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詞▪詩

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2022年7月の記事一覧

詩◆まつりのあと

詩◆まつりのあと

あなたがくれる優しさはわたあめ
ふんわりと包まれて
甘くて幸せで……
すぐに溶けて消えちゃうんだ

残るのは祭りのあとの淋しさ
こんな想い繰り返すだけなら
さよならしなくちゃ、さよなら……

それでもどうしても
あなたが大好きで
つい追いかけてしまうから
いつも付いてくるものだと
自惚れられてるんだろうな

祭りのあとの淋しさなんて
私は欲しくない
永遠が欲しいよ

…お願い、確かな約束を下さい

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詩◆朝のひかり

詩◆朝のひかり

風が吹くたび揺れるカーテン
溢れる朝日がまぶたに触れる

はちみつ色の光はキミの笑顔に変わる
いつもあたたかく ボクを包んでくれる

優しい光は キミそのもの
いつだって ボクを照らしてくれる

キミに会えて ボクは幸せ

◆◆◆◆◆◆◆

休みの日なのに早くに目が覚めてしまって枕元に置いてた携帯を手に取り、なんとなく久々にスマパン(スマッシング・パンプキンズ)のマシーナ(マシーナ/ザ マシーンズ

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詩◆きみは想い出

詩◆きみは想い出

きみはもう想い出なんだ
間違いなく 想い出なんだ

朝の柔らかい日差しに解けそうな白い肌も
どこまでも青い空のように透き通った歌声も
穢れを知らない無垢な子供のようなとびきりの笑顔も
月の光のように静かで清らかな涙も
いつもぼくの胸の中
キラキラ キラキラ 輝くから
いつもぼくの胸の中
きみはそこに存在し続けてる

大人になりたての不安定なぼくに
ただ 優しく寄り添っていてくれたきみ
同じ夢をみて

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詩◆きみとぼく

きみとぼくは、すこし、似てる
きっと そんな気がしてる
きみとぼくは、すこし、似てる
だから ぼくには本当のきみが見えるよ

心の中は 宇宙で
真っ暗なんだけど、
希望の光が無数にあるんだ
それを消さないように
必死に あがいてるんだ
守ってるんだ

本当は泣きたいけど
笑ってるんだ
みんなを不安にしたくないから
笑顔に囲まれていたいから
笑顔でいれば きっと
幸せがくると 信じていたいから

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詩◆Sun&New moon

詩◆Sun&New moon

瞳には映らなくても
私はここにいるよ。
早く、も一度照らして
わたしを輝かせて

伝えたい言葉も伝えられない
届けたい想いも届かないまま
一度は重なりあった心
いつの間にかすれ違い平行線

このまま消えたくないよ
永遠のすれ違いなんて嫌だよ
も一度会いたいよ
優しい光に抱かれたいよ

足りない言葉 どれだけ紡いでも
あなたには届かない
擦り切れていく心
奪われていくぬくもり
それでも願いをかける

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