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教育と私(オープン社内報)

先週は、1周年を迎えることができた
株式会社オーナーの活動を
いつもより長めにとりました。
複数の高校へ訪問したり、
面接をしたり、
役員合宿会議をしたりしました。
そこで触発されたので、
ちょっと教育をテーマに過去を振り返り、
そして、
教育に関するコミットメントも書きたいと思います。

幼少期から大人まで

教育はまずは家庭から。
これは間違いないなと今になって気づきます。
親になってから、社会にでて10年くらい経ってからですかね。
遅すぎますね。。。
幼少期から親の愛によって育てられた記憶があります。
幼稚園は親の転勤で幼稚園を転園した記憶は鮮明で、
東京下町の幼稚園で2年間過ごしました。
名前は忘れましたが、
バブル時のにぎわった商店街の息子や、
ミシン販売店の息子など、
友達と遊んでいた記憶も薄っすらあります。
わたしは4月生まれだったので、
背も高く、足の速かったことを記憶しております。
そのためリーダータイプに育っていきました。

そのまま仙台にある小学校へ移り、
興味を持ったことは全部やらせてもらいました。
所謂英才教育的なやつです。
覚えているものだけ。
プール。書道。英会話。サッカー。ピアノ。
学習塾(受験しないのに)
1週間の殆どが習い事で埋まっていましたねw
もちろんハマらないものは辞めましたが、
それでも最低3年は続けたと思います。
字が下手で有名ですが、書道は6年生までやり切ったと思いますw
サッカーも6年間やりましたね。
マルチになんでも幅広くこなす。
という今の性格はここで形成されているのだと思います。
リーダータイプも小学生の時も顕在でしたね。

これも、全て親、家庭での教育だったのだと思いました。
幼稚園も小学校も、
私の親はこのときから意外と放任主義だったというか、
そういう教育をしていたのかわかりませんが、
あまり厳しいことを言われた記憶はありません。
生まれつきリーダータイプだった私が、
何にでもチャレンジできる環境が与えられていた。
幼少期で人格形成はされるというのは、
たしかに頷けるところですね。

中学は、ちょっとヤンチャになり善悪の分別を知り、
高校は、失恋の絶望からの自分自信の無限の可能性を信じ、
大学は、アメリカ留学によって、
視野の拡大・自分の軸の入手を果たせました。

部活は柔道部でしたw

中学~大学は、端折りますがここも濃い期間でした。
しかし、人格は幼少期10歳くらいまでで形成されるので、
その後はまあ自分のスキル磨きみたいな感じだったのでしょう。
それでも親は、高校受験の時もサポートしてくれたし、
高校は行ってからも相談に乗ってくれたし、
大学進学も海外を進めてくれたりしました。
今になって考えると、そのすべてがつながっていて、
素晴らしい教育環境と正しいディレクションをしてもらってたなと、
この事には感謝しかないですね。

大人になってからは、
富士通、マイクロソフトとブランド力ある会社へ就職、転職。
「教育」で日本に力を還元したいと漠然と想いがあって、
どちらの会社も文教事業のセールスやマーケティングを行いました。
ただ、大人の事情(ビジネス)もここにははらんでいたので、
本当に日本の教育をICTで良くしたい!
というよりは、
教育市場があるからICTを売りたい!
というノリが大きく、
いつの間にか自分の気持ちが冷めてしまったため、
マイクロソフトの社内異動で、
別部署へ移っていったのです。
私の幼少期から社会人までは、
常に「教育」
という二文字が自分の周囲を取り巻いていました。
興味はもともと強くあったのでしょう。

子育てをはじめて

社会人になって結婚して、3人の子宝に恵まれました。
一人目の息子は本当に手塩にかけて育ててきました。
親が子どもの教育をリードするのではなく、
親は子どもに教育の環境を与えるのだと思い、
なるべくアドバイスはせずに子育てしてきたと思います。
もう上の子は中学2年生です。
不良にもならず、いい子に育ってるなと思ってます。
今後道を踏み外しても、挫折しても、失敗しても、
自分の力、自分の周囲の力で、解決していけると思います。

自分の子どもを持って、
「教育」を更に真剣に考えるようになりました。
その時私が考えた親の責任とは、
自らの人生を自ら意思決定して生きていける強い人間、
を教育することだと考えました。
自分がそうされてきたように。
家庭の教育によって、
社会に出てくる人間の質も変わってくるし、
自分は3人の親として、
社会に対して大きな責任を持っていると感じています。

