三島彩ヴァイオリン

ヴァイオリン奏者・講師🎻ソロ、室内楽、オーケストラ演奏活動、個人レッスンやアマオケ指導…

三島彩ヴァイオリン

ヴァイオリン奏者・講師🎻ソロ、室内楽、オーケストラ演奏活動、個人レッスンやアマオケ指導など行っています。 https://linktr.ee/ayamishima みしまバイオリン教室 https://www.mishima-violinlesson.com 生徒募集しています。

マガジン

  • 練習

    私自身の日々のヴァイオリン練習での気づきや、練習方法などシェアできたらと思い、練習マガジンを作成しました。 練習でうまくいかない所がある、改善方法がわからないという方に、何か少しでもヒントになれば…という思いです。 もちろん書いてあることだけが全てではありませんが、参考までに。

  • note✏️

    考えごとを文字に起こしておきたいこと。

  • コンサート

  • 日記👟

    日々のこと

最近の記事

はかどる譜読み方法

新しい曲に取り組むとき、避けて通れないのが譜読み。 最初からサラッと最後まで弾けてしまう初見能力バツグンな人もいれば、もちろんそうでない人もいます。 譜読みにあまりにも時間がかかってしまったり、なかなか進まなかったりすると、新しい曲に取り組むことが億劫になってしまう人もいるかもしれません。 そうならないために、今回は効率よく譜読みを行うための「はかどる譜読み方法」をお伝えしていきます。 ①音源をたくさん聴く譜読みなのに、聴く? 実は音源を聴くのってとても大事です。 どんな曲

    • 指トレをして弓と一心同体になろう!

      ヴァイオリン(弦楽器)の弓は、声楽や管楽器でいう”息”。 息を素早く出せば歯切れの良い短い声、音が出るし、伸びやかに出すには長く安定したスピードの息を出す…声楽や管楽器はさまざまな息の出し方で表現を変えるように、ヴァイオリンは弓の動かし方で表現を変えます。 そして表現豊かな演奏をするには、まずは歌心が豊かであることが大事なのですが、 歌心と直結したボーイング…弓のコントロール力が必要なのです。 そこで重要になるのが、弓と体の接点である手指の研ぎ澄まされた感覚と柔軟さ。 こ

      • わかりやすい弓の持ち方〜導入編〜

        弓の持ち方ってけっこう覚えにくくて、レッスンで習ってもお家に帰ったらわからなくなっちゃった…という経験、私があるのですが(^_^;)笑 、皆さんはどうですか? 今回は小さなお子さま、初心者の方でも誰でもわかりやすい表現&写真付き説明していきます。 初めは弓の代わりに鉛筆やペンなどで試してみましょう。 (弓より軽い&細かい指の位置を気にせずできるから◎) それでは手順を追って説明していきます(^.^) ①右手をキツネの形にする ②キツネの口を丸くする ③耳も丸く!

        • ロングトーン練習〜全弓、まっすぐ弓を動かす〜

          ロングトーン練習は、その名の通り音を長く伸ばす練習。 管楽器でも大切な練習として取り上げられますが、弦楽器…ヴァイオリンでも同じく、良い響きで安定した音を出すためにとっても大事な練習ですd( ̄  ̄) 練習方法まずは、図のように弓の真ん中の印としてシールもしくはテープを貼りましょう。(マスキングテープだと後で剥がすのも楽です) 腕の動き 全弓まっすぐ動かすための、基本の腕の動きを体に身につけていきましょう。 腕の動きを、弓の元⇔中、中⇔先で分けて考えます。 元⇔中は、上

        はかどる譜読み方法

        マガジン

        • 練習
          6本
        • note✏️
          2本
        • コンサート
          8本
        • 日記👟
          1本

        記事

          良い音を出すために、首の力を抜こう!

          こんにちは。 ヴァイオリン奏者・講師の三島彩です。 ヴァイオリンを練習しているうちに首が痛くなることってありませんか? もしかすると無意識のうちに首に余計な力が入ってしまっているのかもしれません…。 首を痛めてしまうと、生活にも支障が出てきてしまうこともあるのでいち早く改善したほうが良いですよね。 (肩こりがひどいという方も、首に力が入っていることが原因のひとつかも。) 「でも、大きい音や力強い音を出すためには仕方のないことなんじゃないの?」 と思う方もいるかもしれません

          良い音を出すために、首の力を抜こう!

          自己紹介 ヴァイオリン奏者・講師です

          こんにちは。 フリーランスのヴァイオリン奏者・講師の三島彩です。 ソロや室内楽、オーケストラ等での演奏活動と、個人レッスンやアマチュアオーケストラ、小学校オーケストラの指導等 、講師の活動をしています。 演奏活動 2022年には自主公演『弦楽』を開催しました。 講師活動 学生の頃から指導経験を積み、ヤマハ大人のための音楽教室やその他音楽教室での講師経験を経て、現在は個人でのバイオリン教室『みしまバイオリン教室』を開室しレッスンを行なっています。小中学生を中心に、大人の

          自己紹介 ヴァイオリン奏者・講師です

          音の出だし、気にしてる?ギギッといわない音にする方法

          こんにちは。 ヴァイオリン奏者・講師の三島彩です。 私自身の日々のヴァイオリン練習での気づきや練習方法など、これからシェアできたらと思い、練習マガジンを作成しました。 練習でうまくいかない所がある、改善方法がわからないという方に、少しでもヒントになれば…という思いです。 もちろん書いてあることだけが全てではありませんが、なにか参考になれば幸いです(^_^) では早速本題に。。 突然ですが、音の出だしを意識したことはありますか? “音の出だし”とは、音が出る瞬間、弓を動かし

