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アルバイトとリカレント

皆さん、こんにちは。
鹿児島のキャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントの和山です。

「コンビニでアルバイトを始める」と言ってから2週間

前々回の投稿の最後の方で「コンビニでアルバイトします」と言っていた私ですが、先週から、少しずつ研修が始まりました。
アルバイトについて書いた記事はこちらから
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まだ簡単な研修と、2.3日入っただけですが、働いてみての感想は「めちゃくちゃ楽しい!!」
コンビニはほとんどの方は行ったことはあると思いますので、大体の仕事の内容はイメージできるかと思いますが、改めて研修という形で丁寧に紐解いて教えて頂くと「あぁ、こんなことをしてたんだ!!」っていろいろな発見があります。マンガの伏線回収の部分を読んでいるような感覚です。
そして働く中で改めて思うことは自分は根っからのプレーヤーなんだなということ。
これまでの職場でも管理職なども経験させて頂きましたが、やはり現場に立っている時の方が、気づくことやアイディアも浮かんできましたし、仮に役職に就くにしても自分は「全ては現場に立ってこそ」の人間なんだなと再確認しました。

転職とリカレント教育

今回のアルバイトの件、「転職」とは厳密には言えないかもしれませんが、個人的にはうまく職場に入れたと思っています。
先輩スタッフの方々にも恵まれたこともありますが、私自身のこれまでに培ったスキル(接客業でのあれこれや、数字が好きによるあれこれ 等)が非常に新しい仕事に役立っています。

最近、キャリア関連の記事や書籍を見ていると「社会人の学び直し」「リカレント教育」なんて言葉をよく目にします。
ざっくり言うと「社会人になってから、現職のスキルアップや転職等、目的は問わず仕事の為に行う学習」のことだそうです。
※似たような言葉で「生涯学習」もありますが、こちらは仕事のためというよりは「生きがい」や「趣味」を目的とした学びとして区別されていることが多い様です。

今後、同一労働同一賃金をはじめとした欧米型の労働スタイルが広まってくると、これまでの「一つの会社に長く勤め、その会社の中でその会社での仕事のやり方を学び、実践していれば賃金もそれなりに上がっていって何とかなる」ということはなくなり、「自分の価値は自分で高め、転職も当たり前。中には起業する人も増えるだろう」という時代が来ると言います。
ましてや、会社自体にも多くの従業員を定年まで雇う力もなくなってきており、まさに理由はどうあれ「転職を盛り込んだ上でのキャリア形成」が当たり前になっていきます。

その時、よりスムーズに、自分の望んだ転職をするために何が必要か?
その前に、自分はどんなキャリアを歩みたいのか?
そもそも自分って何が好きなんだっけ?どんな人間なんだろう。

といったことが明確になっている方、意外と少ないのではないでしょうか?

ちなみに私は、以前、キャリアコンサルタントの養成講座に通っている時、ワークで「1年後、3年後、10年後の自分の仕事とプライベート、それぞれの目標や予想を書いてみてください」というワークでプライベートのことが全く書けなかったくらいに自分のことが分かっていませんでした。
それから「自分のことをゆっくり考える時間って実は意外と贅沢な時間だな」と思うようになりました。

「欧米型雇用」とか「リカレント教育」とか言われると身構えてしまいますが、キャリア形成の根本である「自分がどんな人間になりたいか」を改めて振り返ったり、考えてみる時間を少し取ってみてはいかがでしょうか?

今週も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

今週、市内での仕事の後に無性に映画が見たくなり、「鬼滅の刃」以来のレイトショーに行ってきました。@鹿児島ミッテ

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