m.books!日記【7月ふり返り①】#07

6月を書き終わらないうちにひと月跨いで8月がやって来た。梅雨があけて、突然の猛暑。まさかのオリンピックが開催されて、副作用を懸念していた両親のワクチン接種が2回とも無事済んだ。新しい出会いもいくつかあって、初めての場所へも出かけて、手帳を開くともうごちゃごちゃ。2021年はこれまで以上にスピーディ。地球の速さと私のスピードが完全に違ってる。

7月のはじめ、仲間たちと「セキヤコーヒー」さんへようやく冊子のお見舞金を届けることが出来た。2月から活動を開始して半年近くかかってしまった。でも、皆でひとつひとつ、納得のいくように行動していた結果なので仕方ない。夏のセキヤコーヒーは田んぼが青々としていて風が気持ちよくて、秋とはまた違う心地よさだった。ちょうど七夕の前日だったので短冊を書かせてもらった。人生の後半は自分をいちばんに。毎日気分良く生きていきたいのでそんな願いを書いた。齋藤さんの珈琲は相変わらず飲みやすくて、おかわりした。何かお手伝いしたいと思って行ったのに、結局自分が癒されて帰ってきた。

ハンドピックのお手伝いを少しだけさせてもらったけどむずかしくて。これは1回2回で覚えられない（そりゃそうだ）。

翌日は地元の美術館でおもしろそうな企画展をやっていたので見に行く。「旅」自体も大好きだけど、旅という言葉が好き。自由な気持ちになれる。旅の概念は時代や、国や、環境によって変わる。そして自分の部屋に居ても旅は出来る（頭の中でね）。少し前に、学生時代、旅の研究をしていたゼミに居たことを思い出して旅ってなんだろうなーとあらためて問うていたところだったので、さらに旅とは何かで頭がいっぱいになる。ちょっと答えがでたのは、「帰る場所がある」から旅なのだな、ということ。

無事にボーナスを頂けたので、『ボーナスがもらえたらやりたいことリスト』のひとつ、足のネイルをしに行く。ジェルネイルをはじめてもう7～8年くらい。きっかけは、おしゃれの為ではなく、腰痛と激近視のために足の爪を切るのがだんだん辛くなり、最初はカットだけお願いしにネイルサロンに行っていたのだった（おばあさんみたい）。そのうちに少しずつジェルにも興味がわいてきていろいろなデザインを季節ごとに楽しむようになった。見えないおしゃれ。お風呂に入る時、あさ靴下を履く時、ちらっと見えるかわいい足にテンションが上がる。よし、またがんばろうと思う。暮らしのモチベーションの維持。この夏はレインボー柄にしました。イエーイ。

そして数日後、『ボーナスがもらえたらやりたいことリスト』の中から、「ストパをかける」をやりにいつもの美容室へ。私は父方の強靭な遺伝子のおかげで天パ（特に前髪）が耐えられないひどさなのだけど、ここ最近は節約もかねてストパをかける頻度を減らしていたのです。（Amazonでコテも買ったけど朝は忙しいので結局使わないのだった。）しかし、梅雨だったこともあって、朝どれだけドライヤーで伸ばしても会社につくと〈昭和中期のお母さん〉みたいになっている。いちおう売り子をしている身なので〈昭和中期のお母さん〉感はさすがにアレかなあと思って、あわてて予約をした次第。すっきりぱっつりした髪型を見て、やっぱりこれだよ！と力強く思った。もやもやしたことがあると日々に集中ができないのでね、節約の優先順位を変えようと、心に誓ったのでした。※おやつにもらったスパイスクッキー、とても美味しかった。今度はユキちゃんに作ってもらおうと思った。

〈7月ふり返り②〉へつづく。