          音の出だし、気にしてる?ギギッといわない音にする方法

          2022.3.12『弦楽』

          気づけばもう1週間前になりますが… 3/12『弦楽』無事に終演いたしました。 色々思うことが溢れすぎて、なにから話そうかと考えていたら日々過ぎてしまいましたが😂、とにかく感謝のひと言に尽きます。 オケメンバーの方々が本当に温かく、そして良い演奏に向けて熱を入れて同じ姿勢で取り組んでくださいました。 みんなでディスカッションしながら音楽を作っていった時間が、本当に楽しかった。。 ブエノスアイレスの四季は、皆さんの素晴らしい演奏の中で弾けて、こんな贅沢なことはないなと幸せを噛み

          2022.3.12『弦楽』プログラムノート

          2022年3月12日に開催された三島彩コンサート『弦楽』のプログラムノートです。(執筆:三島彩) プロコフィエフ / 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.115 プロコフィエフ(1891-1953)はロシア帝国に生まれた作曲家でピアニスト。ロシア革命後、アメリカやドイツ、パリを転々としながら音楽活動をし、1936年に祖国に戻る。ソヴィエトの社会主義により制限を受けながらも勢力的に作曲を続けた。 この無伴奏ヴァイオリンソナタは1947年に作曲された。"無伴奏ヴァイオリン

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          コンサートづくり |『弦楽』

          母校のホールでの自主公演『弦楽』。 一からつくる、全てが自分次第の一大決心のコンサートを、洗足学園音楽大学 前田ホールで開催することになりました。 開催の経緯、コンセプトやプログラム、フライヤーのことなど、コンサートづくりの裏側やこの演奏会に込めた思いを綴りたいと思います。 洗足の大学院では、修了試験後に各専攻首席奏者による『大学院グランプリ』という演奏会が行われます。 有難いことに、私は2016年度にそのコンサートに出演させていただき、準グランプリに選ばれました。そ

          コンサートづくり |『弦楽』

          『弦楽』ヴァイオリン三島彩コンサート

          『弦楽』のフライヤーが完成しました!思い描いていたもの以上のものが完成してしまった…🎻💐😭 改めまして、2016年度洗足学園音楽大学『大学院グランプリ』準グランプリの副賞としてコンサートを開催することになりました。 公演サイトはこちらです! mishimaaya.com/gengaku 2022年3月12日(土)16:00開演 @洗足学園前田ホール ・プロコフィエフ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ ・ラヴェル/ヴァイオリンとチェロのためのソナタ ・ウォーロック/カプ

          『弦楽』ヴァイオリン三島彩コンサート

          『弦楽』

          先日無事誕生日を迎えました。 30歳ってもっと大人なイメージで、自分こんなかんじで大丈夫かしらと思う節もありますが、、少しずつマイペースで、前向きに精進して参ります。✊ メッセージもありがとうございます🙇‍♂️ そして、ひとつお知らせがあります。 来年の3月12日に、母校の前田ホールでコンサートを開催することになりました! 院修了時に前田ホールでのコンサート開催権をいただき、期限は修了から5年まで。 前田ホールでどんなことができるだろう、、と考えに考えていたらあっという間に

          【無料生配信コンサート】『おうちde世界音楽旅行』

          9月27日(日)20:00〜生配信コンサートを開催します🎹🎻🎻 今回は「戸塚区民文化センターさくらプラザホール」から! 円能寺美惠さん、蛯名桃子さんと世界各国の作曲家、民俗音楽をモチーフにした楽曲などクラシックの名曲や親しみのあるあの曲までお届け致します♪ もしお時間ありましたらご覧いただけたらとても嬉しく思います☺️ こちらからご覧いただけます。 https://youtu.be/Ky4lxLx8-zE 〈演奏曲目〉 ・バッハ/2台ヴァイオリン協奏曲BWV1043 第1

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          半年振りの演奏会はシェア奥沢にて

          先週の日曜日、ヴァイオリンとピアノでの演奏会《シェア奥沢 クラシックの会》を開催した。 コロナの影響で通常のコンサートができない状況になってから、配信でのコンサートを何度かしたけど、観客の皆さんと対面で演奏するのは約半年振りのことだった。 場所は《シェア奥沢》というスペース。 自由が丘から徒歩5分ほどの、住宅街の中に溶け込むようにある。 古民家風のすてきな空間に、珍しい木目調のニューヨークスタインウェイが設置されている。 様々なイベントやコミュニティスペースとして使用され

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          生配信コンサートの意義

          明日7/29(水)20:00〜YouTube生配信コンサートを開催します。 https://youtu.be/_vYdpUXak54 お二人とリモートアンサンブル(アンサンブル曲をそれぞれ収録し編集で合わせること)をした曲も今回演奏します。 久しぶりに対面し合わせをしたとき、やっぱり同じ空間で相手の気配を感じて演奏するって、へんな話、こんなに楽なのかと思った。 アンサンブルのときって、お互いアンテナ張って電波を感じとってるような感覚があり、それを久々に感じたとき、心の底

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          コロナ自粛で良かったこと三選

          自粛が緩和されていく中、音楽活動をしている私はレッスンこそ再開しつつあるけど、まだまだ元の生活には戻っていない。 そんな中でも自粛があったからこその良いことも色々あったなと思う。 今回は悪かったことなんておいておく。 録音技術を身につけた コンサートなどの演奏する機会がなくなって、まず取り組んでみたのがSNSやYouTubeに演奏を投稿すること。 録画は生演奏と違って何回でも撮り直しがきくから、そこがけっこう大変だった。 聴き返すと気にくわない箇所が絶対あるから撮り直して、

          コロナ自粛で良かったこと三選