狩野高光

株式会社和音人 2015年 28歳で起業。 現在は飲食店5店舗、パティスリー1店舗、魚…

狩野高光

株式会社和音人 2015年 28歳で起業。 現在は飲食店5店舗、パティスリー1店舗、魚屋1店舗、山形で農業事業をしております。 noteでは『食育』について発信していきます!

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最近の記事

【 Mr,pairing リリースパーティーイベントin日和】

日本ワインを愛する方々に沢山お集まりいただき感謝です!! いよいよ、自分がプロデュースさせていただきました、「 Mr,pairing-prologue-シャルドネ」がリリースされます!! 「日本人のシェフたちのスペシャリテに添えられるワインが、日本ワインである世界」を目指して始まったプロジェクトです! まずは、自分のスペシャリテに合わせるワインを仕込もうじゃないかと、営業後、夜な夜な勉強を重ねて参りました。 パートナーシップを組んで下さったマザーバインズさん、心から感謝して

    • 【 特別編#4 Mr.ペアリング2022〜醸造家への道エピソードvol.4〜】

      2022年〜2023年4月まで、マザーバインズ醸造所でワイン醸造の勉強をさせていただいております。 前回の記事でも書かせていただいた、日本ワインの父、川上善兵衛さんが産み出したマスカット・ベーリーA。 僕たちの農場でも育てているこの葡萄の話の続きを少しだけ。 山梨を中心に日本の各地で育てられる、日本ワインを語る上で絶対外せない品種ですが 「フォクシー香(フォクシーフレイバー)」 と呼ばれる香りが、ネガティブにとられることが多々あります。 キャンディー、ジュース、麝香、

      • 【 特別編#3 Mr,ペアリング2022〜醸造家への道エピソードvol.3〜】

        2022年〜2023年4月まで、マザーバインズ醸造所でワイン醸造の勉強をさせていただいております。 日本ワインに携わる者として必ず行かなければいけない聖地の一つ...岩の原葡萄園。 上越で、100名店に選ばれる焼肉店「慶州」の東野さんにアテンド頂きました! 感謝です😊 「日本のワインぶどうの父」と呼ばれた川上善兵衛氏が、1890年に開設したもので、22歳で葡萄園を開墾したというとてつもない行動力。 そして、川上善兵衛氏といえばなんと言っても新たなワイン用ぶどうの品種開

        • 特別編#2 【Mr,ペアリング2022〜醸造家への道エピソード2〜】

          今年は、マザーバインズ醸造所でワイン醸造の勉強をさせていただいております。 焼鳥の職人としての仕事、講演会、社長業... そしてワイン醸造の勉強...時間が足りません。。 《ワインは水の代わりとして発展していった》 って皆様は知ってましたか?? ※一説によるとです。 ヨーロッパは水が硬い =ミネラルが多く、水分補給に適さない →地中の水分を葡萄の樹がろ過し、果実となる • 水分補給しやすくなる →アルコール醗酵により保存性が高まる →硬水をワインで割って、飲めるように

        【 Mr,pairing リリースパーティーイベントin日和】

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        • Mr.ペアリングポイント
          10本
        • 食育
          34本

        記事

          特別編#1 【Mr,ペアリング2022〜醸造家への道エピソード1〜】

          今年は、マザーバインズ醸造所でワイン醸造の勉強をさせていただきました!! 「ぶどう農家仕事の7割が草刈り。」 「ワインメーカーの仕事の7割が掃除」 凡事徹底。これに尽きますね。 最初の授業は、基礎知識から。 というわけで、葡萄の種類。 大きく3つに分かれるよー。的なとこから。 《葡萄の種類》 まずは、、、 そして、、、 和音人の畑がある山形西川町の 水沢ヴィンヤードでは、 ピノタージュ(ヴィティス ヴィニフェラ)を 大井沢ヴィンヤードでは、 マスカット・ベーリーA

