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#ある意味
こじらせて、ブレ続けて、こじつけて、めでたい奴でいる。
「この会社にお前のことを好きな奴なんて一人もいないぞ」
間違いなく嫌味だったのだと思う。
それでも、会社員時代に編集長から言われたその一言は、一瞬でも気を抜いたら空に飛んで行ってしまうのではないかと思うほど、私の心と身体を軽くしてくれた。
それまで、自分は老若男女に関わらず好かれる方だと勘違いしていたし、勘違いしてしまうほどに涙ぐましい「好かれる努力」をしてきたように思う。
それでも、実際に
こんなにも沢山の選択肢を与えてくれているくせに、どうして「何もしない」という選択はさせてくれないのか
「こうやって遊んでいられるのも今だけだぞ。今のうちいっぱい楽しめよ!」
小学生くらいの男の子たちに、爽やかに声をかける先生らしき人をみかけた。
私はこの言葉を聞くと、少し切なくなる。
鬼ごっこ、シール交換、おしゃべり、交換日記。
子どもだった私にとってこれらは全て日常の一部であり、比較的楽しい暇つぶしであって、「楽しい遊び」として認識したことはなかった。
それほど豪快に遊んでいるという自覚が
夫婦喧嘩で小さな勝利を収める方法
夫が主夫になって5カ月目。
大根と豆腐のお味噌汁に突如大きめのウィンナーが一本だけまるごと混入されていたり、
焼鮭と納豆がおかずなのに「何となくお米は炊きませんでした」とのことで白飯がなかったり、
「直ちゃん、ちょっと休憩しない?何飲む?お湯?水?」
という選択肢だけが若干不親切な優しい声がけをしてくれたりなど、ちょっと不思議だなと思うことは多々あるが、夫は変わらず穏やかで、特にこれと言った
「分かってよ」と「分かってたまるか」を行ったり来たりだ
我が家は今、イメージ戦略を練り直している。
というのも、ある日、こんなメッセージを頂いたのだ。
「旦那さんの家庭進出のお話、とても素敵です。女性の社会進出のために必要なことなので、世の中の為に沢山発信してください」
嬉しさと、申し訳なさでいっぱいだ。
確かに良いイメージを持ってほしいという下心はあったが、ここまでよく思ってもらえると胸が痛む。
毎度のことながら、そこで「はい!承知しました!」
全部今に始まったことじゃない
最近の夫はよく謝る。
「今日はバタバタしてて、家の掃除ができてなくてごめん」
「料理に時間がかかってごめん」
「こんなものしか作れなくてごめん」
現在の我が家は湿度90%といったところだろうか。
ジメジメした家の中で完全にキノコと化した夫に私の思うところを伝える。
「りょうちゃん(夫)がどんなに掃除や料理が上手になろうと、りょうちゃんが自分に満足する日は来ないよきっと」
「え」
「あと、
小さな幸せは特に探していない
「一粒も無くさないぞ」と大切にしていたカラフルなビーズ。
特別な時に食べようと思ってとっておいた、義母から頂いたちょっと高いデザート。
高いからと、ちびちび飲んでいたとっておきのお酒。
会社でのキープしたい営業成績。
全部今はない。
カラフルなビーズは一つずつどこかへ行ってしまって、
ちょっと高いデザートは「特別な時」を見定められずに賞味期限が切れてしまい、
ちびちび飲んでいたお酒は時間ととも
今日と明日はこうして生きます
「これからどうなっていきたいの?どうやって生きて、何をしたいの?」
そう聞かれると、とても困ってしまう。
夫が主夫になってからは、この質問を受ける機会はさらに増えたように思う。
私は今日と明日をどう生きるかしか考えていない。
どうなりたいか、どう生きていきたいか、ひいてはどう死にたいか。
そんな大層なことは考えられないのだ。
そんなことを伝えると、
「後悔しないために一日一日を一生懸命生きると