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私にとってのこの会社・みんなにとってのこの会社(オープン社内報)

先日はVISIT東北カンファレンス(社員総会)への参加、
本当にお疲れ様でした。
現場を回すメンバーもいるので、
全員参加とはいきませんでしたが、
丸森町に集まれて嬉しかったです。
今日のオープン社内報では、
当日お話したことをすべてではないですが、
サマリーとしてまとめたいと思います。
この会社が存在する意味を、
パーパスやビジョンを取り上げお話しました。
読んでいただき、
あらためてご自身がこの会社にいる意義、
考えてみていただけたらと思います。

パーパスの再説明

VISIT東北グループパーパス

「志を持つ人」とは、
自分であり、
これは全ての起点となります。
私であり、あなた達であります。

もう一人の「人」は、
一緒に働く仲間であり、
パートナー企業、
クライアント、
地域、社会、であり、
この範囲がどんどん拡大していきます。

「ハッピーな未来」とは、
自らを満たし、
他に貢献する人達
その人たちの
笑顔の連鎖であり、
今の一秒後から、
人類が続く限りの時間を指します。
そんな未来を創ります。

私たちVISIT東北グループは、
主体者であり、
社会課題解決が加速され、
今は、様々なステークホルダーから、
継続を望まれる存在となっています。
持続可能な組織に変革を遂げ始めています。

これが、私たちVISIT東北グループの
目的であり、存在意義です。

今期スローガン

今年のスローガン

今期のスローガンは「自分を愛そう」です。
パーパスの一番初めに記載がある
「志を持つ人」の部分を自分と定義します。
その「自分」を愛するということはどういうことか?

全ての起点となっている、
自分自身を良く知ってほしい。
起点なのだから深く理解が必要です。
そういう意味で設定しました。
意外と、自分はなぜ働いているのか?
理解しておらず働いている人もいたりしますので。
(生活するためとか。うちの会社にはマッチしません。)
ここでは、私の事例を紹介しました。
ちょっと熱め・厚めにご紹介します。

私が起業した理由・経営する理由

最近は、EOやアチーブメント社の研修などでインプットし、
自問自答(アウトプット)を繰り返しています。
私は、愛、超越、希望という3つのパワーワードを持っています。
これはおそらく幼少期に形成されたんだと思います。
それくらい過去からしっくりくるワードです。
その3つのパワーワードを持つ齊藤良太が、
どのように自分を愛するのか?
自分自身がなぜやるのか?
だれのためにやるのか?
これを深堀します。

私は職業「起業家」です。
起業家齊藤の志とは何か?

起業した時、
私の初心を思い出しました。
その時はハッキリと、
2つの初心がありました。

一つ目は、私を満たす。です。
まだやれる。
サラリーマンでは自分に蓋をしてしまう。
もっとやれる。
もっとやりたい。
自分でチャレンジしてみたい。
そんな欲求が沸々と湧き出ている感じでした。
それが何か?
正直ロジックではお話できませんが、
自分の渇きを潤したい願望がすごかったです。
過去の自分を超えてやる!
って初心だったと思います。

二つ目の初心は、
地元の東北に貢献するためです。
地元が東日本大震災で被災し、
私自身も偶然311の日に
地元に帰っていたという偶然もあり、
パラダイムシフトが起こりました。
自分を投げうってでもやらねば。
烏滸がましくも地元を助けたい。
そんな感情がものすごく強かったです。
地元東北を盛り上げたい!
これが2つ目の初心です。

この2つの初心という
原動力が私を突き動かします。
更には、最近もう一つの原動力を持つようになりました。
それは、
仲間や身近な人へ「感謝」を伝えたいという願望です。

設立から3~4年は順調に会社も成長してきました。
しかし4年後半くらいから歯車が合わなくなってきました。
本社がある宮城県丸森町を襲った台風19号で大きく被災し、
そのまま病原菌による混沌時代に突入し、
主戦場の観光ビジネス、飲食ビジネスは散々な結果となり、
それに応じて、
従業員50人近くになっていた社内組織
にも大きな乱れが生じました。
全ての責任を受け止めつつも、
受け止めきれず、
私の心と身体はズタボロになりました。
そんなポンコツな私でも、
今ここに残ってくれている
仲間達に支えられて今があります。
完璧ではありませんが、
しっかり前を向いて進めている感覚を持てています。
戦略・戦術・組織・ファイナンスの歯車が、
しっかりかみ合いつつある状態になっています。
もう一つの原動力は、そう。
感謝の力です。

