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新しい行動を始めるためのステップがわからない人へのアドバイス

noteを書いたり、podcastをやったり、youtubeで発信してみたり、初めは誰もが未体験。そこから既知体験に移動していきます。

ではどのようにして、未体験→既知体験に移動させていけばいいのでしょうか。この「→」に行うことは具体的に何でしょう。この疑問について考えていきます。

これから新しいことを始めたい人、すぐに何かを挫折してしまう人のお 役に立てれば幸いです。

未体験→既知体験への3ステップ

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ぼくがnoteやpodcast、youtubeを始めたとき、既知体験へ移動したと思えたのは、この3ステップをこなしたからだと考えています。もう少し説明すると、「①発信する→②続ける」を乗り越えて「良くする」までたどり着けると、既知体験へ移行した実感があります。

大事なのは、この3ステップが新しいを既存へ定着させるために必要だということ。言わば、経験値を増やすために必要なのです。

そして3ステップと言っているように、最初から「良くする」の段階へ行くことは不可能です。まずは発信して、それを続けること。それができて初めて、次のフェーズなのです。言い換えると、種を撒いてもいないのに、お花をキレイに咲かせる方法を考えても意味がありません。

車の免許を取る過程にこんなヒントが

たとえば、車の教習所に通うAくんで考えてみましょう。Aくんは車の運転は未経験です。だから教習所へ通い、使い方を習って運転免許を欲しています。

このときに行うべきステップは、ざっくり以下のようなものです。

1.教習所へ行き、インプットとアウトプットを行う
2.1を継続する
3.試験を受ける
4.実際に免許を取り、運転技術を伸ばしていく

このステップは、新しいことを始めるときにも参考になります。1と2は、「発信する」と「続ける」ですし、3と4は「良くする」段階ですよね。このように新しいことを始めるには、最初に説明した3ステップを通るのが理想です。

もしAくんが、車の運転方法を知らないのに、運転技術を伸ばす方法を考えていたらどうでしょう?車の運転に慣れていないのに、上手に車庫入れする方法を調べていたら?

まだ初心者のAくんには、不要な知識ですよね。それらを調べるリソースがあるなら、まずは試験を受けるための修行を行うべきでしょう。

教習所を例に出したのは、新しいことを始めるための全体像が掴みやすくなるからです。未体験を既知体験に変えて経験値にするには、この3ステップが必要であり、どの段階にいるかでやるべきこと/やらなくていいことは変わります。

ステップごとの「やること・やらないこと」

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この表は、ぼくが新しいことを始めるときに意識していることです。3ステップごとに、やることとやらないことを洗い出しました。ちなみにMECEで考えるのは無意味だと思うので、大事な要素だけをリストにしています。

というのも、この3ステップのtodoは、本人の意思や環境により変わるので、具体的なtodoまでは考慮に入れていません。ここでは1例として考えてください。

「発信する」のやること・やらないこと

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たとえば、新しくやることを決めたら、それを行うためのスケジュールを確保しなければいけません。車の免許を取るには、練習する時間を確保する必要がありますよね。気合で免許が取れるわけではなく、しっかりとした計画が必要なのです。

スケジュールを確保していないのに、「どうやったら車の運転が上手くなるかな?」と考えるのはただの妄想でしょう。

逆にやらなくて良いこともあります。たとえば、それを行う理由です。人は理屈的に理解したり、感覚的に理解したり、いろんな理解の仕方を使いますよね。

ジェットコースターが怖そうだから乗れなかったけど、乗ってみたらサイコーに楽しかった!という話はよく聞く話。言い換えると、百分は一見にしかずなのです。やってみなければわからない価値があります。

だからこそ、やる前から理由を考えすぎているとそもそも新しいことを始められないのです。

「続ける」のやること・やらないこと

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発信するためのやることとやらないことをクリアしたら、次のステップに進みます。ここで大事なのは、まずは続けるための施策を打ち続けることです。

「量が質に転化する」と言われているように、まずはやり続けて慣れる必要がありますよね。

ぼくはこのときのステップでのスタンスを

まずやり続ける。話はそれからだ!

と考えるようにしています。「発信する」で行ったことを続けるための施策を考えることだけに焦点を当てるのです。なぜなら続けられなければ、良くなれないからです。単純な理屈ですよね。

きれいな花を咲かせる方法を考えたいのであれば、まずは土に水をやり続ける習慣が必須。これがなければ、ただの妄想になってしまいます。

「良くする」のやること・やらないこと

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発信し、それを続けられたら、やっと「良くする」へ移動します。ここで初めて戦略的なことを考えていきます。

このステップでの注意点は、続けるを意識しすぎたり「なに」ばかり考えすぎないことです。たとえば、続けるの段階で「3ヶ月間、毎日noteを書くぞ!」と決めるのは良い目標です。しかし3ヶ月過ぎたのであれば、次はそのnoteを良くする方法を考えなければいけないのです。

「良くする」の段階に行っているはずなのに、「続ける」ための行動をしても経験値にはなりえません。自分がどのフェーズにいるかで、todoの優先順位は変えていく必要があるでしょう。

目の前のことをまずはこなしていこう

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今までの話をまとめると、このようになります。

1.なにをやればいいんだろう?
2.どのように続ければいいんだろう?
3.なぜやり続けるんだろう?

新しいことを最速ではじめつつ、挫折しないようにするには、このステップを踏むのがいいとぼくは考えています。

大事なのは、未知から既知へ移動するにはステップがあり、このステップをクリアしなければ前進できない点です。それさえわかれば全体感も理解しやすいでしょうし、気持ちの踏ん切りもつきやすくなります。

ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、テキストだけでは補完できない部分はyoutubeで解説しています。こちらもぜひご覧ください!

https://youtu.be/2GCFGWwDaTM



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