逆境を突破するにも、この感覚は必要になってくるでしょう。言い換えると、「自己効力感」と呼ばれる感覚です。 今回は、この自己効力感を高めてくれる4つの要因をご紹介します。フレームワークとして使用していただけると、逆境に打ち勝ちたいときに威力を発揮します。 どのように自己効力感を高めるのか今回紹介する自己効力感を高めてくれる4つの要因は、スタンフォード大学の心理学部教授、アルバート・バンデューラ博士が提唱している

ネガティブ思考を賢くポジティブ思考に変換する方法

以前、ネガティブな思考をポジティブに変えてアイデアを生み出す「チックタック」という創具を紹介しました。 今回はこのフレームのグレードアップ版であり、メンタルを清潔に保つ効果のあるフレームワークを紹介します。普段からチックタックでネガティブ思考を創造的にポジティブに変えている人であればすぐに使える方法になっています。 ネガティブ思考とポジティブ思考の間にアレを挟む紹介するフレームワークは、「ポジティブ思考フォーミュレーション」と呼ばれています。名前から察するに、ポジティブ思

どうやって挫折を乗り越えて行動力を倍増させればいいのか

新しいチャレンジにに挑戦してみたけどやってみたらむずかしかった…とすぐに挫折してしまった経験はだれにでもあるでしょう。こういう挫折をするとき、よくあるパターンがいきなりむずかしいタスクをこなそうとすることです。 言い換えればこのパターンさえ克服できれば、新しいチャレンジのハードルはガクンと下がります。ぼく自身、このパターンで挫折した経験が何度もあるので、今回はこの挫折への対処方法をご紹介します。 こんなやり方で成果は出ないたとえば、筋トレに挑戦したい初心者が、いきなりベン

他者からのフィードバックをマインドフルに受け取る方法

フィードバックを受けるのはありがたいんですけど、自分にとって不都合なフィードバックは聞かないふりをしたくなりますよね。とは言いつつも、賞賛や批判を含めて適切にフィードバックを受け止めなければ、成長につながりません。 今回紹介するフレームワークは、そんな感情を上手に管理しつつありのままを受け止めるためのツールです。感情的な印象を減らし、マインドフルな印象を増やします。 フィードバックを4つの分類に分けるフィードバック分析のやり方はカンタンで、 1.想定内なポジティブを書き

不安を感じたきにチェックすると安心する画像がこちら

不安をずっと抱えているのは体に悪いのは直感的にわかるように、不安と上手に向き合うスキルは超大事だと思ってるんですね。ただ向き合う方法というか対処するのはむずかしいものです。 そこで不安予防に参考になったのが「不安の決定木」と呼ばれるテクニック。参照は以下のパレオチャンネルの記事です。 不安を感じたらここで記載されているフローチャートを見るか思い出すようにしたら、いい感じに気持ちが落ち着くのを実感できました。のでこの記事でも不安の決定木をちょっといじった「不安予防フローチャ

今すぐ仮説思考の質を上げてくれるとある実験をご紹介

人生を豊かにするためには、仮説を持った行動の数を増やす必要があると考えています。「こうなんじゃないか?」とひらめいたアイデアをしっかり実行に移し、その結果から何かを学び取ること。 この繰り返しが人生の色を豊かにするのは間違いありません。ただどのように仮説を持って行動すればいいかわからない場合もあると思うので、そんなときに使えるフレームワークをご紹介します。 小さなアクションを増やす「行動実験」これから紹介するフレームワークの使い方はカンタンで、いくつかの要素を上から順番に

これを形成したおかげでいまの自分の生き方が明確にわかりました

仕事をする自分、友だちと遊ぶ自分、1人で考えている自分、どれも同じ人物ですけど、そのときそのときで役割は違いますよね。この役割という考え方を日々の生活に取り入れると、メリハリのある生活ができると気付いたので詳細について解説していきます。 ずっと仕事について考えたり、逆にプライベートのことばかり考えるような時間が減っていくはずです。 役割を可視化する「ライフキャリアホイール」メンタリストDaiGoさん著書、「記録の力」にライフキャリアホイールという記録法があります。これは長

これをやれば行動できない恐怖に打ち勝って前進できる

失敗が怖くて行動できない…って悩みはだれもが抱えているでしょう。個人差はあれど失敗を意識して動けなくなる状態はよくあります。 とは言いつつもその失敗への恐怖を上手に管理しなければ、いつまで経っても転職はできないでしょうし、誰かと付き合うこともできません。 そんな縮こまっちゃうときに失敗への恐怖を管理するフレームワークを紹介します。 葛藤をマネジメントしようここで紹介するのは、「葛藤マネジメント」と呼ばれるフレームワークです。 やり方はカンタンです。 1.行動しなかっ

新しい行動を始めるためのステップがわからない人へのアドバイス

noteを書いたり、podcastをやったり、youtubeで発信してみたり、初めは誰もが未体験。そこから既知体験に移動していきます。 ではどのようにして、未体験→既知体験に移動させていけばいいのでしょうか。この「→」に行うことは具体的に何でしょう。この疑問について考えていきます。 これから新しいことを始めたい人、すぐに何かを挫折してしまう人のお 役に立てれば幸いです。 未体験→既知体験への3ステップ ぼくがnoteやpodcast、youtubeを始めたとき、既知体

どうやってクリティカルシンキングを日常生活に活かせるのか

クリティカルシンキングが大事!って話はよく聞きますけど、その思考を行うための第一歩は不明瞭だったりします。じゃあなにすればいいの?となりがち。 そんな困ったときにおすすめなのが、こちらのTEDトーク。批判的思考を上手に行うためのフレームワークを紹介してくれています。 批判的思考に近づく5段階 批判的に考えるとは言い換えると、自分の頭で考えてマインドフルに思考するということです。何も考えずに意思決定するのではなく、あらゆる要素を考えた上での意思決定をするための思考です。

この考え方で生きると人生が捗る説を確証できる思考法

「より良い未来を創っていきたい」「現状をより良くしたい」 と考えているのであれば、必ず役に立つフレームワークを紹介します。ふだんからこのフレームワークを意識して行動している人も多いでしょうが、言語化されるとさらに使いやすくなうはずです。 そのフレームワークとは、「as is/to be」です。 before→afterで問題を考える 「as is/to be」とは、一言で説明すると、今と未来の過程をイメージするフレームワークです。 as isが現在、to beが未来で