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その期待があなたを殺す。ストレスを9割減らす習慣とは?


「期待してるよ!」

と励ますように声をかけてきて

「キミには期待してたのに…」

と、落胆してしまう。

これ、勝手に期待してきて勝手に期待を裏切られているんですよね。
文字にして見ると何とも不思議な光景です。


でも実は、私たちも心の中で同じようなことをやってしまっているんです。

この期待と失望の繰り返しがストレスの原因になっています。

今回は『無言の期待』とその対処法『期待値調整』についてお話しします。

無意識に期待してしまう

私たちの脳は他の動物より発達しています。
そのため器用に道具を扱うこともでき、高度な言語を使ったコミュニケーションも可能です。

しかしその他の機能はどうでしょう?鋭い爪や牙もなければ羽もなく、走っても小動物にすら追いつけません。

人間は物理的には弱いんです。

その弱さをカバーするために発達したのが、脳の予測機能です。
「物陰から襲われるかもしれない」といった危険予知や、
「あの木には美味しい実がなるだろう」といった経験からの予想ですね。

比較的安全になった現代では、この予測機能が逆効果になります。

「食べ終わったんだから、きっと片付けてくれるだろう」
「流石にこの状況では、空気を読んでくれるだろう」
「お金を払ったんだから、完璧なサービスを受けられるだろう」
という予測がいつの間にか期待に変わっているんです。

でも、この世の中は思い通りにいかないので、その期待は裏切られ、ストレスを感じてしまうわけです。

やっかいなのは、自分でも期待していることに気づいていないところです。

無意識に未来を予測して、無意識に期待して、裏切られて傷つく。
これを私は無言の期待と読んでいます。

無言の期待を減らすために

この無言の期待は無意識に行われるので、初見では気付くことができません

そう、初見では。

ですから次に活かしましょう。
ストレスを減らす方法の3ステップを紹介します。

  1. イライラした事に気付く

  2. 自分が何を期待したのか考える

  3. 次に同じ状況になったら期待値を下げて見る

この中で一番難しくて重要なのが1番初めの気付くことです。
時間がかかっても大丈夫なので、自分の感情を観察してみてください。
これを繰り返していくと、どんどんストレスを感じることがなくなっていきます。

今すぐできる方法もあります。
最近イライラした場面を思い出してみてください。
そして、その裏にある無言の期待を探ってみてください。
もちろん仮説で大丈夫です。ゲーム感覚で気軽にやってくださいね。
思い出しストレスも厄介なので。

これらを繰り返していくと、あなたの中に経験が蓄積されていきます。
ふと気づいた時には自分の成長を感じているはずです。

私はメモ帳に書き残すようにしています。
同じようなことでイライラしているなぁ、と気づことも多く、見返したときに新しい発見もあります。おすすめです。

まとめ

・人は無意識に未来を予測し無言の期待をしている
・その期待は裏切られる確率が高く、ストレスに変わる
・無言の期待に気づいたら、期待値を調整する習慣をつけよう

いかがでしたか?
毎日を穏やかに過ごすためのスキルとして、ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後もこのような情報を発信していきますので、
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