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【#34 しょっぱい男はダーメダメダメ、ダーメだよベイベーな塩のハナシ-森田剛編-】


はい。というわけで「あ!さしすせそ」の「し」!!!!
今までの記事でも書いてきましたね。
塩のハナシ。

僕が断食合宿に行った時に、体が一番欲したものは塩ですね。
塩を断つと、「低ナトリウム血症」という
体内の血液中のナトリウム濃度が低い状態になります。
主な症状としては吐き気、疲労感、頭痛、全身倦怠、筋けいれん、意識障害、昏睡などがあります。

減塩ということをよく言う方がいらっしゃいますが、塩の種類が大切なので、あまり減塩は必要ないと感じています。
人間の体には、必須なものですから。


「あ!さしすせそ」はいわばジャニーズで言う所の「V6」なわけですよ。
塩=森田剛
と捉えていただけると分かりやすいです。

だって森田剛のいないV6なんて想像できますか??
むしろ、V6に関しては絶妙なバランスで成り立っているので、1人も欠けてはいけないんです。

なので、質の良い塩は積極的に摂っていくべきなんですよ。

傷つくこと恐れちゃ、ダーメダメダメ、ダーメだよベイベー。

ということなんですよ。
塩=体にとって「愛なんだ」と。

では、まず避けなければいけない塩のハナシ。
これは言うまでもなく、精製塩です。
天然塩には、海のミネラルがたっぷり入っている非常に優秀な基本調味料の一つですが、
精製塩は、そのミネラルを削ぎ落としたものです。
砂糖に引き続き、またもや精製です。


歴史を紐解いていくと、1905年に塩が専売制になりました。
日露戦争の戦費調達の為と言われていますね。
そして、大東亜戦争で敗戦した後、
1949年に日本専売公社が設立。
「精製塩化ナトリウム」が「塩」という名前で日本中に広まっていきます。

1971年、政府は海の汚染や低コストを理由に、塩田を廃止され、近代化が進み、輸入塩と対抗する「イオン交換膜法」が導入されます。
塩業近代化措置法を発令しての国策です。
これにより純度99%を超える塩化ナトリウムが「食塩」として定着していきます。

その後に、様々な専売制が見直され、廃止になり、塩産業もその流れに沿って変革していきます。
「財団法人塩事業センター」が設立され
1997年に、92年間続いた塩専売制度は廃止されました。

というわけで、様々な時代背景の中で、純度99%を超える塩化ナトリウム=「食塩」が生まれたわけなんですね。

食塩が生まれた背景の根本には、日本特有の気候も関係しています。
まず、海水の塩分濃度は3%しかありません。
そして、日本の気候は、基本的に多雨多湿です。
なので、海水は天日だけでは塩になりにくい。たくさんのエネルギーを使って煮詰めて塩の結晶を取り出すしかありません。
陸に引き込めば、天日で塩の結晶ができる国とはやはり大きな違いがあります。

このような背景があることを知り、天然塩と精製塩の違いを知ることは非常に大切ですよね。

今、日本には素晴らしい天然塩が多く存在しており、日本の食文化を支えています。
次回は、塩と健康についても話していきますね。

とりあえず今はただ、輪になって踊りたい気分だということだけ伝えておきます。


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