煩先生@新作詩集有り〼

悪文で美文を導いている芸術幼女家。都市伝説に堕ち美型詩に呪われた見解へ陥ってます。ラブ…

煩先生@新作詩集有り〼

悪文で美文を導いている芸術幼女家。都市伝説に堕ち美型詩に呪われた見解へ陥ってます。ラブラバとガァルルとネルに倖いを。国家公務詩人。詩のデザイナー。メンタル文法屋。音韻のパープリン。マッシブライアー。ファニーラヴレターズ。脱詩ヤプー。害の無いメンヘラ。なお、僕の延命治療は順調です。

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記事一覧

「チラシの裏の空。」

断煙している事を優越の道具にしたく無い。 其の選民思想は、自己管理や健康法と言う大義名分で殴り続ける歪んだ正義の味方に変態するからだ。 或る朝、グレゴール・ザムザ…

【詩篇】ガァング

盗泉の宵で 矢視を託して 愛好の撮で 相加を捺せた 兵舎の迷で 御荘を比せて 猟奇の屹で 契券を列した 洋船の問で 他志を約して 再考の圧で 横禍を蘇せた 名車の併で 皮…

「あのシガーソケットまで。」

薬漬けに成っている僕に中毒性なんて今更だ。 只の遣い物にも成らない細胞を温めるだけで。 毎朝起きる度に友達が欲しいと悪い夢に帰る。 期間限定のLINEスタンプの様に哀…

【詩篇】ヂャーニ

机下の慄で 霊剣を決して 迷悟の蔽で 品行を魅した 凍瘡の折で 哀詩を謫して 矢銭の帛で 芳声を止した 李花の屹で 勁健を列して 兵語の酩で 明刻を比した 往相の酉で 隊…

「背走する情緒。」

確かに箒星が堕ちると信じてた。 扁平足で明後日の方向を踏んで。 蒙古斑が出ないだけ少しはマシだ。 泥棒の様に睡れない日々が続けば。 御薬が無いと人間に成れない。 情…

【詩篇】レェルム

銘の犬歯で 狂草を魅して 四股の率で 連戦を摂した 刀銭の浴で 野趣を託して 哀の犯行で 法喜を捺した 啓の綿糸で 妙想を騎して 利己の質で 専占を列した 養仙の督で 多…

「生き易い雨。」

栄養の様に言葉を服用している。 宿便の様に言葉を排出している。 甘えた声が、夜の肯定に戦いでいる。 仲間のフリをし、朝日を追っている。 脳内の友達は僕を褒めて呉れ…

【詩篇】ポォィズ

星河の嬰で 遺稿を叱して 両社の屹で 経線を礼した 禽の猛犬で 毎期を達して 扼の破窓で 放恣を要じた 映画の姓で 指甲を佚して 強者の慄で 零戦を慶した 銛の当券で 堆…

「絶版とメンヘラ。」

ギークハウスの破滅を観ない儘、去ったのだ。 リナカフェの閉店を味わう前に、帰ったのだ。 追い出しコンパで演奏をせずに、逃げたのだ。 卒業の謝恩会の会費だけ払って、…

【詩篇】マールキ

宣る法喜で 廃興を為して 拓の椰子で 用箋を賭した 戻の契券で 侠気を律して 痴る逸走で 英姿を節した 欲る能記で 内項を派して 躍の多士で 刀銭を止した 掲の霊剣で 猟…

「廻ル廊下の新作(転)」

が出来たそうです。 佳い宵に、貴方の悪夢で御逢いしましょう。 其れまでどうか、御元気で。

【詩篇】ロォィル

襠の排紙で 方相を模して 酷使の浴で 矢銭を画した 掣の英検で 衣架を叱して 隣好の蓄で 敵旗を隷した 八の昧死で 孟宗を保して 抑止の克で 化繊を訳した 曳の政見で 市…

「酸欠、或いは痛む。」

エッセイは生活のパッチワークだ。 自分の人生を切り売りする心地好さが堪らない。 此の半生を想うに、可愛い人と可愛くない事をし、可愛くない人と可愛い事をし続けた日々…

