煩先生@新作詩集有り〼

悪文で美文を導いている芸術幼女家。都市伝説に堕ち美型詩に呪われた見解へ陥ってます。ラブ…

煩先生@新作詩集有り〼

悪文で美文を導いている芸術幼女家。都市伝説に堕ち美型詩に呪われた見解へ陥ってます。ラブラバとガァルルとネルに倖いを。国家公務詩人。詩のデザイナー。メンタル文法屋。音韻のパープリン。マッシブライアー。ファニーラヴレターズ。脱詩ヤプー。害の無いメンヘラ。なお、僕の延命治療は順調です。

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記事一覧

「僕を怖れているのか?」

他所往きの胃袋を抱えて、今日も空腹を愉しんでいる。 或いは宿便の様に、勿忘草を花壜に活ける。 何時だって人は、ヘッドフォンで別れて、イヤホンで巡り逢い続けている。…

【詩篇】ヂャギィ

看る狂気で 鶏犬を銘して 諦の令嗣で 離騒を潮した 蒴の治工で 妖姫を草せて 織る奉遷で 拝芝を褪せた 着る妙機で 名剣を啓して 戻の梯子で 地層を諒した 籥の鎖肛で 笊…

「石に当たると痛む。」

石を民衆の機嫌が済むまで浴びないといけない時も有る。 喩えば、僕は園崎詩音さんと一緒に石を浴びないといけない人種である。 何故、貴方はそう言う現象に成る事自体を拒…

【詩篇】リワルク

猟奇の癪で 専攻を令して 磬の円匙で 緯線を規した 銛の刀剣で 短期を抹して 破窓の薬で 容姿を補した 正機の略で 連亘を製して 鱏の賢士で 騎戦を慰した 禽の猛犬で 慢…

「web文芸誌 プロムナード vol.3」

最近は少しずつエッセイを描いてる僕ですが、其のキッカケの一つとして、以前も紹介したロロイ(@meta_vacation)さんが主催している「web 文芸誌 プロムナード」も挙げら…

【詩篇】アィアン

未成の膣で 貞心を瞑して 経る映写で 異相を比せた 裸坑の蒴で 早歌を老して 凝る洋斤で 野景を仮せた 治政の褌で 迷信を呈して 得る蔽遮で 悲愴を慰せた 鎖交の酪で 弄…

「宇宙よ、土下座せよ。」

僕は何時までも独りで善がっていたい。 直径5mmの穴だらけの顔を視て確信した。 夏休みと言えば時空採集だ。 今と言う瞬間を無視取り網で捕まえようとしては、過去にして…

【詩篇】フロール

堀の能詮で 乃至を破せて 治工の穫で 紅旗を瑩じた 智歯の育で 円相を典じて 酩の整肌で 私権を魅せた 糊の法線で 拝芝を済せて 佳肴の扼で 様器を候じた 遺屍の蓄で 転…

「昆布の天ぷら違反。」

AK47を毎分六百発のテンポで乱れ撃ちしていた頃、僕はハッピーエンドに憧れていた。 其のキラーチューンを聴きながら、明後日の詩篇の下書きについて想いを馳せていた。 最…

【詩篇】コゥヒア

浴の刀剣で 多型を訳して 再構の軋で 横禍を蘇した 併の鳴謝で 御荘を比せて 量子の屹で 経線を列した 篤の葉圏で 野景を託して 愛好の擦で 相加を捺せた 迷の蔽遮で 非…

「正攻法じゃ濡れない。」

僕は意図の視える詩篇が嫌いだ。 反戦、差別、貧困、孤独、失恋、弔意。エトセトラエトセトラ。 そう言うモノを主張したり慰めたりする事に、もう詩篇は遣うべきじゃないと…

【詩篇】ヒィリィ

襠の散銭で 側枝を燃せて 後項の翌で 夜気を画した 鉛糸の睥で 肥瘦を慰せて 畜の猟奇で 霊剣を挺した 幸の万線で 目眦を蘇せて 要港の酷で 火器を訳した 片紙の曳で 移…

「知の無知。」

気難しい詩篇ばかり書いている。 感性も資質も技術も残骸も持っていない僕なので。 詩篇の中で僕を表現するのが怖かった。 どうやらアンダーグラウンドは東京にしか無いら…

