見出し画像

30分の平和(伊丹十三さんのことば)

おはようございましす!デイリージラフです。

GW明けからすでに水曜日、あっという間に週の半ばにきました。

東京は晴れ模様で、清々しい青空が広がっています。こんな青空を見るだけで、結構幸せな気持ちになると思うのです。

在宅勤務から、外に出たり会社に行くことが増えるこの頃です。人に会うっていうのは、結構「慣れる要素」が多く、使わない筋肉を急に動かしたら、筋肉痛になるように、人とのコミュニケーションは、ある種のスポーツのような気もしております。

私事ですが、ひょんなことから、伊丹十三さんの映画を観ることになりました。

ひょんなことと言っても、伊集院光のラジオをYouTubeで聴いていたら、リコメンドで「伊丹映画の裏な話」を見つけて興味を持っただけなのですが。

特に『スーパーの女』という映画が面白そうで、こんな日本人がいたのかと久しぶりに、興味の対象を発見したのでした。

興味を持ったアーティストがいると、その人がどのような考えで生きてきたのか、どのような作品を発表してきたのか。いつも気になって、ここぞとばかりに調べ物をしてしまいます。

そんな中、伊丹さんの子育てに関するエッセイで、「30分の平和」という言葉があり、思わず頷いてしまいました。

私は、下の子のおしめカバーの下洗いをして、子供の残り物で昼飯を済ませて、食器を洗ってですね、しばしの、まあ三十分くらいの平和を味わうということになるわけですね。この三十分は貴重ですよ。本も読めるしね、原稿を一枚くらいなら書くこともできる。

伊丹十三選集
3巻

「30分の平和」
そのありがたみというか、無限の可能性を、慌ただしい子育てのなかで、伊丹さんは発見されました。

「時間がない」といいつつやってしまう、ネットサーフィンやダラダラ過ごしって、すぐに「30分の平和」の時間を食い潰してしまうこともしばしばです。

「30分の平和」をみつけたら、ここぞとばかりにやりたいことをやってみよう。伊丹十三さんの言葉を読んで、そんなことを思ったのです。

この記事が参加している募集

私のコレクション

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?