見出し画像

これを形成したおかげでいまの自分の生き方が明確にわかりました

仕事をする自分、友だちと遊ぶ自分、1人で考えている自分、どれも同じ人物ですけど、そのときそのときで役割は違いますよね。この役割という考え方を日々の生活に取り入れると、メリハリのある生活ができると気付いたので詳細について解説していきます。

ずっと仕事について考えたり、逆にプライベートのことばかり考えるような時間が減っていくはずです。

役割を可視化する「ライフキャリアホイール」

メンタリストDaiGoさん著書、「記録の力」にライフキャリアホイールという記録法があります。これは長い人生をどう生きるかに悩む人に使えるフレームワークで、自分にとって最適なワークライフバランスを作るときに便利な考え方。

この中で出てくるのが、ライフキャリアホイールを行う上で考えるべき人生の8つの役割です。人は人生でこれらの役割を担っているので、どの役割をどの割合で使うかを考えるわけです。

1.子ども
2.学生
3.余暇人
4.市民
5.職業人
6.親
7.配偶者
8.ホームメイカー

これら8つを人生の役割とし、現状と理想を洗い出すのが、ライフキャリアホイールという記録法です。

ぼくの現状をざっくり見てみましょう。

画像1

睡眠時間を削った時間での役割なので、仕事が半分あり、残りで人間関係や遊びに使っている状態です。

現状を洗い出したら、このキャリアホイールを自分の理想の割合に変更すればOK。

現状はこんな状態で、だからこういう不満がある。であれば〇〇をすれば解消するのでは?

と考えるスキマができますよね。

あとは5年後でも10年後でも、自分に合ったキャリアホイールを考え、ソレに向かって努力していけばいいのです。

画像2

ちなみに理想の役割分担はこんな感じ。仕事を10%減らして親としての役割りを増やし、それでいて学ぶ時間(学生)も増やしています。

ここまでいけるといろいろ解決しそうなんですよね。

「ライフキャリアホイール」を作ると今の役割りを認識しやすくなる

なぜライフキャリアホイールをここで説明したかと言うと、未来のモヤモヤを消すためだけでなく、現状の役割りを明確に把握するためです。

ぼくはこの記録法を試してから、「今の役割りはなんだ?」と自問するようになりました。仕事中であれば職業人ですし、休日のゆっくりした時間中は余暇人です。

かつ、足りない役割りはなんだ?とも考えるようになりました。職業人にばかり時間を使っていて、学生(つまり学び)の役割を担えていない問題にも気づけます。

子どものように無邪気に遊ぶ役割もありますから、いつ、どこで、どのようにその役割を果たそうか?と考えることができるのです。

このように今の自分の役割りを認識することで、何をするべきか、そして何をやめたほうがいいのかが明確にわかります。配偶者と一緒にいるときに職業人がやることを始めるのはおかしいですし、逆もしかりですよね。

現状の割合があり、その割合を理想に変えていきたいと考えているのであれば、役割りを意識するだけでだいぶ行動が変わります。

8つの役割は相互作用がある

この役割のおもしろいところは、1つ1つの役割が独立しているのではなく、相互に交わっていることです。職業人の役割を担っているからと子どもの役割を忘れる必要はありませんし、逆に学生の役割を担っているときは、職業人の役割を覚えておくとインプットの質は上がるはず。

このように自分の今の役割を認識しつつ、具体的に何をすればいいかを考えるだけでも、目的意識を忘れない姿勢が身につきます。

ぼくがこのやり方にしてもっとも良かったのは、仕事を終えてからの夜の時間です。いままで仕事をしていたので、夕食を食べているときも仕事のことを考えがちだったんですけど、夕食の時間はホームメイカーと子どもの役割を担うと決めてから、仕事がちらつく機会はだいぶ減りました。

ぼくはこの現象こそ、メリハリのある生活だと考えています。

なので「人生の役割」という切り口で人生を俯瞰してみると、色々発見がありますから、ぜひ試してみてください〜。おすすめ。

ライフキャリアホイールの動画解説を今すぐ観る↓↓↓

人生の役割を明確にする「ライフキャリアホイール」フレームワーク

読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。