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知り合い間のモノの貸し借りを可視化するWebサービスを個人で作り始めた

ファッションテック企業でフロントエンドエンジニアとしてジョインしている@watsuyo_2です。
一部MVPを実装中ですが、構想段階にあるサービスであることをご承知おきください。

基本的にこれ以上、モノは増やしたくないし、お金も節約したい。

もしかしたらこの記事にたどり着いたあなたもピンときたかもしれません。

かくいう自分自身もそうだし、実際にミニマリストという言葉もあります。
年に数回、もしくは一度使ったら次いつ使うか分らないモノにお金を費やすことに抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タイトルの通り、知り合い間のモノの貸し借りを可視化するWebサービスを作り始めました。

今回は、サービス着想の背景を主にnoteに書きます。

既存の個人間レンタルサービスの価値観


・Anyble https://anyble-marketplace.com
・Alice Style https://www.alice.style/
・Quotta https://quotta.net

といったサービスが既に個人間レンタルサービスを世にリリースしています。

自分もこういったサービスのミニマリスト志向節約志向にはとても共感できますし、実際にお金を出して使いたいサービスです。

ただ、見ず知らずのユーザーからモノを貸したり、借りたりするにはまだ抵抗があります。
見ず知らずのユーザーならメルカリで買いきってから自分の所有物として使い倒してから(汚したり、壊さない程度に)、再度メルカリに出品した方が精神衛生上的にも減価償却的にもメリットが大きいと感じます。

現に自分の中ではスマホやPCやその周辺機器などの高い商品はメルカリで買って、使い終わったらなるべく価値が下がる前にメルカリで売るといった購買ライフサイクルが成立しています。
もしかしたら人によっては、化粧品だったり、書籍(技術書、ビジネス書、小説)かもしれません。

既存の人間関係から始まるWebサービス

今までは圧倒的にインターネット上の人とマッチングし、メッセージをやり取りしたり、モノを売ったり買ったり、お金が発生するサービスが、巨大SNSやフリマアプリを筆頭に大多数を占めてきました。

今回はクローズドコミュニティ内でモノを貸し借りできるプラットフォームを作ります。

既に何らかの形で関係性を築けている人同士だから担保される信頼感は、まったく見ず知らずの人からモノをレンタルしたり売買したりする時とは違った暖かみや、違った価値観が醸成されていくのではないかと実験してみたくなりました。

そもそもモノの貸し借りって知り合い同士だったから成立してきた

今まで出会うことのなかった人と関係性が生まれてきたインターネットな側面と、リアルのコミュニケーションを拡張し続けてきた側面があるとするならば、後者に着目しました。

ネットのコンテンツもリアルのコンテンツ、技術書、ビジネス書も内容を事前に調べて、このコンテンツならお金をこれくらい出してもいいなと自分を納得させてから財布の紐が初めて緩みます。

今回のサービスでいうと、貸し借りをする相手を知っているから事前の安心が担保され、違った形でのモノの流通が始まると考えました。

今回のサービスでは既に関係性を築けている知り合いを起点に、モノが動いていきます。

眠っているアイテムをお金に変えられる、知り合い同士のコミュニティで貸し借りしてみたいと思えるサービスにしていきたいです。

今見えている課題点と解決する世界観

おそらくこういった声が聞こえてきそうですし、既に課題と感じています。

- 知り合い同士ならサービスを通じずにも、対面で貸し借りをする
- そもそも知り合いならお金を払わずに借りられる
- 知り合いだからこそモノの貸し借りを遠慮しがち

知り合い間レンタルサービスをマネタイズしていく過程で、こういった課題には必ずぶち当たると覚悟しています。

ただ、個人間のお金やモノの貸し借りって、銀行やクレジットカードの与信のように、実はその人の信頼が試されていますよね...?

不確実ですがそういった課題には、今まではオフラインだけで完結していしまったために信頼ポイントが当事者間でしか共有されなかった世界から、サービスを通じてその人の貸し借りの実績を可視化して、貸し借りの当事者外の人からも見える状態にできたら、新しい人間関係や信頼が生まれてくるのではないかと考えています。

開発体制

- フロントエンドエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- デザイナー

それぞれ1名ずつです。

使用技術周りは
- Nuxt.js × TypeScript
- Firestore
- Firebase Hosting
- Github Actions

を採用しています。

今後近い将来、今想定している範囲で少なくとも
- 決済
- 画像リサイズ
等はサーバーサイドで実装する予定です。(Ruby or Golang)

このnoteを読んでサービスに興味を持った方は、エンジニア、デザイナー、マーケター問わず、@watsuyo_2までご連絡をいただけると幸いです🙏🏻🙏🏻

終わりに

もしかしたら今回、着想したサービスから大きくピポッドして全く違うサービスを作り始めているかもしれません。

ただ、エンジニアでありながら、自分が作りたい世界観を持ったWebサービスを共感してもらえるユーザーに届けたい思いがあります。

そして、今回のアイデア着想には様々な方の書籍やインタビューを参考にさせていただきました。

特に

- YOUTRUSTの岩崎さん(@yuccaaaa)
https://startuptimes.jp/2018/07/11/90636/

- ホットリンクの飯髙さん(@yutaiitaka)
僕らはSNSでモノを買う

- スマイルズの野崎さん
自分が欲しいものだけ創る!

お三方の、書籍とインタビューからたくさんヒントを頂いております。
ありがとうございます。

あとがき

これからフィードバックやアドバイスや、新たな発見からアイデアの足し引きをしていきます。

そして今後も、Webサービスづくりの過程をnoteに書こうと思います。
通常、スタートアップやベンチャー企業は、サービスのローンチまでアイデアを隠すことが当然かと思いますが、あえてここはリリース前のアイデアや途中経過を垂れ流していき、なにか少しでも共感して頂けた方やオモシロイと思って頂けた方とサービスや世界観を作り上げていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

最後までご覧になっていただきありがとうございます!