ネガティブ思考を賢くポジティブ思考に変換する方法
以前、ネガティブな思考をポジティブに変えてアイデアを生み出す「チックタック」という創具を紹介しました。
今回はこのフレームのグレードアップ版であり、メンタルを清潔に保つ効果のあるフレームワークを紹介します。普段からチックタックでネガティブ思考を創造的にポジティブに変えている人であればすぐに使える方法になっています。
ネガティブ思考とポジティブ思考の間にアレを挟む
紹介するフレームワークは、「ポジティブ思考フォーミュレーション」と呼ばれています。名前から察するに、ポジティブ思考をちゃんと調査しよう的な意味合いが強いフレーム。
その名の通り、ポジティブ思考をするのはいいんだけどちゃんとできてる?をチェックしてくれるのです。よくあるのが根拠もなくただただポジティブに考える行為。これは現状から目を背けているだけなので、その場しのぎに気持ちよくなっているに過ぎません。
大事なのは、なぜそのようなポジティブな思考になるかを自分が理解できているか。この理解を促すには、ネガティブとポジティブとの間に「客観的な事実」を挟む必要があります。
ちゃんとポジティブに考えるメリット
このフレームワークが有効なのは、不透明な先行きに対してもポジティブな姿勢を養えることです。そもそも楽観レベルが高い人は人生をうまくくぐり抜けてる感じがしませんか。現状を把握しつつ楽観的に考えられる思考マインドは、それだけで大変有効なのです。
とは言いつつもすぐにネガティブ思考をポジティブ思考に上手に変更するのはむずかしいですよね。なので最初はネガティブ思考を創造力に変える「チックタック」を行ってから、こちらのフレームを利用するのがおすすめです。
まずは「自分のネガティブ思考を認知することから初めましょう。思考のクセはそうかんたんには治らないですからね。
ポジティブ思考フォーミュレーションのやり方
ステップは3つあり、とてもかんたんです。
1.ネガティブ思考を書き出す
2.そのネガティブ思考の客観的事実を書き出す
3.ポジティブ思考を書き出す
まず1でネガティブ思考をリストアップし、そのリストアップした思考を理性的な頭で分析します。その分析結果からどのようなポジティブ活動ができるかを考えるのです。
この3ステップで大事なのが、理性的な思考を挟む点です。「この内容は理にかなっているか?」「自分中心になってないか?」などなど、相手の立場になって考えてみるのです。
たとえば、「同僚のあの人がキライ」というネガティブ思考が生まれた場合、なぜキライなのか?その理屈は正しいのか?を検討します。
-不誠実なのはまちがいないけどやさしい面もある
-相手も余裕のない状態だっただったのかも
といったん理性を挟むだけで、ネガティブな思考への不安や問題意識が減るのがわかります。
そしてその事実をもとに、どのようなポジティブな行動ができるか考えればいいのです。
-こちらから慰めの言葉をかけてみる
-相手の相談に乗ってみる
のように、考え方をポジティブにしていけばいいのです。
ネガティブ思考に立ち向かうときの心得
それは、理性的な思考を必ず挟むこと。ネガティブな思考をすること自体は問題ではなく、そのネガティブ思考をテキトーにポジティブ思考に変換するのが問題なのです。「とりあえずなんとかなるだろう」でなんとなかる話は思いの外少ないので、妄想ではなく現実を考える必要があります。
ですからネガティブ思考に悩んだときは、ぜひポジティブ思考フォーミュレーションを実践してみてください。
良い意味でのポジティブ思考が身につきやすくなるはずです。
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読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。