迷宮入りした思考や現状を一瞬で脱出する方法
ワタナベさんです。
【見られ方が変わるだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10,000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。
ビジネスでもスポーツでもなんでも、日々何かを目指していると行き詰まったり迷宮入りすることってありますよね。
行き詰まりということでこんな話があります。
森の中で、必死で木を切り倒そうとしている人に出会ったとします。
「何をしているんです？」とあなたが聞くと男は投げやりに、こう答えました。
「見ればわかるだろう。この木を切っているんだ」
「疲れているみたいですね。いつからやっているんですか？」
とまたあなたが尋ねます。
「もう五時間だ。くたくただよ。大変な仕事だ」
「それなら、少し休んで、ノコギリの刃を研いだらどうです？そうすれば、もっとはかどりますよ」
とあなたが助言します。
すると男は、はき出すように言ました。
「切るのに忙しくて、刃を研ぐ時間なんかあるもんか！」
・・・これは、有名な本である『７つの習慣』で紹介されている、私が好きなお話です。
何かに一生懸命になると、森のきこりのような状態になって、ついつい
「毎日の仕事や家事に追われ、刃を研ぐ時間が取れない。」
となってしまうことがあります。
でも、忙しいことを理由に何の変化もなく過ごしていけば、5年後、10年後、20年後、人生はどうなっていると思いますか？
何かを頑張ることは素晴らしいです。
でも手を止めて自分のスキルアップに投資する時間、を持つことが非常に重要だということです。
では何に時間を投資すればいいんでしょうか？
それはビジネスやスポーツなどなど、物事や今の課題、年齢によって変わるかもしれません。
でもたった一つだけあげるとしたら・・・
私は「物の見方」をお勧めします。
「は？」と思われたかもしれませんね。
私はなんでも急に成長したりするのは無理でも、物の見方を変えるだけで急に現状を変えれると思っています。
今からある事例を紹介して、ある種の実験をしたいと思います。
あるサイトのインタビューで、近畿大学農学部食品栄養学科学科長を務められている、米谷先生という方が面白いことを言っておられました。
それは
「われわれ人間が食べ物だと思っているものって、あれ実は食べ物ではないんですよ。」
というもの。
「ん？」
と思いませんでしたか？
私たちが勝手に「食べ物」とカテゴリー分けしているだけで、先生曰く
「生き物」
だというのです。
言われてみれば確かにそうですね。
自分がそういう認識してただけであって、見る角度が変わると突然正解も変わると言うことですね。
でもこれってこの話を聞いて、一瞬で考えが変わりませんでしたか？
今あなたが何かのスランプや行き詰まりを感じているとして、一瞬で抜け出したいと思っても、何かを購入したり何かを取得して状況を変えるのは、時間がかかりますよね。
しかしきこりじゃないですが、一息ついて少し違う角度から状況を見てみるだけでも、変わる可能性があるということはわかるのではないでしょうか？
間違った場所にハシゴをかけてしまったら、一度降りてハシゴをかけ直したほうがいいですよね？
そのまま登っていって、決断すればなんとかなるって、なんともならないのです。
なんでうちの奥さんは、いつまでも食器を洗わずにおいてるんだって、そこにある状態は食器が置いてあるというだけで、洗ってないとか早く洗って欲しいとか、全て自分の感情にすぎませんよね？
このように違う角度から見れば、違う答えがあることなんてたくさんあります。
でも同じ方向からばかり、自分の固定概念で同じ見方をしているから、同じ答えしかなくて迷宮入りするのです。
なかなか現状を脱出できない方は、一度場所を変えて見方を変えてみてはいかがでしょうか？
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