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逆境の克服に使える「あの力」を高める方法

自分にはできる!と自信を持てることはすばらしいことです。いかなる逆境を突破するにも、この感覚は必要になってくるでしょう。言い換えると、「自己効力感」と呼ばれる感覚です。

今回は、この自己効力感を高めてくれる4つの要因をご紹介します。フレームワークとして使用していただけると、逆境に打ち勝ちたいときに威力を発揮します。

どのように自己効力感を高めるのか

今回紹介する自己効力感を高めてくれる4つの要因は、スタンフォード大学の心理学部教授、アルバート・バンデューラ博士が提唱しているものです。

その4つ要因とは以下です。

1.実体験
2.ロールモデル
3.フィードバック
4.進捗

厳密にはもう少し抽象的な概念で説明されているのですが、具体的に落とし込むとこの4つに行き着くとぼくは考えています。この4つを上手く満たせれば自己効力感は高まりやすくなるのです。

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逆境を乗り越えたいときはこの4つを意識する

この4つが自己効力感を高める理由

自己効力感とは要するに、「なんかいけそうな気がする!」を自信を持って言えるかどうかの尺度です。効力が強ければ強いほどアクティブな行動をしやすくなるわけですね。そしてそのアクティブさを高めるために必要なのが、今紹介した4つの要素です。

1つ目は実体験。苦手なことや不安なことは、いったんやってみるだけで強烈な印象に残ります。たとえば筋トレをやってみようか迷っているのであれば、1度ジムに行ってみればいいのです。そのあとにほんとうに始めるかを考えればいいわけですよね。

実体験が重要なのは、小さな成功体験を繰り返しやすいからですね。高いところまで行くには1つずつ階段を登るしかありません。そして登るには実体験が必要なのです。

2つ目はロールモデル。自分が理想とする未来を追い求めることです。未来ではなく、人や環境でもOK。大事なのは自分にとっての理想を追い求めていくこと。そうすれば自己効力感は高まっていきます。

筋トレで言えば、アーノルド・シュワルツェネッガーさん並にマッチョになるぞ!と決めるとかですね。(超むずいですが)

3つ目はフィードバック。言い方を変えると励ましです。ジムに通い始めたことで友人たちから、「胸板厚くなったんじゃない?」なんて言われたらトレーニングをはかどりますよね。筋トレを続ける意思が薄れていたとしても、前向きなフィードバックを受けると忍耐力が発揮されます。

4つ目は進捗。やろうとしていることが継続的に進んでいる感覚を得るだけでもぼくたちの自己効力感は高まっていきます。これは筋トレのような個人プレイだけでなくチームプレイにも当てはまります。会社であればチームでうまく連携でき、サクサク仕事が進むと気持ちがいいですよね。

お互いに助け合いつつ、前進するのはもっとがんばろうと思えるきっかけになります。

具体案をこの表に入れ込んでいく

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この4つの重要性がわかったら、あとはこの表に1つ1つを実感できるtodoを入れていけばOK。筋トレで言えば、ジムに行ってトレーニングをしてみましょう。理想の体型の人を探したり、筋トレ仲間を作るのもGOOD。そして進捗を記録して振り返りに使います。

このように4つの要素を満たそうとするだけでも、逆境に打ち勝ちやすいメンタルは作りやすくなるのです。

自分が逆境に負けそうになったときは、この4つの要素を思い出して埋めるようにしてみてください。気分が変わってくるはずです。

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逆境に打ち勝つための「自己効力感」を高める4つの要素

読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。