【詩篇】シーニク

鳥の応手で 相先を謫して 訳詩の昨で 楚囚を止した 連休の幣で 標語を諒して 狐の未見で 名技を兼した 檻の東首で 苔癬を握して 策試の籥で 余臭を蘇した 扁球の令で 了…

「僕の中の神経衰弱。」

最近、淋しく成ると指先に鋭い痛みを感じる。 淋しさは助走無しで僕の臓腑の飛び込んで来る。 不安の隣に友達が欲しいと願わなかった日が無い。 怒りで解決しようなんて、…

【詩篇】マィティ

痴る異相で 衛士を節して 鳴の兵権で 氷期を魅した 刮の乃至で 能詮を濾して 因る当帰で 他校を約した 率る詞藻で 正矢を閲して 併の名犬で 妙機を秘した 捺の改氏で 洪…

「チラシの裏の空。」

断煙している事を優越の道具にしたく無い。 其の選民思想は、自己管理や健康法と言う大義名分で殴り続ける歪んだ正義の味方に変態するからだ。 或る朝、グレゴール・ザムザ(或いは全ての喫煙者)は、禁煙主義者に依る辻斬りのせいで、自分を毒蟲だと信じ込んでしまったらしい。其の結果産まれるのは、転がり続ける時代であり、都合の佳い洗脳だったり、敬虔な解釈だったりする訳だ。 石を投げられて、居場所を追い出されて、家族にすら冷たく観られた後には、伝家の宝刀で在る肺癌に成ってオサラバする高潔さよ。

【詩篇】ガァング

盗泉の宵で 矢視を託して 愛好の撮で 相加を捺せた 兵舎の迷で 御荘を比せて 猟奇の屹で 契券を列した 洋船の問で 他志を約して 再考の圧で 横禍を蘇せた 名車の併で 皮層を魅せて 共起の慄で 霊剣を結した

「あのシガーソケットまで。」

薬漬けに成っている僕に中毒性なんて今更だ。 只の遣い物にも成らない細胞を温めるだけで。 毎朝起きる度に友達が欲しいと悪い夢に帰る。 期間限定のLINEスタンプの様に哀しく成って。 作り笑いで我慢して美徳を喰む事は出来るのか。 軽率な真理は訛りながら褪せていくと言うのに。 伝えなくても判る筈だと言う期待自体が傲慢だ。 日常会話に意味や理由や本質を求めないで呉れ。 油汚れの様に美しい星を持ち寄って面接をする。 佳い子に成る為の善行引く察する心イコール僕。 廊下を奔るまで追い詰

【詩篇】ヂャーニ

机下の慄で 霊剣を決して 迷悟の蔽で 品行を魅した 凍瘡の折で 哀詩を謫して 矢銭の帛で 芳声を止した 李花の屹で 勁健を列して 兵語の酩で 明刻を比した 往相の酉で 隊士を握して 破線の葯で 妖精を保した

「背走する情緒。」

確かに箒星が堕ちると信じてた。 扁平足で明後日の方向を踏んで。 蒙古斑が出ないだけ少しはマシだ。 泥棒の様に睡れない日々が続けば。 御薬が無いと人間に成れない。 情け無さを赤子に看破られど。 おいでおいでのデーモンに侵食された。 ゲーテ作戦は未だに効果を発揮せずで。 ちょっと高いアイスで溜飲を下げる。 そんなモノなのかと交響曲を聴いて。 上手に出来る事を考えては耳を塞いだ。 エリエリレマサバクタニなんて嘯けば。 物足りないから昨日の育休を取った。 大人に成れば少し寿命が

【詩篇】レェルム

銘の犬歯で 狂草を魅して 四股の率で 連戦を摂した 刀銭の浴で 野趣を託して 哀の犯行で 法喜を捺した 啓の綿糸で 妙想を騎して 利己の質で 専占を列した 養仙の督で 多種を扼して 俳の暗紅で 嘔気を補した

「生き易い雨。」

栄養の様に言葉を服用している。 宿便の様に言葉を排出している。 甘えた声が、夜の肯定に戦いでいる。 仲間のフリをし、朝日を追っている。 脳内の友達は僕を褒めて呉れない。 細胞から逃げる脚は持って居ない。 天使、悪魔、神様に宣戦布告をしたい。 喜劇は未だかと怒鳴る観客に燈したい。 上等な知能を持った人の好みが厭だ。 物事を論戦している誰彼とは御免だ。 二人居ないと存在すら怪しい事に成った。 大荒れの晴天に時間を使いたく無かった。 僕は貴方の僕では無く、僕の為の僕だ。 忘れ

