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彼女は僕が今からパチンコに行くことを知らない
エピソード1 早起きは三文の徳
その日はめずらしく、7時30分に目を覚ました。パチンコに行くという大切な目的があったからだ。
恋人からは「パチンコ行くときだけちゃんと起きるのやめて!」と毎度少し拗ねたように言われる。当然、僕はわざとそんなことをしているわけではない。しかし、もしパチンコで儲けが出たもんなら、なにか美味い飯を食べさせてやりたいとは思っていた。
パチンコ屋が開くのは9時ちょうど
文章を書くことは楽しい。
最近、投稿の頻度が少なくなってきている。
そもそも、小説を書くこともなくなっていた。
だから、私の中で本当に小説家になりたいのかどうかがわからなくなっていた。
しかし、今日大学の図書館で本を読んだ。小説というより、参考書や地元の観光名所が書かれてあるような雑誌を読んだ。
それを読んで「ああ、本っていいな」を思えた。思えたことが嬉しかった。
授業が終わってから、恋人とドライブに出かけた、イオンで
「やる気が出ない」はただの言い訳?
勉強したいけれど、今はやる気がおきない。
夢に向かって全力で取り組みたいけれど、今は一旦休憩。
スイッチさえ入れば挽回できるから、今はできる時にゲームしておこう。
私はこんなことを思ったことは一度もない。
けど、結果的にこれと同じことをしてしまっていた。やる気がない、一旦休憩、やる気が出たら挽回できる……そんな実際にできるかどうかあやふやな部分を正当化して、やるべきことから逃げていた。
しかし
プロットを作り始めた。
この一年、必死にnoteを更新することもなく。また、新人賞やコンテストに応募することなく日々を送ってきた。
私は文章を書くことが好きだ。小説を書くのも好きだ。それなのに続けられない理由があることに気づいて来なかった。
理由なんて簡単だった。
それは、私自身がそれをやろうと本気で思っていなかったからだ。
世の中、気持ちが全てではないけれど、気持ちの入っていない行動が長く続くはずがない。続けるだけの