【詩篇】ラァィヴ

兵舎の銘で 味煎を比して 率の将士で 精巣を列した 大孝の捺で 能記を賭して 沃の高見で 家系を約した 名車の弊で 飛銭を魅して 質の漁師で 霊草を節した 内項の撻で 党…

「廻ル廊下の新作(起)」

が出来た様です。 何とイラストの作風が一新されています。 一週間毎に一呼吸する様です。 urlは此方。

【詩篇】フゥトゥ

汀線の冷で 淋糸を蟄して 試る氷層で 兵事を面した 依る双蛾で 砂鉱を痩せて 開架の挨で 王権を哭せた 霊泉の停で 沈子を律して 嚔る妙想で 名辞を偏した 逸る陽画で 治…

「僕を怖れているのか?」

他所往きの胃袋を抱えて、今日も空腹を愉しんでいる。 或いは宿便の様に、勿忘草を花壜に活ける。 何時だって人は、ヘッドフォンで別れて、イヤホンで巡り逢い続けている。 目薬と玉葱の様に、被害者意識は永遠に途絶えない。 闘えない僕に、誰彼は自分の基準を捏ねて非難を構築していく。 b型肝炎だと主張しても、僕の篝火は、間に合わない。 子供を平気で殺す街は、住み心地が悪く無いのが難点だ。 二季折々の毎日に、寝落ちの憂いを感じる。 天使の格好をした音痴が、また御金を出している。 牢獄より蟲

【詩篇】ヂャギィ

看る狂気で 鶏犬を銘して 諦の令嗣で 離騒を潮した 蒴の治工で 妖姫を草せて 織る奉遷で 拝芝を褪せた 着る妙機で 名剣を啓して 戻の梯子で 地層を諒した 籥の鎖肛で 笊器を夭せて 惚る応戦で 哀史を破せた

「石に当たると痛む。」

石を民衆の機嫌が済むまで浴びないといけない時も有る。 喩えば、僕は園崎詩音さんと一緒に石を浴びないといけない人種である。 何故、貴方はそう言う現象に成る事自体を拒絶するのか? 人生は待って呉れないと言うのに。 大した事の無い脳味噌で生まれて、大した事の無い技術しか持てず、大した事の無い障害を宿してしまった僕は、意図的な痴呆や安易な共感や無知の邪推に腹を立てる。自分でもビックリするくらい腹を立てる。 そう言う時は決まって、ブベルル酸をポッケに忍ばせて、スカートも履かずに本屋古

【詩篇】リワルク

猟奇の癪で 専攻を令して 磬の円匙で 緯線を規した 銛の刀剣で 短期を抹して 破窓の薬で 容姿を補した 正機の略で 連亘を製して 鱏の賢士で 騎戦を慰した 禽の猛犬で 慢気を達して 野草の魄で 放恣を止した

「web文芸誌 プロムナード vol.3」

最近は少しずつエッセイを描いてる僕ですが、其のキッカケの一つとして、以前も紹介したロロイ(@meta_vacation)さんが主催している「web 文芸誌 プロムナード」も挙げられると思っています。 そして今回で三回目と成る其の文芸誌にも、ありがたい事に参加させて頂ける事に成りました。 vol.3も詩篇では無くエッセイ。そして今回は推敲癖の強い僕が敢えて推敲をし過ぎない様に注意しました。推敲を徹底しない事で、文章の生感と言うか、泥臭さみたいなモノを大切にしたかったので。(と言

【詩篇】アィアン

未成の膣で 貞心を瞑して 経る映写で 異相を比せた 裸坑の蒴で 早歌を老して 凝る洋斤で 野景を仮せた 治政の褌で 迷信を呈して 得る蔽遮で 悲愴を慰せた 鎖交の酪で 弄火を草して 拠る講金で 家計を痩せた

「宇宙よ、土下座せよ。」

僕は何時までも独りで善がっていたい。 直径5mmの穴だらけの顔を視て確信した。 夏休みと言えば時空採集だ。 今と言う瞬間を無視取り網で捕まえようとしては、過去にしてしまう不毛さよ。 頭の佳い子はちょっと考えて未来を捕まえて今にしようとするけれど、過去に成るのを止めるまで出来るには未だ未だ若過ぎた。 近所のオジサンに頼み込んで、塩っぱい想いをして、御腹に閉じ込めるのが限界だ。 夜の帳は問答無用で空に打ち上げようと思っている。 酔っ払いの息と「チュー腹の仲や!」と言う殺し文句

