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氣の凝り~怒りと体の強張り

聞いた話ですので真偽のほどは解りません。英語では痛みを表す言葉はあっても肩凝りという言葉がないとのこと。それを表す言葉がないということは、身体が凝るという概念が欧米人にはないということになりましょうか…
どうも凝りという概念はアジア人独特(主に東洋医学)の概念のようです。

だから欧米人(英語圏)に肩こりの説明をして初めて、
「自分が日々感じている、この違和感の正体は肩こりというものだったのか!」と感動した人がいたそうですよ。

基本的には、筋肉の張り(緊張)として理解されていますけど、氣の滞りが出来てしまう箇所のことを凝っていると言っているようなそのような。

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さて、ちょこっとグダクダなことがあった日。先方の怒りの念が襲来してきました(職業の性質上、電波な話になってしまいますが)。

したらば、このところ肩こりには悩まされていなかったというのに、左肩に痛みを感じて、ほんの少し寝違えたような違和感が。

私もちょっとムッとしていましたので、同じ波動レベルにいたので受けとってしまったんですね。私が腹を立てていなければ、受け取ることはなかったので、自業自得です。これは怒りのエネルギーによるもので、明らかに肩の痛みは氣の凝りです。

そんな風に私たちは、心の状態から身体に氣の滞り(塊)をあっという間に創り出してしまいます。他人から受け取ったり、場所から吸い取ってしまう、いわゆる邪氣が原因の場合も多いですが、たいていが自分の心の反応です。内臓的な疾患もそうですが、どんな感情を抱くかによって貯まる場所が変わりますので。

とはいうものの、職業病的なもの性格的な資質による、身体の使い方のクセも反映されますので、すべてが心の反応や邪氣が原因ってわけではないですがね。

ただ肩に関しては、人間って身体を動かすときに必ず肩から動きますので、常に気がせいていつも忙しなく、周囲のことにすぐ反応しなくてはと構えていて、機敏に次の行動に移る準備をしている…そんないつも緊張状態にある人も慢性肩こりだったりしますよね。そういう人は、リラックスする時間がほとんどないから。

いずれにしてもこのようなケースも、心の問題といえばそうですね。

あと筋肉が鍛えられていず脆弱な人は、筋肉痛になりやすいですよね。これは凝りとはまた違う原因で。身体が固い人も氣の滞りはできやすいです。この場合は氣の巡り・通りが悪いということで。

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骨が芯まで冷え切っている人も、当然背中とか首とかの張りは酷いですが
溜っているのが邪氣ってことも少なくないです。
(そういう人は背中を温めたあとに周囲の筋肉をほぐすといいですね。骨に入った邪氣を抜いてから受ければなおよし)

身体のエラーは心のエラーです。

その人が周囲や日々の出来事に対して、どのような感情的な反応を示しているかが、それらが身体に表れます。氣の滞りが出来やすい場所、邪氣が溜まりやすい場所がまさにそれで。

頭痛は自説への固執と拘り。首は人間関係。肩は重圧(プレッシャー)。腰痛に関しては金銭的な不満と社会に対する憤り(自分が認められないということ
十分な収入や仕事の評価を得られていないということに対する、社会や世間への憤怒と憎悪)なんかある人もなりやすいです。

※腎臓病や肝臓疾患ある人も腰痛として出ますが

頭部から背面全体に至るまで強張っている人は、プライドが高くて様々なことが許せない人です<運命や状況や他人のことすべて そんな風に色んなことに対する怒りを貯めていたりします。そして同時に攻撃性でもあります。
(心がファイティングポーズをずっと取っている状態) 誰かに向けたい怒りを、その向けたい相手に向けられないフラストレーション。憤怒極まりない抑圧された被害者意識とか憎悪とか、相手を責める気持ちですね。

そういうものを背負って自分自身を固くしているんです。

そのような状態の方はとても頑なで、謝った思想や思考回路に支配されていたりします。正当な怒りではないんですよ。自分は悪くない相手が全部悪いんだって、自分の非とかまったく認めない人に多いです。まったく前向きでなく、どうにもならない過去や現実に粘着します。

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ある意味で身体の凝りは心の凝り、精神の凝りです。

そして凝りは滞り。心が滞って精神(思考)が滞っているるそういう状態を表しています。多くの原因は他人への理不尽な怒りと恨み。それらを手放すことが出来ない、許すことが出来ないから緩まないのです。

いずれにしても、それが身体の凝りにしても疾患にしても、身体のエラーが出ているということは人生のエラーが出ているということで、やっぱり病気と同じで自らの生き方や考え方、行く道や方向性、周囲への態度に対してに謝りがあるってことなんです。

これまでの自分の行動のクセを見直して、人生を振り返って、自らを苦しめる身体の痛みの原因が、他者への態度や自分自身の心の在り方や考え方、生き方や信念の誤りにあるってこと、気付くきっかけにしましょう。

私の肩に存在するこの「氣の塊(滞り)」は
私のどんな心の凝りを表しているのだろう?
どんな問題によってできてしまった
凝りなのだろうか??

…と

そうやってひとつひとつ、身体の痛みや強張り、自分を苦しめ身体を重くさせ、行動を不自由にさせている「凝り」の原因と向き合って、心の凝りをほぐして貯めこんだ感情を解放して、過去や他人を赦すことをしたならば、血液循環がよくなったり、神経の圧迫による痛みから解放されるばかりでなく
、滞った運命さえも流れ始めるかも知れませんよ。

ああ ここに使用する画像探してたら、私も優しくほぐされたくなってしまいました。お正月あけたらマッサージに行こう! 温泉行きたいぞっっ

※こちらも過去blogからの転載です

そして、この記事をペースト・修正していたら、ついついこの曲を口ずさみたくなってしまったっっ




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