【詩篇】ポォィズ

星河の嬰で 遺稿を叱して 両社の屹で 経線を礼した 禽の猛犬で 毎期を達して 扼の破窓で 放恣を要じた 映画の姓で 指甲を佚して 強者の慄で 零戦を慶した 銛の当券で 堆起を抹して 剥の野草で 容止を奉じた

「絶版とメンヘラ。」

ギークハウスの破滅を観ない儘、去ったのだ。 リナカフェの閉店を味わう前に、帰ったのだ。 追い出しコンパで演奏をせずに、逃げたのだ。 卒業の謝恩会の会費だけ払って、潜んだのだ。 僕は、当たり前に、正確に、メンヘラなのだ。 一瞬ライターを遣り躾けられる前に馘された。 減量の継続がバレ、病気だと下剤を奪われた。 僕は僕の命を詩篇に捧げて、救ってあげたい。 未だに、消え掛かった傷に触って祈ってたい。 出来る限り笑える文章を書きたくて脳を煮る。 僕は古く成って絶版にされてる小説が好

【詩篇】マールキ

宣る法喜で 廃興を為して 拓の椰子で 用箋を賭した 戻の契券で 侠気を律して 痴る逸走で 英姿を節した 欲る能記で 内項を派して 躍の多士で 刀銭を止した 掲の霊剣で 猟奇を喫して 率る失踪で 誓詞を閲した

「廻ル廊下の新作(転)」

が出来たそうです。 佳い宵に、貴方の悪夢で御逢いしましょう。 其れまでどうか、御元気で。

【詩篇】ロォィル

襠の排紙で 方相を模して 酷使の浴で 矢銭を画した 掣の英検で 衣架を叱して 隣好の蓄で 敵旗を隷した 八の昧死で 孟宗を保して 抑止の克で 化繊を訳した 曳の政見で 市価を佚して 珍肴の戮で 礫器を訂した

「酸欠、或いは痛む。」

エッセイは生活のパッチワークだ。 自分の人生を切り売りする心地好さが堪らない。 此の半生を想うに、可愛い人と可愛くない事をし、可愛くない人と可愛い事をし続けた日々だった。 行為の後の夜中に走る自転車から視上げた三日月だけが僕の味方だったかも知れない。 特に武蔵野の美大に往ってた頃は、戦場の様に冷たい街を歩き続けていた。 其れに慣れたら、軀と心は混ざって遅れてるガラクタに成って居た。 常に汚れた下着の様に、後ろめたさと反抗を繰り返していた。 太陽系にさえ、無理を強いてボロボロに

【詩篇】シーニク

鳥の応手で 相先を謫して 訳詩の昨で 楚囚を止した 連休の幣で 標語を諒して 狐の未見で 名技を兼した 檻の東首で 苔癬を握して 策試の籥で 余臭を蘇した 扁球の令で 了悟を僄して 蜜の帰県で 経義を面した

「僕の中の神経衰弱。」

最近、淋しく成ると指先に鋭い痛みを感じる。 淋しさは助走無しで僕の臓腑の飛び込んで来る。 不安の隣に友達が欲しいと願わなかった日が無い。 怒りで解決しようなんて、空想持ちの非常識だ。 僕は何歳の頃に間違ってしまったのだろうか。 罪が無いかは判らないが哀しい被害者を観に往った。 誰彼が忘れる様に陰は時の流れの中で薄れていく。 一番気になったのは一枚の熱を持った絵画だった。 赤赤黒黒、人の貌に大破した路面電車の壁壁壁壁。 其処に僕は魂を削る芸術性を感じずには居られない。 化粧

【詩篇】マィティ

痴る異相で 衛士を節して 鳴の兵権で 氷期を魅した 刮の乃至で 能詮を濾して 因る当帰で 他校を約した 率る詞藻で 正矢を閲して 併の名犬で 妙機を秘した 捺の改氏で 洪繊を熨して 盗る妖姫で 治工を託した