握れば拳、開けば掌
あなたの周りは、素敵な人で溢れていますか。そうでないなら、もしかしたらあなたが”拳”で接しているのかもしれません。自分から拳を開くことが大切だと思うんです。
今日は、拳を開こうというお話をさせていただきます。
1.素敵な人で溢れてる
最近、ワタシの周りは素敵な人で溢れてるなあって感じるんです。
いつもみなさんが優しくしてくださって、いつも笑顔で接してくださって、いつもワタシのことを寄ってたかって幸せにしてくれるなあって。
一年前、うつになった時は、今とは正反対でした。
いつもみんながワタシから何かを奪い取っていくようなイメージ。笑顔でいなきゃいけないワタシ。一生懸命みんなのことを考えなくてはいけない。全部周りの人優先。
見えないところで他の人の何倍も仕事をしていたのに、仲の良かった後輩に、『なんで仕事せえへんの?』と言われました。ヘラヘラしてたからかな。
どうしてわかってもらえないんだろう。もう無理だ。もうこの人達のためには頑張れない。
その一言で気持ちが爆発してしまい、退職してしまいました。
いまは本当に恵まれた環境で、平和で幸せに暮らしています。上司も先輩もみんなだいすきです。
2.ルーキーズ
ルーキーズってドラマ見ていた方いらっしゃいますか??
1話で、忘れられないシーンがあります。(Amazonプライムで見られます)
手って不思議だよな。
握れば拳(こぶし)、開けば掌(たなごころ)。
掌っていうのは『手の心』っていう意味だ。
俺はいつか、
お前が自分からこの拳を開いてくれる日が
来るって信じてるからな。
このドラマがやっていたのは、中学生の時でした。当時は、このシーンの意味がよくわかっていませんでした。
ワタシいままでずっと掌(てのひら)を見せているように見せかけて、拳で周りと関わっていたんじゃないかなって思ったんです。
もちろん、殴ったりはしないですけどね。なんていうんですかね、自我の殻に籠るというか。自分の内側を開示することが無かったなあ、って思ったんです。
人当たりはいいので、掌を見せているように見えると思います。でも、心の中では我慢して苦しくても平気な顔をして。そんな風にいつのまにか拳を作っていたなあって。
3.拳を開く
ヒトの拳を開くのは拳じゃありません。あなたの掌です。殴りかかってきた新庄に対して、川藤先生が掌で拳を開いたように。
まずは自分が拳を開かなくちゃいけないんです。自分が一番最初なんです。
ワタシ、いまの職場の人達みんなだいすきなんです。若い人もいないし、仲のいい同僚も居ないんですけどね。
一番最初に、職場のことをだいすきになりました。だいすきだから、自然と自分は笑顔になりました。そうしたら、みんながワタシのこと愛してくれるんですよね。愛されすぎて、半年くらいしか経っていないのに、社員にならないかと言われました。
きっと、仕事ができるから、じゃないんじゃないかと思うんです。ワタシがいたら、きっとみんな楽しいんです。だってワタシ自身が楽しいんだもん。
○まとめ
あなたは、拳で相手に接していないですか。無意識に、拳になる瞬間はないですか。
もっと自分らしさを解放してもいいと思うんです。自分の心の内を見せてもいいと思うんです。
まずは自分から、素敵な環境にしていきませんか。
今日は『Body•Mind•Spiritを癒す』セラピストとして、拳を開こうというお話をしました。
まずは自分のことを、よく観察しましょうね。無理して頑張ったらだめですよ。自然体で、拳開いちゃいましょうね。