私にとって、志を持つ人=自分とは、
この3つの原動力を持って、
この会社を必ず成功に導きたい。
というものです。
①自分
②東北
③感謝
これが自分の志なのだと思います。
ここ最近、徹底的に自分に向き合いました。
自分を愛してあげました。

今期テーマの自分を愛そう
というのは、
このVISIT東北グループにて、
自分が働く意味。
「志を持つ人」の深堀を意味します。

私は、これを深堀できて、
ものすごくモチベーションを上げることができました。
みんなは、
VISIT東北グループにて、
誰のために、何のためにやっているのか?
考えてみる1年にしてみてください。

ベストわっしょいカンパニーとは?(グループビジョン)

VISIT東北グループビジョン

VISIT東北グループは、
ベストわっしょいカンパニーを目指します。
人と人が協力しあい、
一人では成し遂げられないことをチームで達成します。
一人よりも、二人、二人よりも三人。
人数は多ければ多いほどパワーアップします。
下の図に示すように、
WIN-WINの関係地=志を持つ人と人
この輪(和)が最上級になるまで会社を成長させます。
志を持つ人と人の集合体がこの会社です。
そんな仲間とわっしょいするのがこの会社です。

和を背負う=わっしょい。
これがVISIT東北グループのビジョンです。
ベンチプレス100キロを一人で上げるのは難しいけど、
400キロの神輿を4人で担ぐことはできます。
全員が一人一人WIN-WINを意識し、
その線を盤石なものにしていきます。
この輪を圧倒的に、ベストを目指す。
今の状態からは想像できないレベルの、
計り知れないレベルでの会社となっていくでしょう。
私には見えています。ベストわっしょい目指しますよ!

コレクティブインパクトを考える

もう一つ、コレクティブインパクトの話をしました。
事業者一社で進めても限界がある。
行政・NPO等と共に進めることで、
地方創生や社会課題解決へと盤石な体制が創れる。
社員・家族など身近なWIN-WINだけではなく、
パートナー(クライアント・行政等)との連携も強める必要があります。
自分一人だけが勝てばよい。
そういった時代はもう終わります。
個人・組織・社会はつながっており、
個々人の価値観やマインドセットの
変容なくして、
システム的な社会変容は起こらない。
そのように考えます。
ビッグイシューという本をホームレスが売って、
新たな生活として支援するプログラムがあります。
無事社会復帰を果たした元ホームレスは、
残念ながらまたホームレスに戻ることが多いようです。
一度社会を挫折した人間が、
再び戻っても同じ精神状態になってしまうというものです。
それには、行政やNPOのアフターサポートが必要になる。
1プレイヤーだけでは足りないのです。
そういう事例もお話しました。

私たちは2つの機能を動かしています。

【①土壌を耕す】
共創フィールドでの仮説検証により、組織学習を重ね、最もレバレッジの効く「ツボ」を発見する(全社が持つ文脈)
地域フィールドで実践者となり、行政やほかの民間事業者と連携しながら試行錯誤しつつビジネスの成功と課題解決を目指す

【②種を蒔き、水をやる】
個人の成長と貢献(子会社が実行部隊として動いている)
子どもたちの育ちの支援(子育て、探究教育、国際交流などの分野での支援)人の働き方の支援(起業支援、副業・兼業などの関わり方拡張、研修等の支援)心身の健康づくり支援(習慣形成、依存先分散、関係性改善等の支援)

最後に

まずもって皆に感謝です。
本当にラブリーな人たちです。
みんなが大好きなんだよね。マジで。

目的を理解し、
自分を理解し、
そして、共に、
ベストわっしょいカンパニーを創りましょう。

いつもありがとうございます。
感謝!

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