これをやれば行動できない恐怖に打ち勝って前進できる
失敗が怖くて行動できない…って悩みはだれもが抱えているでしょう。個人差はあれど失敗を意識して動けなくなる状態はよくあります。
とは言いつつもその失敗への恐怖を上手に管理しなければ、いつまで経っても転職はできないでしょうし、誰かと付き合うこともできません。
そんな縮こまっちゃうときに失敗への恐怖を管理するフレームワークを紹介します。
葛藤をマネジメントしよう
ここで紹介するのは、「葛藤マネジメント」と呼ばれるフレームワークです。
やり方はカンタンです。
1.行動しなかったときのメリット
2.行動しなかったときのデメリット
3.行動したときのメリット
4.行動したときのデメリット
以上の順番で書き込んで、行動する/しないのメリット・デメリットを把握するだけ。
図にするとこんな感じですね。
例:上司に文句があるけれど言えない
使用例として、会社の上司に文句を言いたいけれど怖くて言えない、という状況で「葛藤マネジメント」を行ってみます。
1.行動しないメリット
何も言わなければ怒られなくて済みますし、現状を維持できます。
2.行動しないデメリット
仲が深まりませんし、ストレスとは溜まり続けます。
3.行動するデメリット
関係が悪くなるかもしれませんし、逆に文句を言われる危険もあります。
4.行動するメリット
現状が良くなっていくかもしれませんし、意思疎通ができます。
図にすると↓↓↓こんな感じ。
ネガティブだけに目を向けない工夫が必要
当たり前の話ですが、どんな行動にもメリットがあればデメリットがあります。得るものもあれば失うものもあるんですけど、失敗への恐怖を感じている場合、人はネガティブな結果に意識を向けがちになります。
色んな人の悩みを聞いていると分かる通り、その悩みの解決策はわかっているんですが、ネガティブな結果を意識しすぎて動けなくなる人がほとんどでしょう。
たとえるなら、虫歯になっている事実は認識しているのに、歯医者での治療が怖くて行動できないような状態です。虫歯を直せばQOLは上がりますし歯の健康も損なわずに済むのに、です。
だからこそ「葛藤マネジメント」でメリットもうまく意識できる仕組みが必要なのです。言い換えると、自分の行動を客観的に考える視点です。メリット・デメリットを洗い出すとわかりますが、失敗への不安はグッと減るはず。
というのも、ぼくたちは他人の問題はスムーズに解決できるように、客観的に物事を見れたほうが解決しやすくなるんですよね。自分の行動も客観的に見れれば、自分にとって最適な行動を起こしやすくなります。
ぜひ、「葛藤マネジメント」を使ってみてくださいー!
動画での解説はこちら↓↓↓
読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。