番外編として、一時期の迷いがあったときに、
「放任」=よい教育だと思っていましたが、
今はそう感じておりません。
「放任」は親の責任放棄であり、
自己正当化をするための単なる逃げに過ぎません。
子どもが興味を持ったことを応援する。
そういった環境を準備するサポートは必要だと今は確信しています。

地方創生事業を始めて

そんなこんなで、Uターン起業。
地方創生を軸とした事業を地方で切り拓いていくことになりました。
「教育」を事業では考える必要はないと思いましたが、
思ったよりも「教育」は付きまとう形と相成りました。

私が最初に着手した事業は、
インバウンド観光の促進による地方創生事業でした。
外国人観光客にアレルギーさえ示していた
地域の人々に啓蒙活動をすることからスタートしたのです。
ある意味「教育」と言えるかもしれません。
大人の教育は正直難しいものでして、
これまで生きてきた長さに応じて、
固い固い岩盤が存在しており、
それを打ち破ることは難しかったです。
それが間違いであるとも否定できるものでもないですし、
鶏と卵の駆け引きがずーっと続いていく感じでした。
それでも根気強く進め、
100点ではありませんが、
理解が同じ仲間達と共に、
この市場の開拓・成長に寄与してこれたと自負しております。

こんなイメージの勉強会をこれまで沢山開催してきました。

インバウンド事業でも、
交換留学や海外修学旅行なども手掛けていきました。
これを見ていて、
「あー。やっぱり幼少期の教育だな」
と心から感じました。
脳みそがまだ柔らかい子どものうちに、
グローバルな世界を見せて、
自分で考え、何が真実か?どういう解釈があるか?
など、探究心をガンガン刺激する。
これに尽きるなー。なんて感じました。


中国教育旅行提携先との写真

それにしても、プレイヤーがいない。
もっともっと地方創生市場に主体性、
自分事化しつつ他者を愛せる人が必要と感じました。
私はパッションのみで地方へUターンしました。
自分を褒めるわけではありませんが、
自分みたいな人をどうやれば量産できるのかな。
そんなことを考えるようになったのが、
教育事業を考えるきっかけです。

教育事業構想を開始!

そうだ!子どもの教育を事業にしよう!
2020年の年初に決めました。
前述でもある通り、
大人の教育は難しい。
大人たちのこれまでの人生を否定することもできないし、
それが不正解であるとまでは言い切れない。
では、自分の理想を描き、
その理想に沿って子ども達を教育する必要があるのではないか?
そんなことを考えました。
VISIT東北グループの有志社員3名と共に、
事業構想を深めていきました。
東北グロースアクセラレータープログラムにも参加し、
プランをどんどんプラッシュアップしていきました。
そして、事業化を決めたタイミングで、
佐々木敦斗と出会い、意気投合し、
この事業を進めることを意思決定いたしました。

TGA2021にてオーディエンス賞を受賞


株式会社オーナーを設立!

2021年6月、株式会社オーナーを設立しました。
オーナーのビジョンは

一人ひとりが、自分の人生のオーナーとして輝ける世界を目指す

株式会社オーナー

個が自分のオーナーになり、
そのオーナー達が協力し、
そして東北や社会や世界をリードしていく。
そんな世界ができたらいいなと本当に思います。
事業の事は細かく書きませんが、
本当に革新的ことにチャレンジしていると思います。
ITとかそういう革新ではなく、
人の考えそのものを変えるものなので、
そういった意味での革新的チャレンジだと言えます。
私は、私の時間をこの事業にもっとコミットして、
この事業の可能性を最大化させます。
IPOを視野に入れ、
日本最大級の教育事業に昇華させ、
その後世界へ打って出ます。
その為には目先のことをコツコツと。
課題先進地域である東北地方からコツコツと。
仲間と共に進めていくことをコミットします。

左が販売開始した探究教科書ゲートウェイ・右が共同代表のアツト

共同代表の佐々木敦斗は、
幼少期からの原体験から、
ずーーーーっと教育のことを思い、
そして東北に対する想いも完全に重なり、
ご縁がご縁を結び共に創業することになりました。
彼の想いは以下文章に詰まっているので、
是非ご一読いただければと思います。

彼が描く世界も、
私が描く世界も、
目的は全く同じもの。
目標を複数定めて、
双方向でその目標に向けて応援しあい、
共同代表として、
突っ走っていければと思います。

おわりに

教育とは何か?
それは人生そのものではないでしょうか。
と私は言いたいです。
生まれ育ってから受けた親の愛、
自ら考え選択し続けてきた人生、
時に迷い、修正し、また戻る。
全ては教育という伴走者が私の周りにいた。
そう言えるのではないでしょうか。

皆さんもこれまでの人生と教育というテーマで、
振り返ってみても面白いかもしれませんよ。

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