幸せな選択を選ぶ精度を上げる方法
人生は選択の積み重ねで決まると考えているんですけど、自分がどんな選択をしたか覚えてないケースってわりと多いんですよね。ただその選択を忘れると自分が何に興味を持ち、どんな行動を起こしたのか、ちゃんと把握できません。
この問題を解決して自分の選択を可視化する方法を紹介します。
幸せな選択をする確認する方法
それは「1日再構成法」と呼ばれる手法を使うこと。
上の著書で紹介されている手法でして、経済学者のポールドーランさんが提唱したもの。
この手法を一言で説明すると、
自分が幸せを感じた選択がどれか判断するために記録し続ける方法。
僕たちが何にどんな幸せを感じるかは、自分の選択によって決まり、かつその選択は振り返ったときにわかります。だからこそ上手に選択を記録し、幸せな選択とはなにか、確認する必要があるのです。
自分にとって価値のある選択を見極める
「1日再構成法」のやり方はいたってシンプルです。
1.開始時間
2.終了時間
3,やっていたことの内容
4.誰とやっていたか
5.得られた快感(1~10)
6.感じたやりがい(1~10)
自分が選んだ行動を1つ選んで、以上のリストを埋めていくだけ。
たとえば友人とご飯に行ったとしましょう。帰ってきてからこちらを埋めてみます。
1.開始時間 19:00
2.終了時間 22:00
3,やっていたことの内容 居酒屋でお酒を飲みながら愚痴を言った
4.誰とやっていたか 友人A、B、C
5.得られた快感 4点 モヤモヤが晴れてスッキリ
6.感じたやりがい 2点 愚痴を言う会に3時間と5000円は高すぎたかも
この記録法の面白い点は、快感とやりがいを分けている点でしょう。直感的な楽しさだけでなく、客観的な価値にも意識を向けているのです。後から自分の選択を見直してみると、快感は8点だけどやりがいは2点のような選択があることに気づきます。
そして片方の点数が高くても満足感は低いのです。逆にどちらも高い点数であれば、満足度も高くなります。
このように自分の行動を「1日再構成法」で記録し続けていくと、自分のどんな選択が幸福度を高めてくれているのか判断できるようになります。この判断を繰り返すことで、自分の選択の精度を高められるのです。
自分の選択の精度を高めたくなったら、ぜひ試してみてください。手軽にできて効果はバツグンです。
読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。