中国のZ世代を知っているか
皆様はbilibiliという言葉をご存知でしょうか。
いわゆる中国版youtubeまたは中国版ニコニコ動画なるものです。
筆者も時間がある際はbilibiliを利用し「しゃべくり007」や「脱力タイムズ」「グータンヌーボヌーボ」を見る時があります。
それ以外にもゲーム実況や化粧品紹介など多くのインフルエンサーが多岐に渡る動画を配信していますね。
しかしbilibiliの魅力と言えばなんと言っても弹幕と呼ばれる書き込みである。
あのヒトが見ている番組に弾幕が流れてくるのが邪魔…..
ということで本日の話題は中国Z世代についてです。
◆中国のZ世代について
中国においてZ世代(ここでは95-00年生まれと定義)は世界最大の約1.5億人。
彼らの可処分所得は約3,501元(約56,000円)である。
この収入自体は「仕事」「家族からの仕送り」「奨学金」など様々である。
テンセント広告:Z世代消費力観察報告書によると
Z世代の1日の時間消費内訳は
1.SNSでのコミュニケーション:56.2分
2.動画の視聴:52.4分
3.文学小説を読む:47.6分
4.音楽を聞く:42.7分
5.ショートムービー視聴:42.7分
6.ニュースメディアの視聴:38.5分
7.ECサイト訪問:27.1分
毎日平均すると約3時間程度はネットを活用。
そして冒頭に出てきたbilibiliは2019年Q3時点でアクティブユーザー数は1.28億人に到達。
1日平均使用時間は83分
1日平均PV数は7.25億回
1ヶ月平均インタラクティブ数は25億回
となっている。
最大視聴カテゴリーはゲーム実況関連で年間約600万件近くの投稿数。
なんとまあ凄い発展だ。
Z世代においては中国国産ブランドが注力しており、デジタル・ネイティブ世代にとってbilibiliやyoutube、tiktokなどのプラットフォーム上でのコミュニケーションは非常に効果的ですね。
といいつつ施策を打っても最終的な着地が設定されていないとボロボロの結果になります。
広告露出やインフルエンサー使ったからといって認知度上がるわけではないので、ブランド側の方々は気をつけていただきたいです。
適当なKPIつけてレポート作成する代理店なんて沢山いますから。
ばいちゃ!
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