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阿波しじら織り 現地仕入れレポート
18世紀の末に阿波地方で盛んに織られていた「たたえ織」という木綿縞を
明治時代の初めに、海部ハナがそれを改良して創案したと言われています。
干していた着物がにわか雨に濡れてそのまま日光で乾かしたところ、
縮んだことにヒントを得て創られたと言われる説が定説となっています。
特徴は、シボという独特の凹凸で、縦糸と横糸の本数と組み合わせによる張力差により生み出されています。
張力差を計算して柄や模様を整
CHICHIBUMEISENCAP
文:今井大地
僕の住んでいる秩父は自然に囲まれ、
織物や木材など、独自の文化が根付いています。
実業高校で森林関係の勉強をしており、
木材を使って、秩父の素晴らしい文化と伝統を後世に伝え、残すことはできないか?
そんな想いを抱くようになりました。
そこで思いついたのが「秩父銘仙」をCAPの頭の部分に使用し、
「秩父産の木材」をCAPのツバの部分に使用して作るCAP。
秩父銘仙ウッドCAPです
isesakimeisenCAP
伊勢崎市は私の生まれ育った町です。
養蚕と銘仙の町でした。
今は見られない桑園の風景も
私の心の中に原風景として残っています。
伊勢崎銘仙は素晴らしい着物だったと祖母から聞かされました。
伊勢崎銘仙を見ると
先人たちの誇りが今でも感じられます。
職人さんの技や想いが心に響いてきます。
忘れられつつあるこの素晴らしい文化を
そして先人たちの熱い想いを
もう一度世に出したい。
先人たちの残し
森川里緒奈 x W@nderFabric
始まり
休日、近所で行われていた芸術祭に息子と出かけました。
それは田舎町の各所にアート作品を設置し、町とアートを楽しむという企画の芸術祭でした。
4歳の息子とアート作品を見て、どれが好き?とか言ってそれなりの休日を過ごしていました。
そのなかで心をグッと掴まれるような作品に出合いました。
大きい紙いっぱいに青い文字が書いてありました。
記号のような、何だろうと思い近くで見ると文字が見えて
W@nderFabric
かつて日本を彩った着物はタンスに眠っている
現代のファッションと溶け込むようもう一度針を落とす
W@nderFabric is a Japanese fashion brand creating caps using kimonos, Japanese traditional clothing.Nowadays, opportunities to wear kimonos have decr