【#32 危ない油の裏側のハナシ-DHAとEPAとGMOな横文字多め編-】
はい。というわけで前回は、必須脂肪酸のハナシをしました。
今日はその続きと原材料のハナシ。
僕は昨年、脂質栄養学というのを勉強しました。細かく書くと読みたくなくなるくらい複雑なので、良い所だけつまみます。
意識して摂りたい必須脂肪酸オメガ3のなかに
というものがあります。
DHA、EPA、最近よく聞きますね。
魚の脂肪に多く入っており、フィッシュオイルのサプリなども出てますね。
僕の中で、日本人は頭が良いとされていたのは、魚を食べる食文化があったからかなと考えています。
ですが最近の日本食文化は、GHQが持ってきた小麦食から始まり、大きく変化してしまいました。
70年代から80年代にかけては、1人あたりの年間の魚介類消費量が35kgを超えていたというデータがありますが、現在では30kgにも満たない水準となっています。
とにもかくにも、脂質は、近年増え続けている《認知症》に対しても重要であり、子どもの学習能力にも影響がある。と言えます。
「脂質」と「脳」の関係は、切っても切れないのです。
脳の乾燥重量60%が脂質です。
これだけで、脳にとっていかに脂質が大事かがわかりますね。
そして脳にとって最も大切な脂質は
不飽和脂肪酸のオメガ3であり
オメガ3のなかでもDHAとEPA。
というわけです。
という点で非常に優れた効果を発揮します。
脳の海馬に関しては、
《大人になってからでも》
DHAとEPAを摂取することにより学習能力はUPするという研究結果がでており、毎日1gは摂取した方がいいとされています。(上限は8〜9gまで)
効率よくDHAとEPAを摂るためには
僕もよく食べてるマルハニチロの鯖缶がオススメ。3g近くとれるものもあります。
青魚が苦手、、、という方にはサプリもオススメです。
日本のサプリではなかなか1g取れないですが、《きなり》という製品は含有量もなかなかで、酸化も抑えられているので、僕も愛用中です。
※宣伝フィーなどは発生していませんので、リアルなやつです。なんなら宣伝フィー欲しいくらいです。何卒!何卒!!!
というわけで、色々な脂質を勉強してきましたが、脳にまで影響のあるオメガ3は、しっかり学んでおきましょう!
最後に、食用油の原料について。
現在、日本では、
《なたね》《トウモロコシ》《大豆》など、食用油の原材料の多くを、アメリカ、カナダ、オーストラリアを中心とした海外からの輸入に頼っています。
安価な食用油の原材料のほとんどが、遺伝子組み換え作物でしょう。
食用油に関しては、日本のキャリーオーバーという表示義務の性質上、原料が遺伝子組み換えか、そうでないか、は表示されません。
なので、各社のHPなどネットで調べるほかないのです。
《遺伝子組み換え不分別の原材料を使用》とあれば、それは遺伝子組み換え作物を原料にしているということです。
まじどちゃくそわかりづらい表現で本当イライラする。
各大手メーカーへの遺伝子組み換え原料についての質問状の返答なども調べましたが、表示についても基本的に、
《商品本体への遺伝子組み換えに関する表示は行っておりませんし、そういった表示義務はないし、表示 を行う予定もありません。》
というような内容の返答ばかりです。
これが、日本の食用油の現実です。
ですが、
米澤製油株式会社、平田産業有限会社のように、HPにもしっかりと NON-GMOを打ち出していて、素晴らしい食用油を製造している企業もあります。
和音人の全店舗で使用しているJUNKO OILも素晴らしい食用油です。
是非一度、調べてみて下さい。
日本にも、○を未来へ繋ぐ素敵な企業があるのです。
というわけで、危ない油の裏側のハナシでした!!
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