投資契約書の締結の前に:Term & conditionで、どこまで攻めるのか
Term & condition(以下、ターム)で
どこまで修正をして返して良いものか、という
質問をよくもらいます。
結論から言うと、
自分が気になるところは、気にならない書きぶりにして
返すようにした方が良いです。
この時に、
なんとなくでタームを変更してしまってはダメです。
投資家側も出来る限りリスクヘッジをしたいわけです。
理由も、なんとなくでは、本当に投資されたいのか
どうなのか、推し量れなくなってしまうからです。
ちゃんとした理由、
・決裁スピードが遅くなるから
・将来的に、こういう絵があるから
・当社の現状から言うと、、、
など、ロジカルで納得感のある理由がないと
変更について、理由を教えてください、と
返信されると困ってしまうことになるので
注意が必要です。
リーガルチェックを行う場合にも
投資契約書を見慣れている弁護士の方も
多いので、ファイナンスを専門にされている方
ですと一般論からコメントがもらえたり、
特にポイントなのは、
法律用語で記載しなくては契約書内容として
有効にならなくなってしまうので、
法律用語の観点から専門の弁護士にチェック
してもらうことをお奨めしています。
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