          特別編#1 【Mr,ペアリング2022〜醸造家への道エピソード1〜】

          【#34 しょっぱい男はダーメダメダメ、ダーメだよベイベーな塩のハナシ-森田剛編-】

          はい。というわけで「あ!さしすせそ」の「し」!!塩!! 今までの記事でも書いてきましたね。 塩のハナシ。 僕が断食合宿に行った時に、体が一番欲したものは塩ですね。 塩を断つと、「低ナトリウム血症」という 体内の血液中のナトリウム濃度が低い状態になります。 主な症状としては吐き気、疲労感、頭痛、全身倦怠、筋けいれん、意識障害、昏睡などがあります。 減塩ということをよく言う方がいらっしゃいますが、塩の種類が大切なので、あまり減塩は必要ないと感じています。 人間の体には、必須な

          【#34 しょっぱい男はダーメダメダメ、ダーメだよベイベーな塩のハナシ-森田剛編-】

          #5 マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ2016

          今回のペアリングワインは、山梨県の『マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ2016』です! 【 Mr,ペアリングポイント】 ※ワイン単体の評価ではなく、あくまでペアリングに使用しやすいものかどうかの評価です。 Mr,pairing point/83pt 【ワイン名】 マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ2016 【ワイナリー名】 シャトー酒折 【産地】 山梨県 【品種】 マスカット・ベリーA 100% 【アルコール度数】 13% 【特徴】 ドライイ

          #5 マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ2016

          #4 鶴沼ピノ・ブラン2019

          今回は北海道鶴沼ワイナリーさんの『鶴沼ピノ・ブラン2019』です! 【 Mr,ペアリングポイント】 ※ワイン単体の評価ではなく、あくまでペアリングに使用しやすいものかどうかの評価です。 Mr,pairing point/80pt 【ワイン名】 鶴沼ピノ・ブラン2019 【ワイナリー名】 鶴沼ワイナリー 【産地】 北海道浦臼町鶴沼産 【品種】 ピノ・ブラン100% 【アルコール度数】 11.5% 【特徴】 柑橘系の香り、ほんのりとハーブの香りもするが全体的に穏やかな印

          #4 鶴沼ピノ・ブラン2019

          #3 ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー

          今回の日本ワインは、山形県月山ワイン山ぶどう研究所の「月山ワイン ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー」です! 【 Mr,ペアリングポイント】 ※ワイン単体の評価ではなく、あくまでペアリングに使用しやすいものかどうかの評価です。 Mr,pairing point/88pt 【ワイン名】 月山ワイン ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー  【ワイナリー名】 月山ワイン山ぶどう研究所 【産地】 山形県鶴岡市 【品種】 甲州100% 【アルコール度数】 12.5% 【特徴

          #3 ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー

          #2 ARVGA BRANCA PIPA

          前回に引き続きペアリングにおすすめしたいワインの紹介です! 今回は、勝沼醸造の『ARVGA BRANCA PIPA』です。 【 Mr,ペアリングポイント】 ※ワイン単体の評価ではなく、あくまでペアリングに使用しやすいものかどうかの評価です。 Mr,pairing point/90pt 【ワイン名】 アルガブランカ ピッパ 【ワイナリー名】 勝沼醸造 【産地】 山梨県甲州市勝沼町 【品種】 甲州100% 【アルコール度数】 11.5% 【特徴】 甲州なんです

          #2 ARVGA BRANCA PIPA

          #1 椀子ソーヴィニヨンブラン

          今まで「食育」を中心に発信してきましたが、皆さまからのリクエストが多かったワインについても発信していきます! 日本ワインと日本食文化をもっと盛り上げるための本当の食とワインの合わせ方が詰まった最強バイブル。 Mr.ペアリングポイントの投稿スタートします! 本物のペアリングは、ここにある。 記念すべき第一回は『椀子ソーヴィニヨン』です! 【 Mr,ペアリングポイント】 ※ワイン単体の評価ではなく、あくまでペアリングに使用しやすいものかどうかの評価です。 Mr,pa

