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レイク・エル・カモスへ

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僕たちの心の中にある最高の湖、レイク・エル・カモス。バスフィッシングを愉しむ僕たちも、湖で他の愉しみに興じる人たちも、鳥も、獣も、虫も、魚も、そこに住まう人たちも。全てが少しずつ…
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ゲイリールーミスのロッド

ゲイリールーミスのロッド

結局、少し古めのG・ルーミス中心にしたのですが、自分なりにこの選択がすこぶる嬉しくてわざわざノートに書くことにしました。めんどくさい文章が好きで、目一杯ぐねぐねしてみました。

賞金稼ぎでもなく、腕前で食っていく程の力量はない。子どもの頃から結構やってきたバスフィッシングではあるが、15年ほどのブランクがあった。どういうわけか昔以上に入れあげて、今は生活のど真ん中にあるものの、言うなれば遊び道具を

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湖上の時間

湖上の時間

島のピザ屋の3月は忙しい。
年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの大型連休はもちろんだが、3月は毎日たくさんの人が来てくれる。春休みというのもあるだろうし、仲間との想い出を作りたい季節なのかも知れない。ほぼ毎日売り切れになる程たくさんのお客さんが来てくれた。

店主と僕は、3月を無事に終わり、新しい挑戦が始まる4月を前にリフレッシュ釣行に出かけることにした。

場所は金砂湖。
四国の真ん中、愛媛

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episode:3 グラバーの根掛かりを外せ 

episode:3 グラバーの根掛かりを外せ 

Lakeside Storiesの横塚です。

中禅寺湖解禁まで、あと1週間。
2024年はどんなシーズンになるか楽しみですね!

さて、突然ですが、みなさんは、根掛かりでルアーをロストした時、どんな気持ちになりますか?

僕は、少し前までは
・最悪。お気に入りのルアーが。
・高かったのに。。
・リーダー結び直すの面倒くせぇなぁ。。。

とか思っていました。

でも、ある日をきっかけに、考え方が変

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心の奥で共鳴する何か

心の奥で共鳴する何か

大仰な題目をつけました。
というより、あとひと月ほどで50歳になる男の目頭が赤らむほど、何か響くものを感じたnoteを勝手に紹介します。

できれば、すべてのエピソードを読んでいただきたいほどです。

中禅寺湖。
行ったことがない湖ですが、釣りをやる人であれば紅色のヒメマスが浮かぶ名です。関西で育った僕はトラウトを身近に感じることはなかったのですが、子どもの頃から奥日光=トラウトフィッシングという

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episode:1 ヒメマスは何処へいった

episode:1 ヒメマスは何処へいった

Lakeside Storiesの横塚です。

中禅寺湖の鱒の中で、地元から最も愛されている魚“ヒメマス”。

近年、そのヒメマスが記録的な不漁に陥っていることをご存知でしょうか。

今回はヒメマスを取り巻く状況とアクションをご紹介します。

1 中禅寺湖とヒメマス中禅寺湖のヒメマス移植歴を整理しました。

明治から昭和にかけて、頻繁に移植が繰り返され、現在まで漁協による稚魚放流と自然再生産によっ

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episode:0 湖は悪くない

episode:0 湖は悪くない

はじめまして。
Lakeside Stories の横塚哲也と申します。

中禅寺湖好きが転じて、鱒釣りの歴史や文化、先人たちの想いを受け継ぐとともに、湖のより良い未来をデザインし、次世代に繋げていくため、Lakeside Storiesという任意組織を立ち上げました。

今回は設立に至ったエピソードをご紹介します。

最初なので、経緯も含めて長めの記事です🙇

1 自己紹介まずは私の自己紹介

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episode:2 たった1億円じゃダメですか

episode:2 たった1億円じゃダメですか

Lakeside Storiesの横塚です。

中禅寺湖2024シーズン解禁まであと50日を切りました!
今年は様々な変化があるシーズンになりそうです。

ところで、中禅寺湖アングラーのみなさんは、1日の釣行でいくらお金を使っていますか?
釣り券代をはじめ、地域のお店での飲食や貸船の利用などなど。

今回は、釣りによる経済効果の視点から、地域と釣り人の関係性について考えてみます。

1 経済効果か

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自作の虚構から抜け出したいと思ってる私から、同じくそう思ってるどなたかへ

自作の虚構から抜け出したいと思ってる私から、同じくそう思ってるどなたかへ

興味を持って取り組んだらなんとなくできちゃうことがある。そういう経験が連続してしまうと、ある程度できてしまう自分という認識に陥る。

初めてポスターや企画書の類を作る時もデザインどこで勉強したの?と言われるくらいには仕上がったり、企画一つにしても面白く効果的なものができてしまったり。はじめに想像したような努力をした覚えがなく、面白いなと思っている間に、平均点を超えてしまったりすると、積み上げた時間

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バスフィッシングの話

バスフィッシングの話

いつぶりかわからないけど、なんとなく長い文章を書きたくなってnoteを開いた。

バスフィッシングについて書いてみよう。
少し広めの視野で書いてみよう。
そう思って書いてみる。

自分がこれまでのプロバスケ、地域スポーツの立ち上げ屋家業から、この先バスフィッシング界の片隅で企画屋として生きていこうと決めたこともあって、頭の整理のためにも書いてみよう。という意図もある。

まずもってバスフィッシング

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