【詩篇】フロール

堀の能詮で 乃至を破せて 治工の穫で 紅旗を瑩じた 智歯の育で 円相を典じて 酩の整肌で 私権を魅せた 糊の法線で 拝芝を済せて 佳肴の扼で 様器を候じた 遺屍の蓄で 転漕を怨じて 靖の冥鬼で 未見を資せた

「昆布の天ぷら違反。」

AK47を毎分六百発のテンポで乱れ撃ちしていた頃、僕はハッピーエンドに憧れていた。 其のキラーチューンを聴きながら、明後日の詩篇の下書きについて想いを馳せていた。 最近はインターネットの辞書にも広告が入る様に成ったので、検索を掛ける度に眉を顰めていた。 頑張ったんだから、評価されるのが当たり前。言葉を積んだのだから巧く成ってる筈と甘えてた。 インデペンデンス・デイが訪れても、宇宙人も戦闘機も現れはしないと言うのに。 コッソリ買った古本が届くのを待ちつつ、其の合間に長篇小説を読

【詩篇】コゥヒア

浴の刀剣で 多型を訳して 再構の軋で 横禍を蘇した 併の鳴謝で 御荘を比せて 量子の屹で 経線を列した 篤の葉圏で 野景を託して 愛好の擦で 相加を捺せた 迷の蔽遮で 非想を魅せて 狂詩の慄で 零戦を決した

「正攻法じゃ濡れない。」

僕は意図の視える詩篇が嫌いだ。 反戦、差別、貧困、孤独、失恋、弔意。エトセトラエトセトラ。 そう言うモノを主張したり慰めたりする事に、もう詩篇は遣うべきじゃないとさえ思っている。 しかしだからと言って何でも抽象の絞り汁みたいなモノにしろと言ってる訳じゃない。 究極で言うと、意図が有る事を理解されないのが一番なのだ。 よく「詩篇には読者によって百万通りの視え方が有る」みたいな事を言う人も居るけど、其れは違うと感じている。 正確には「詩篇には一通りも確かな視え方は無い」の方が正し

【詩篇】ヒィリィ

襠の散銭で 側枝を燃せて 後項の翌で 夜気を画した 鉛糸の睥で 肥瘦を慰せて 畜の猟奇で 霊剣を挺した 幸の万線で 目眦を蘇せて 要港の酷で 火器を訳した 片紙の曳で 移相を秘せて 戮の寵姫で 定検を礼した

「知の無知。」

気難しい詩篇ばかり書いている。 感性も資質も技術も残骸も持っていない僕なので。 詩篇の中で僕を表現するのが怖かった。 どうやらアンダーグラウンドは東京にしか無いらしいし。 頑張れば報われるとは限らない。 しかし其れが頑張る事を止める理由には成らない。 続ければ成長するとは限らない。 しかし其れが続ける事を止める理由には成らない。 応えれば赦されるとは限らない。 しかし其れが応える事を止める理由には成らない。 夢観れば変貌するとは限らない。 しかし其れが夢観る事を止める理由に

【詩篇】ラァィヴ

兵舎の銘で 味煎を比して 率の将士で 精巣を列した 大孝の捺で 能記を賭して 沃の高見で 家系を約した 名車の弊で 飛銭を魅して 質の漁師で 霊草を節した 内項の撻で 党規を熨して 告の要件で 野景を隠した

「廻ル廊下の新作(起)」

が出来た様です。 何とイラストの作風が一新されています。 一週間毎に一呼吸する様です。 urlは此方。

【詩篇】フゥトゥ

汀線の冷で 淋糸を蟄して 試る氷層で 兵事を面した 依る双蛾で 砂鉱を痩せて 開架の挨で 王権を哭せた 霊泉の停で 沈子を律して 嚔る妙想で 名辞を偏した 逸る陽画で 治工を挿せて 哀歌の潰で 後件を臆せた