amazarashi伝道師

amazarashiに人生を狂わされた人間が、「すごい!」「ありがとう!」「雅!」なん…

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amazarashiに人生を狂わされた人間が、「すごい!」「ありがとう!」「雅!」なんて言いながら、ひたすらに曲を愛で続けるチャンネルです。

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チャンネル概要

意図のわからない怪しげなチャンネルへようこそ。 このチャンネルは邦楽バンド『amazarashi』に人生を狂わされた(良い方向に)20代{♂}が、我慢に我慢を重ねた末、ただひたすらにamzarashi愛(ほぼほぼ作詞についてなので、秋田氏メインになると思います)を語りつくし、いずれは秋田ひろむ氏、豊川真奈美氏の目に留まり、直接お会いし「あぁ、、眼福でございまするぅ」なんて言っちゃったりして…………すみません。少し取り乱しました。とにかくこのチャンネルでは、amazarash

    • 『命にふさわしい』って曲なんだけど…

      『命にふさわしい』って曲なんだけど… もうタイトルコールだけで心を打たれる。楽しみにしていた映画の予告が解禁されただけで涙が出そうになるあれと同じだ。 『好きな人ができた 確かに触れ合った アスファルトより土 鋼鉄より人肌』 好きな人と触れ合ったときの稲妻が走るような衝撃。それは半無意識的にアスファルトより土を好むのと根本的には同義なのかもしれない。 『無意識に選ぶのが冷たさより温みなら その汚れた顔こそ 命にふさわしい』 なるほど。我々は明らかに冷たさより温みを選ぶ。便座

      • 『ハルキオンザロード』って曲なんだけど…

        『ハルキオンザロード』って曲なんだけど… 村上春樹の曲だと思ったら全然違ったw どうやらハルキ氏は元々一緒に音楽をやっていたメンバーだそうだ。ネットで考察等々あるらしいが、特に読まずに進めたい。聞いたありのままを自分の言葉で書くことが重要だと思っている。 『僕らの別れは最初から決まっていた 墓跡に刻みたいくらいだ 君と過ごした数年は』いきなりのバッドストーリー。こういう構成には思わずワクワクしてしまう。ちなみに大学の講義で教わったのだが、下げ→上げのストーリー構成はCM等マ

        • 『ライフイズビューティフル』って曲なんだけど…

          『ライフイズビューティフル』って曲なんだけど… もうここまでブログを読んでいただいたらお分かりだろう。この曲もただ「人生は美しい!」と歌うだけの一筋縄に収まるような曲ではない。 『なにがどうなってここに立ってるんだ 時々我に返って首をかしげるんだ 歌うのが好きな少年だった だけどそれを誰にもいえない気弱な子だった』冒頭は幼少期の振り返りから入る。経験則から申すと、秋田氏が幼少、故郷、人生について歌う曲は特に私好みなだ。そして私自身ふと山手線に乗りながら「どうして私は東京に出

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        チャンネル概要

          『未来づくり』って曲なんだけど...

          『未来づくり』って曲なんだけど... もしNスタの該当インタビューで「人生の1曲は何ですか?」ときかれたら「これ!」と答える1曲。ニッチすぎておそらくそのインタビューは地上波で使われないだろうがこの1曲。この曲は秋田氏の思考の原点が詰まった1曲だ。いってみよー。 『思えば僕はずっと僕の事 嫌いだったんだ僕の事 忘れてたよ何でだろう 多分あなたに出会ったからです。』文字起こししてみたら改めて素敵だ。嫌いな自分を忘れるほど、あなたに出会ったことには大きな意味があると。秋田氏が

          『未来づくり』って曲なんだけど...

          『未来になれなかったあの夜に』って曲なんだけど...

          『未来になれなかったあの夜に』って曲なんだけど.... タイトルを見た瞬間、「あ、これは神曲だ」と認識しなければ君はまだまだamazarashiファンとは言えない(自戒)。我々が越してきた夜は、多分未来になれない夜がほとんどだ。今は遠くに行ってしまった恋人と過ごした夜、道半ば破れた夢を語った夜 そんな夜に手向けを添えるようなこの曲は私にとって今は亡き夜の供養となる。 『色々あったなの 色々の一つ一つを つまびらかにしたくて ペンを取ったわけですが』秋田氏はいつも抽象的な事象

          『未来になれなかったあの夜に』って曲なんだけど...

          『フィロソフィー』って曲なんだけど...

          『フィロソフィー』って曲なんだけど... 皆にはどんなフィロソフィー(哲学)があるだろうか 哲学と言えばアリストテレス、フロイト、カント、パスカルを想像するだろうか。そうではない。私は人の哲学ではなくあなたの哲学を問うている。問うことが哲学ならそれでも良い。これだけの歴史を持ちこれだけの偉人が研究する中誰も解明できていないというだけで哲学の魅力は十二分に伝わるだろう。自分だけの哲学を持っていない者こそこの曲を聴くべきだ。 冒頭メロディが疾走する。 『遮断機の点滅が 警報

          『フィロソフィー』って曲なんだけど...

