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指トレをして弓と一心同体になろう!
ヴァイオリン(弦楽器)の弓は、声楽や管楽器でいう”息”。
息を素早く出せば歯切れの良い短い声、音が出るし、伸びやかに出すには長く安定したスピードの息を出す…声楽や管楽器はさまざまな息の出し方で表現を変えるように、ヴァイオリンは弓の動かし方で表現を変えます。
そして表現豊かな演奏をするには、まずは歌心が豊かであることが大事なのですが、
歌心と直結したボーイング…弓のコントロール力が必要なのです。
そこで重要になるのが、弓と体の接点である手指の研ぎ澄まされた感覚と柔軟さ。
これから紹介する右手の「指トレ」をして、手指の研ぎ澄まされた感覚と柔軟さを養っていきましょう!
そして、弓と自分自身が一心同体で、思い通りに自由自在に動かせる理想的なボーイングを目指しましょう。
この指トレ、最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが(^_^;)辛抱強くやっていきましょう!
えんぴつコロコロ運動
えんぴつを親指とその他の指で挟むように持ち、指の腹でコロコロ転がす運動です。
写真のように、第2関節から指先までなるべく広範囲動かすようにできると良いです◎
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この運動は楽器を持っていなくてもできるので、テレビを見ながらとか勉強の合間とか、隙間時間に"ながら運動"としてどんどんしてみてください(^o^)
指曲げ伸ばし運動
指を曲げ伸ばしすることにより、弓を上下させる運動です。
①弓先が上を向くように弓を持ちます。
②弓を指で持ち上げるように曲げます。
③元の形に戻します。
これを繰り返してみましょう。
親指の弓に当たってる場所(親指と弓の接点)が、弓が上下することにより変わります。
弓がグラグラせず、なるべくまっすぐに上下することを心がけましょう。
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弓渡り指競争
指を動かして弓の先端から元へ移動する運動です。
指一本一本を満遍なく動かすのがポイント。
弓を落としてしまっては大変なので、必ずクッションや布団など床に柔らかいものを敷いてある場所で行いましょう。
突っ張り棒など長細いものでやるのもおすすめです。
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薬指や小指もきちんと使って移動しましょう!
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手首柔軟運動
弓との接点ではありませんが、手首の柔軟さもとても大事。
弓を持ち、弦の上におきます。
肘の位置を動かさないように、手首だけを下に曲げるように動かします。
バイクのハンドルをブンブンとやるような動きをイメージするとわかりやすいかも?o(^-^)o笑
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手首のみ動かします
いかがでしたか?
筋トレと同じように、指トレも日々続けることで成果が現れてきます。
指一本一本の神経を呼び覚ますように、継続して指トレをやってみてくださいね(^^)
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