傷つけたくないけど、傷つきたくもない
私は日頃から政治や社会に対して色々と意見を言っているけれど、ジェンダーとセクシュアリティにかかわる諸問題、特に性被害に関係する問題については、コメントを避けてきた。この問題は誰もがポジショントークになって客観的な意見をするのが難しいし、同じ内容の意見でも、誰が発言するかによって意味や受け取られ方が大きく変わってしまうからだ。
コメントするにも、たくさんの注釈やことわりを入れることになるし、最大限気を遣ったつもりでも、だれかを無意識に傷つけてしまうかもしれない。コメントしたくて