          雨男って曲なんだけど…

          雨男って曲なんだけど… まず雨で一曲作れること そしてamazarashiが遂に雨で一曲を作ったことから非常に取り上げ甲斐のある作品だ。 前奏の聞き応えは抜群。雨音のようなメロディアスな曲調に『ひどく疲れた幾つもの顔が 車窓に浮かぶ東横の高架 僕はと言えば幸か不幸か 道外れた平日の落伍者』と始まる。今回の舞台は東横線。落伍者であることを幸か不幸かと表現する。つまり落伍者でよかったかもしれないという可能性も微レ存というわけだ。 『迷子が泣き叫ぶ声にも似た 愚にもつかない弱虫の

          雨男って曲なんだけど…

          『美しい思い出』って曲なんだけど…

          『美しい思い出』って曲なんだけど… タイトルに似合わず牙むき出し、最高の1曲だよね 前奏の「ピロン…ピロン...」という雫のようなピアノからもう堪らん。開始2秒で神曲認定試験合格! さらに入りの『この世界に嘘しかないなら こんなに楽なことはないよな』という出だしから既に文化遺産の匂いがプンプンする。『たまに本当が混ざっているから 面倒くさいけど 信じてみるんだ』そうなんだよ。10回に1回あるかないかの「本当」がある故に、我々は疑ったり信じたりと妙に頭を使わされる。そして勝手

          『美しい思い出』って曲なんだけど…

          『14歳』って曲なんだけど…

          『14歳』って曲聞いたんだけど…. 仄暗い世界観がたまらなく心地よい。出だしが最高だ。『常磐線下りのホーム 電線にとまるカラスの憂鬱 それを見ている彼女が抱える 笑い飛ばせない日々の憂鬱』言葉だけで再現するカメラワーク。常磐線から彼女へとフォーカスしていくフレーム。構成がもう殿堂入りだ。笑い飛ばせない日々の憂鬱って表現いいよなあ。『夢を見て上京した 少年の長い髪が 都市のビル風に揺れている それを彼女は見てる見てる カラスの目玉で見てる 見てる』もう一節も飛ばせない。彼女が

          『14歳』って曲なんだけど…

          『終わりで始まり』って曲なんだけどさあ...

          『終わりで始まり』って曲なんだけどさあ... amazarashiではかなり貴重な一曲だろう。ヘッズ諸君よ、そう思わないかい? まぁゆっくり最後まで聞いていこう。 入りはいつもの帰り道。『僕もまともな人間になれたかな いやそうでもないか 今も変わらずうまく笑えない毎日です』安定した始まりだ。安定したローテンション。秋田氏はおそらくリスナー目線に合わせるようなお方ではないが、我々が感傷的になるには十分なほどに腰が低い。 『部屋の中で死にそうな顔をしていた僕も 今じゃこんな歌

          『終わりで始まり』って曲なんだけどさあ...

          amazarashi初ライブ参戦(ハプニングあり)

          実は私、2016年2月27?28?日、東京都Zepp Tokyo「amazarashi 5th anniversary Live Tour 2016~世界分岐二〇一六」に参戦してきました! amazarashi初めてのLive。もう1週間前からスタンバイ。爆発的な体力をつけるため、ブロッコリーや卵を中心とした食生活で身体を強化。全曲をおさらいし、あらゆる角度のプレイリストに対応。特にNew Alubum「世界収束」を寝る間も惜しみ熟聴、歌詞を音読。黙読。速読。もうすべての準備

          amazarashi初ライブ参戦(ハプニングあり)

          『吐きそうだ』って曲聞いたんだけど…

          『吐きそうだ』って曲聞いたんだけどさあ… ああ、この曲が一番好きかもしれない(定期)。 先に言っておくが、今流行りの『うっせえわ』とは何の関係性もない。 『生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか』。出だしからボディに効くパンチライン。これが秋田氏の口からでなければ、「何言ってんだこの人」と思うだろう。やはりどの口が何を言うかはかなり重要みたいだ。これだけ生に縛られた曲を、歌いに歌ってきた彼があえて生きる意味を「寝起き一杯のコーヒー」と表現した。考え抜いた

          『吐きそうだ』って曲聞いたんだけど…

          『逃避行』って曲なんだけど...

          『逃避行』って曲なんだけど………… 私的には、amazarashiの中でも頭一つ抜けてカースト上位曲。まさに王道(ただしamazarashiの歩く道に限る)の匂いがする。この曲の良さは何と言っても歌詞の生々しさにある。いや、秋田氏の場合生々しさは茶飯事なのだが、プラスしてこの曲には自虐的なユーモアに富んだ生々しさが込められている。 まず冒頭の「地下鉄にへばり付いたガム踏んづけて」の時点ですでにシリアスな面白さがある。「そもそも前から気に食わなかった」この一節も普通のラインだ

          『逃避行』って曲なんだけど...

          『ポルノ映画の看板の下で』って曲なんだけど…

          『ポルノ映画の看板の下で』って曲なんだけどさあ…..............................................淡い!まず、この90年代を感じさせる世界観!渋い&哀愁&ノスタルジック。 『古びた団地の影が伸びる』、『荒れ果てた花壇の見込む』『子供がペンで書いた墓標』ここまでで大方の姿が見えてくる。湿っぽいスタートだ。その中でも普通「墓標」のようなワードを馴染ませるあたりが巧妙である。『風来のカラス水遊び』『タクシー会社の駐車場』一見無関係な文脈を置

          『ポルノ映画の看板の下で』って曲なんだけど…

          『もう一度』って曲なんだけどさ.......

          『もう一度』って曲なんだけどさぁ…............................................................... 一言で言ったらスルメだよね! 噛めば噛むほど、、いや、聞けば聞くほど味が出てくる。未来永劫ヘビロテ涅槃寂静(哲学)。この曲はamazarashiの中でも珍しくメロディアスな人気の高い1曲だろう。 この曲に出会ったのは確か大学に入学して間もない頃、上京したてで東京の地形がわからず、気づけば歌舞伎町のど真ん中でバイト

          『もう一度』って曲なんだけどさ.......