          #1 椀子ソーヴィニヨンブラン

          【#33 心食同源が全国に広まっていっていて感動してるってハナシ】

          はい、というわけで2022年1月31日に発売された「心食同源」が様々な場所で広まっているということを聞き、本当に感謝です。 尊敬する先輩が、要約してくれたり 全国いろんな場所から沢山のメッセージ頂いたり、 色々な場所で、食を見直すキッカケが生まれていっていれば嬉しい。 三軒茶屋のTSUTAYAさんでは ガッチリ平積みして頂きました!! まずは愛する三軒茶屋という街で、TSUTAYAさんの心意気に感謝!! そして、全国各地の書店で、週間ベストセラーに!!! 直接、書店に

          【#33 心食同源が全国に広まっていっていて感動してるってハナシ】

          【#32 危ない油の裏側のハナシ-DHAとEPAとGMOな横文字多め編-】

          はい。というわけで前回は、必須脂肪酸のハナシをしました。 今日はその続きと原材料のハナシ。 僕は昨年、脂質栄養学というのを勉強しました。細かく書くと読みたくなくなるくらい複雑なので、良い所だけつまみます。 意識して摂りたい必須脂肪酸オメガ3のなかに というものがあります。 DHA、EPA、最近よく聞きますね。 魚の脂肪に多く入っており、フィッシュオイルのサプリなども出てますね。 僕の中で、日本人は頭が良いとされていたのは、魚を食べる食文化があったからかなと考えています

          【#32 危ない油の裏側のハナシ-DHAとEPAとGMOな横文字多め編-】

          【#31 危ない油の裏側のハナシ-必須脂肪酸と流行りのMCTは脳のガソリンだ 編-】

          はい。というわけで危ない油のハナシの続き。 前回は、世界中でトランス脂肪酸の規制が進んでいる。という話をしました。 例えば、 EU(27加盟国)が、食品中のトランス脂肪酸の上限値を2021年から施行しているほか、WHO米州支部(北米及び南米35加盟国)が、食品中のトランス脂肪酸濃度の上限値の設定や部分水素添加油脂の食品への使用の規制を2025年までに導入する計画を公表するなど、地域規模での規制強化に向けた動きも活発化しているように、世界では国民のためにこのような規制を作って

          【#31 危ない油の裏側のハナシ-必須脂肪酸と流行りのMCTは脳のガソリンだ 編-】

          【#30 危ない油の裏側のハナシ-トランス脂肪酸規制ラッシュとWhy Japanese people!? 編-】

          はい。というわけで「油」のハナシ。 《トランス脂肪酸》 なんとなくみんな聞いた事ある人が多いのではないでしょうか? 世界では、トランス脂肪酸規制ラッシュ。農林水産省のHPにもトランス脂肪酸の記載があります。 WHOによるとトランス脂肪酸に対して規制している国は、2015年には7か国でしたが、2020年には14か国になり、2022年には40か国に達する見込みと報告されています。 また、油脂を加工するときにできるトランス脂肪酸を減らすための行動計画「REPLACE」を公表し、

          【#30 危ない油の裏側のハナシ-トランス脂肪酸規制ラッシュとWhy Japanese people!? 編-】

          【#29 MARUNOWA TABLE RINDOに懸けた想い-後編-】

          はい。というわけで後編です。 前回の記事で という信念をお客様との「約束」として掲げており、そして日本の素晴らしい伝統調味料を仕込む生産者の方々に出会い、MARUNOWA TABLE RINDOがあります。 そして、MARUNOWA TABLE RINDOに欠かすことができない農家さんを紹介させて下さい。 千葉県佐倉市で 無農薬・無化学肥料・露地栽培にこだわり、 固定種を栽培する「在来農場」 都内で、次世代型オーガニックレストラン 「WE ARE THE FARM」を

          【#29 MARUNOWA TABLE RINDOに懸けた想い-後編-】