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フリーランスの生き方はストレスが少ないけれど、不安定で不安はつきない。:エッセイ

クラウドソーシングサイトの登録日を見て、時間経過の早さに驚愕した今日この頃です。

数十年フリーランスだったというわけではありません。ただ、フリーランスとしての働き方に言及できる経歴になったと感じます。

混迷を極める時代でフリーランスの働き方に興味や不安を持つ方も多いと思います。そこであらためて、フリーランスの働き方についてエッセイを執筆することにいたしました。

Webライターとしてこれまで活動してきて思うのは、フリーランスの生き方はストレスが少ないけれど、不安定で不安はつきないことです。総じて、人生の行き詰まりを打破できる希望の生き方であるとも感じています。


フリーランスの生き方はストレスが少ない

会社員時代は、上司や同僚、後輩などの何気ない一言に傷つくことが多かったです。

理由もわからず不機嫌になる上司や、仕事ができて自信にあふれた同僚・後輩がいるだけで、戦意を喪失する毎日でした。

その点、フリーランスになってから人間関係のストレスが劇的に減りました。

私の場合はWebライターを仕事にしたので、基本的に1人で業務に打ち込んでいます。

上司や同僚、後輩がいないため、怒られたり比較したりして落ち込むことが一切ないです。それどころか、クライアントから評価をいただく機会が増えるたびに自信が湧きます。

仕事に関係のない飲み会にも参加せずに済みます。休日に同僚と無理をして遊びに行く必要もありません。望まない付き合いが減るので、お金もたまります。性格の悪い人に嫌がらせを受けることもないです。

私は、人付き合いが嫌いというわけではないのですが、神経質な性格です。仲良くなった人がいても、相性が悪い人が1人いるだけで、チームからドロップアウトしてしまう性分でした。

会社を辞めるたびに、生活保護や飢え死にという言葉が頭をよぎり、言い知れぬ不安と恐怖に怯えていました。自己啓発本をたくさん読んだり、資格を取得したりしても何も変わりません。結局、私にとっては会社で働く限り、人間関係のストレスを避けられないことは身に染みていたからです。

正直、この世界で生きていけるイメージが湧きませんでした。

そんな私でしたが、奇しくもフリーランスの生き方と出会い、これまでストレスだらけだった人生に希望が見いだせるようになったのです。

フリーランスの生き方は不安定で不安はつきない

人間関係のストレスから解放される一方、フリーランスの生き方はとにかく不安定です。

たとえば、クライアントが体調を崩すだけで、発注が遅れて月の売上が下がることもあります。

特に致命的なのが、クライアントの退職です。Webライターの場合、メディア担当者が突然退職して記事の発注が終了することがあります。

Web記事を投稿しただけで担当者の売上が増えるわけではなく、残業で対応せざるを得ない方も多い印象です。21時以降に次回の記事案を提示していただく担当者の方も多く、とても大変そうだなと思っていた矢先に、退職の連絡を受けたことがありました。このような出来事で「フリーランスは不安定すぎる…」と何度絶望したかわかりません。

スケジュール通りに発注してもらえないことも多く、仕事に空きを作らないようにするために、毎日のように新しいクライアントを探す日々が続くこともあります。反対に急遽の発注を無理に引き受けて疲弊することもありました。

また、最近では生成AIの登場やWebライター市場の飽和などを危惧して、Webライターとしての働き方に警鐘を鳴らす方も多くなりました。

ネガティブな考えや意見を聞くたびに、フリーランスはストレスが少ない一方、将来が不安定で毎日が不安との闘いだとつくづく感じています。

それでもフリーランスになりたければ、まずは100円を稼ぐ

フリーランスの生き方は不安定なので、誰しもにおすすめするわけではありません。私自身、毎日必死でフリーランスとして生き抜く方法を四六時中考えて過ごしています。

しかし、私と同じように出口の見えないトンネルに迷い込んだら、がむしゃらにフリーランスを一度目指してみるのは悪くはないと思います。

もし、この記事を読んでフリーランスを目指してみたいと思った方がいるのであれば、伝えたいアドバイスがあります。

まず、会社に頼らないで100円を稼いでみてください。100円を稼げたら次は500円を稼ぐことも難しくはないでしょう。

500円、1000円が稼げるようになれば、いつの間にか1万円、2万円、5万円と稼げるかもしれません。自信が湧けばフリーランスの生き方が見えてくるでしょう。

いずれにせよ、自分の知識・スキル・資格をフル活用してお金を生み出す経験が重要です。

この記事を読む皆さんであればnoteというプラットフォームがあります。有料記事を販売することもできますし、サポートを呼びかけることもできます。

過去に私がサポートを受けると決意して書いた2記事があります。タイムリーな話なのですが、昨晩の深夜に両方の記事にサポートをくれた方がいました(朝起きたときに眠気が一気に吹き飛びました笑 本当にありがとうございます!)。

これらの記事のおかげで、結果としてサポートバッジもいただけるまでになりました。個人的には再現性のある方法をお伝えできたと自負しており、フリーランスの第一歩を踏み出す方の希望になるのではないかと思います。

私は、これから先もフリーランスとして生き抜く決意です。会社で生きていけないこと、文章を書くことしか取り柄がないことを悟ったからです。フリーランスとして生きていくのは簡単ではないかもしれませんが、試したいことはたくさんあり、希望もあります。

皆さんのお役に立てるかわかりませんが、今後もWebライター、フリーランスとしてうまくいったこと、うまくいかなかったことをエッセイでもお伝えしていきたいです。

本記事の内容を評価してくださる方はぜひサポートをご検討いただけますとうれしいです。今後とも何卒よろしくお願いいたします。


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