承認欲求は人生を破綻させる理由
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
最近SNSなどを中心に
「あの人は承認欲求の塊だ」
なんてよくないことのように使いますよね。
承認欲求を知らない方に簡単に説明すると、周囲の人から認められたい、自分を価値ある存在として認めたいという欲求で、マズローの欲求五段階説では人間の基本的な欲求の一つとされています。
誰しもが持っている欲求なので、特に問題ないように感じますよね。
しかしこれからの時代、承認欲求が強い人は絶対豊かな人生になりません。
その理由を今回は、億万長者の方々の行動サイクルに当てはめながら説明してみたいと思います。
まずマズローの欲求五段階説を簡単に説明すると、以下の順番で欲求は変化していくと言われています。
生理的欲求:食事や睡眠など、生きるために必要となる本能的な欲求
安全欲求:他者に脅かされることなく、安全に暮らしたいという欲求
所属と愛の欲求(社会的欲求):集団に属したい、他者からの愛情を受けたいという欲求
承認欲求:他者から認められたい、尊敬されたいという欲求
自己実現欲求:自分の力を最大限引き出して目標を達成したいという欲求
このように承認欲求は誰もが抱く感情で、向上心などにつながった結果、自己実現したいという欲求が生まれるので、いいことのように映ります。
しかし特にSNSがある現代の問題は、この承認欲求で止まってしまうことが多いということが問題なのです。
結果承認欲求が強すぎると、自己実現に行かないので
自分ばかり話し、相手の話が聴けない
自分の実績や成果を必要以上に自慢する
自分に対する評価が低い人などに対して不平不満を持ち、愚痴を言う
自分を認めさせよう、褒めさせようとするために、他者に対して自慢やマウンティングをする
ということになってしまうわけです。
ようは何かを成し遂げたいのではなく、今のままで諦めているので、自分自身を苦しめたり、他人に不快な思いをさせてしまったり、人間関係が悪化していくわけですね。
ではこの承認欲求で止まってしまう症状になると最悪なわけですが、次の自己実現に行けるのかは、どこで差が生まれるのでしょうか?
それは
「憧れ」
です。
大谷翔平選手が「憧れるのをやめましょう」なんて有名な言葉になりましたが、あれはあの試合はという話です笑
そもそも
あんなプロ野球選手になりたい
あんなところで野球をしたい
好きな野球をしてお金持ちになりたい
などなど憧れで目指したわけです。
この憧れというものが自己実現欲求を生み出してくれたわけですよね。
でもこの憧れがそもそもなかったり、ちょっと憧れたけど思うようにうまく行かなかったり目先の失敗で挫折などした時に、承認欲求の段階で止まり、それが強くなってしまうと現段階の自分の自慢をしたり不平不満をもったりしていく、ということですね。
では憧れを持ちさらに強めていけば、自己実現につながっていくわけですが、そうなっていくためにはどうしたらいいでしょうか?
これは私がお会いした億万長者、成功者、みなさんそうでした。
あの人みたいになりたいとか、あの人みたいな生活をしてみたいと思った時、何をすれば良いのかというとその人を徹底マークするのです。
その人が毎日、何を食べ、どこに行き、誰と会い、どんな事をしているかとか、読む本、着ている服、聞く音楽は何なのかとかを出来る限りチェックするんです。
また、その人は、これまで何を学んできたか、どんな行動をしてきたかなども出来る限りリサーチするのです。
これがなぜいいのかというと、それを知って真似するようにすればその人みたいになれる確率が高くなるからです。
同じ本を読めば同じ知識がつき、同じものを食べて同じように運動すれば、同じような健康状態になるからです。
また、同じような価値観にして同じような行動をしていれば、同じような結果が出るようにらなるからです。
というわけで、憧れの人を見つけたら徹底的に調べて、その人みたいになると憧れが強くなりできる気がしてくるので、承認欲求で止まらず自己実現に必ず入ります。
これが現代成功を収める、最も確実な方法です。
私もホテルマン時代にいろんな成功者を接客させていただき、たくさん話を聞かせていただき知らない多くの人の魅力を発見し、知らない人をブランディングすることができるようになりました。
あなたが今まだ何も出来なかったとしても、憧れを持ちまくりSNSにたくさんいる承認欲求の塊の人を飛び越えて自己実現欲求ゾーンに入ることで人生は絶対良くなります。
ぜひやってみてください。