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自分の正義とは?

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

生きていく上で、自身の正義を持つことはとても大切なことです。

ただ、自分を信じることができないと、自分なりの正義を確立することもできません。

自分の正義を確立して、組織の正義とすり合わせるからこそ、「ここで頑張ろう」と思えます。

『正義』と言えば・・・
漫画・アニメ『ONE PIECE』です。

僕の好きな本の1つに『ONE PIECE勝利学』という本がありますが、その中にも『正義』という言葉が何度も使われています。

『ONE PIECE』の中でも『正義』について特に印象的な登場人物は、『クザン(青キジ)』という存在です。

『クザン(青キジ)』について詳細に紹介されている記事を見つけたので、詳細はこちらから。

おれの海兵としてのモットーは「ダラけきった正義」だ。正義なんてのは立場によって形を変える。

『ONE PIECE』の中には『海軍』という組織があって、この組織は『絶対的正義』のもとに、海賊等から民衆を守ることを使命としています。

面白いのが、海軍に所属している海兵がそれぞれの『正義』も掲げているところです。

こちらの記事がわかりやすかったです。

『クザン(青キジ)』は以前まで、『燃え上がる正義』を掲げていたんですけど、様々な事件により突き付けられる矛盾を受けて、悩み続けた末に確固たる意志で『だらけきった正義』に行き着いています。

『正義』というものが絶対視されている海軍という組織において、『個人の正義』と『個人の正義』がぶつかり合うその様子は、自分軸を持つことの大切さを感じさせます。

『センゴク』という海兵が元帥として君臨していたのですが、次の元帥を決めるという場面で、『サカズキ(赤イヌ)』と『クザン(青キジ)』が対立(決闘)するというシーンがありました。

決闘は『サカズキ(赤イヌ)』の勝利で幕を閉じ、『クザン(青キジ)』は「サカズキの下では働けない」ということで海軍を去ったんです。

このシーンは本当に、『組織の正義』と『個人の正義』を考えさせられるシーンで、「この組織に自分がいる意味は?」という問いが大切だということを感じさせられたシーンでもありました。

『ONE PIECE』の世界から離れます、お付き合いいただきありがとうございました。

『組織の正義』というのは、組織が掲げているミッション・ビジョン・バリューや経営理念・企業理念・コンプライアンスなどです。

一方で、『個人の正義』というのは、個人が掲げているミッション・ビジョン・バリューや自分軸・ポリシーなどです。

とある組織に所属するということは、『組織の正義』と『個人の正義』を照らし合わせた時に、同じベクトルを向いていることが確認できたということでもあります。

そして、「この組織では自分の正義が体現できない」と感じたら、組織を去るという決断が生まれるわけです。

組織に居続ける上で大切なことは、『組織の正義』と『個人の正義』を突合せ続けることだと思います。

その組織で働き続けることを決めているのは自分自身で、自分以外の誰も、その組織で働き続けることを自分に強制していませんから・・・ここは勘違いしてはいけません。

「自分がいないと誰々が困るから」
「自分がいないと組織が回らなくなるから」
そんなことを言う人がいますけど、そんなことは気にしなくて大丈夫です。

何度も言いますけど、誰もあなたを「この組織に居なければならない」と縛りつけていませんから、自分の意思で「この組織に居る」という状態をつくってください。

あなたが会社にいなくても、会社は潰れません。

「自分の正義を確立させよう」というのは、ここ数日noteに書いている以下の内容にも繋がる話です。

「私は人が生きていくうえで最も大切なことは使命感を持つことだと思います。そのためにはまず、自分は何者なのか、そのことを深く考える必要があると思います」
「自分にとって何が最も大切なことなのか、絶対に譲ることができないものはなんなのか、そこを突き詰めて自らの強みを発見し、生かす。自分にしかできない、自分の人生を思いっきり生きてほしい。明確な意識があるのとないのとでは、同じ人生を送っても成果は100倍、1000倍あるいは1万倍も違うのではないかと私は思います」

『ユニクロ』杉本 貴司著

自分なりの正義を確立して、その正義を大切にしながら生きることができれば、間違いなく生きやすさや生きがい、働きやすさや働きがいが向上します。

だから、会社とか他の人とか、そういう対象と向き合う前に、自分自身と向き合ってみてください。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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