子どもは良いぞ。

子どもは良いぞ。

子どもは良いぞ

大切なことなので2回言った。
子どもは良いぞ。(3回目)

私は妊娠する前は、特に子どもを欲しいと思っていなかった。
「妊娠している状態」を体験してみたいとは思っていた。
しかし、自分が「子どもを育てる」ということに関しては自信がなかった。
なので、妊娠はしてみたかったが、子どもを産みたいとは思っていなかった。

しかし、妊娠した。

青天の霹靂である。
私は片方の卵管が閉塞しており、排卵は健康な女性の半分の回数。
初潮があってからこの方20数年以上、生理不順。
生理不順だし生理痛が酷いので、妊娠した周期の直前までピルを服用していた。
そして、年齢は35歳。

まさか妊娠すると思っていなかった。

私の認識が甘かったとしか言いようがない。
しかも、相手の男性(彼氏)とは婚姻関係にない。

結果、揉めた。実に揉めた。

しかし私の体質と年齢的に、妊娠出産する最後のチャンスかもしれない。
それもあり、子どもの父親である彼氏も産むことに同意してくれた。

妊娠したので、会社に産休育休の希望を出した。

認められないと言われた。

絶望した。

それが、妊娠出産とキャリアについて考え、このnoteを作ろうと思ったきっかけなのだが、この話の詳細はまた別の記事で書くことにする。
とにかく、子どもを持つということについて前途多難だったのである。
そういった経緯もあるので、色々考えなければいけないことがいっぱいある中でひどく落ち込むこともあった。
不妊治療中の大切な友人に妊娠したことを伝える時には、自分のことを世界一のクズだとさえ思った。

だが、次第に大きくなるお腹。
その中で出会った心優しい人たち。
産休育休を認めてくれない会社の一方で、私のことを必要としてくれた別会社の社長。
大切な友人たち、兄弟、家族。
すべてに対する視点・見る目を変え、圧倒的に視野を広げてくれた。

それらをもたらしてくれたのは、まちがいなく可愛い我が子。

なので、我が子には一生感謝し続けるだろう。

だから、子どもは良いぞ。
泣き止まず手を握り、泣き止んだので手を離したらまた泣き、をくり返し、最終的に膝の上に抱っこしておっぱいあげていたらおならされうんちされながらこの記事をかくことになろうが、

子どもは良いぞ。

大事なことなので、最終的に5回言った。

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