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記事一覧

変わる地方行政、変える地方議会   中邨章 教授

参考「シビル・ソサエティとみのもんた症候群」『災害補償』 V.503.

【論点整理】

1.政治行政不信の国際的動向と日本の状況
2.地方行政の世界的評価―シナジー効果
3.地方政治の課題―議会改革
4.地方行政のあたらしい地平と政策創造

Ⅰ.政府・自治体への不信感

A.国民の政治不信

B.政府への信頼低下

C.納税者の公務員不満

D.シビル・ソサイエティ論の台頭

[グラフ資料]

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寄生:異種生物という環境における生存戦略

(2008年12月14日)放送大学大学院 総合文化プログラム(環境システム科学群)  生命環境科学Ⅱ('08)-環境と生物進化-

寄生者である微生物が、乗り換えたい宿主に喰われやすくするため元の宿主の形質を派手にしたり行動様式を変化させ狙われやすくするという。

寄生者にとっては、宿主生物の体内こそが生きていく環境である。

寄生者と宿主の間にみられる高度な相互作用、そして巧妙な駆け引きや生存戦

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平成24年度 放送大学 前期 総まとめ

[視聴してよかった講義]

★★★放送大学 大学院 人間発達科学プログラム 学校臨床社会学('07) 第12回 青年期とジェンダー 担当講師:多賀 太(関西大学教授) ひとこと:男性がご自分でご自分を追い込んでいるときに、ご視聴されることを期待します。 ☆☆☆☆☆放送大学 教養学部 専門科目 自然と環境コース 第3回 飼育、養殖される動物たち 担当講師:松本 忠夫(放送大学教授) 第4回 動物の子

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スターンの発達論

1990年代~

臨床乳児、観察乳児←訪れるクライアントから想像、非観察乳児

1985 『乳児の対人世界』 ←心の構造が組織化(オーガナイズ)されてくるんだ!

≪自己感の組み立てのお手伝いをする=感情の調律≫

~2ヵ月 新生自己感

EX)あっ、あれが鳴ったー。あっ、光っているー

2~6ヵ月 中核自己感

EX)おなかすいたー。オムツが汚れているー。

⇒【自分】がいる。お母さんとは別とい

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マーラーの分離個体化説

1970c~一世風靡 BPD(ボーダーラインパーソナリティディスオーダー)を説明するのに、非常にclear cutだった。

1972『乳幼児の心理的誕生』当時考えたのは、M.Mehler

生後 1~2ヵ月  自閉の状態3ヶ月over~6か月

【正常な共生期(ふたりでひとり!)】

母親がわかってきて母親と一体になっている感覚

×→アンビバレントな共生期、問題あり。ほんとうには任せ切れな

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ウニコットの理論

D.W.Wnnicot 英国独立学派

環境要因『子どもと家庭』自分はSW

乳幼児と母(現実の母)との関係重視依存の在り方

ほぼよい母親 good enough mother (成長を促す主な環境)

→平凡な母親のこと。何のせいかよくわからないけど、いなくなっている。

母親の労働、都市化…

では、逆にgood mother はなぜ×?成長を阻害するのか?

×全部やってあげる環境、×お世

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境界例 (臨床心理学) 注意!かなり古いノートです

理解するのに配慮が必要概念がどういう風に現れてきたのか、その特徴は?そもそもは、病態水準        

精神病(レベル)←訂正不能≪境界≫『了解可能』かどうか?       

神経症(レベル)←発症の過程で聞くとなんとなくわかる気がする

【古典的捉え方】

精神分析☆自我心理学☆自己心理学

★【対象関係論】→M.クライン、ウニコットフロイトのエディプス期、抑圧以前の防衛機制⇒原始的防衛機

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読解するための基礎知識

★大脳新皮質発生的・進化的に新しい脳。知識や思考、判断などの高等な知的能力を受け持つ。

★大脳辺縁系(扁桃体、分界条、視床下部など)発生的・進化的に古い脳。生きていくために必要な原始的な本能や情動の役割をもつ。進化の過程で古くからあるので、ヒトを安定させるために優位に立ちやすい。

*扁桃体…「畏れ」喜怒哀楽の感情をつかさどる。*視床下部…「怒り」感情の変化を行動や内分泌系などの変化として身体的

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精神保健福祉援助技術各論 (技法や推薦図書等)

3 浄化法 catharsis

対象=禁欲的・自己制御的な人自分の気持ちの多くが抑制抑圧されていることに気付かない

身体に症状(コンバージョンヒステリー:皮膚、袋状のところ、血管上、筒状)↓中>≪表面上≫働きたい!→≪裏≫言われるように働きたくない

自己決定:人間の複雑な気持ちを統合したうえで決めること。全部吟味した上で“それではどうしましょうか?”というようにしましょう。・額面通りにやって

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「あなたを不幸にする恋人の見分け方~あの犯罪心理学者がデートDVを斬る!」



◆講師:法政大学 文学部心理学科教授 越智啓太氏
◆日時:2012年12月5日(水)
◆講演:18:30~19:30 質疑応答:19:30~20:00
◆場所:法政大学市ケ谷キャンパス 外濠校舎 S205教室

≪講義内容≫
①モノアミン酸化酵素aの欠如型、ADHDジャイアン型
②海馬委縮、辺縁系および扁桃体体積の少ない被虐児、ADHD、反抗挑戦性、BPD
③自己愛性人格障害、自尊心の肥大化

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放送大学特別講義 アディクション~その現実と回復への支援~

放送大学特別講義 アディクション~その現実と回復への支援~

担当講師:松下年子(埼玉医科大学教授)

【アディクションは家族の病である】

…(中略)また、アルコール依存症によって仕事がしづらくなって本人の社会的生産性が低下します。

その家族も経済的・精神的に巻き込まれていきます。

アルコール依存症に限らずアディクションが「家族の病である」とも言われる所以です。 また、「家族の病である」も

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心理カウンセリング序説 (’09) 第14回 死(放送大学)

テーマは「死」
「性」や「力・権力」が、人間にとって、そして、「カウンセリング」にとって、最重要なテーマであるのとまったく同様に、「死」というものもまた、人間にとって、カウンセリングにとって、最重要テーマのひとつと言えよう。フロイトもユングも「死」と集中的に取り組んできたし、そして、カウンセリングの実際においても、「死」は常に私たち人間が「向き合う」ことを要請する。(シラバスより引用)

【キーワ

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看護ケアの倫理学(’09) 服部 健司 (群馬大学大学院医学研究科教授)

2回 医療における倫理的原則
「ヒポクラテスの誓い」を嚆矢とするローカル色強く師弟継承的な誓約は、時代下るとともに同業職能集団の自己規定的な内視へと発展してきた。現代にいたって、そこに医療を受ける側の人々の権利という視点が導入されることとなった。医療従事者ばかりでなく、市民、法学者・司法者や行政者、そして倫理学者が望ましい医療のあり方を模索し、これまで実に様々な倫理的な綱領、宣言、原則が提出されて

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