教師と子どもの依存関係
こんにちは‼︎ワタです‼︎
今回は教育の中でも「教師と子どもの依存関係」について書きたいと思います。
これは僕の実体験をベースに考えました。
ぜひ教育者や子どもの保護者の方々に読んでいただけると幸いです。
人と人との依存とは?
まずは教師と子ども以前に人と人との依存について説明させてください。
共依存(きょういそん、きょういぞん、英語: Co-dependency)、共嗜癖(きょうしへき、Co-addiction)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す。すなわち「人を世話・介護することへの愛情=依存」「愛情という名の支配=自己満足」である。共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平穏を保とうとする。
今回のテーマである「教師と子どもの依存関係」について一番しっくりくる説明を引用させていただきました。
僕はこの引用した内容も参考にしましたが、僕が考える人と人との依存とは…
他人に頼られたい=自分よりも他人を大切に=他人軸
このように考えています。
僕自身も約20年間他人軸で生きてきました。
もちろん他人を大切にすることは重要なことですが、それと同等に自分も大切にしなければならないことに気がつきました。
このようなマインドで日々生活すれば誰かに依存することもなく自分軸で生きていけるでしょう。
教師と子ども
上記では自分と他者に関する依存に関することを書きました。
ではこれが教師と子どもだったらどうなるでしょう…
これについては自分は教師ではないのですが、僕自身が塾講師という立場で考えを書かせていただきたいと思います。
僕は塾講師歴3年半ですが、駆け出しの頃は子どもたちから依存されることを嬉しく思っていました。
しかし、コーチングを学び始めて心に残っている言葉があります。
「コーチングはクライアントに依存させれしまったら成り立たない。」
この言葉を聞いた時、普段の塾講師としての僕は間違ったことをしていると思いました。
さらにここで思った間違ったことについては以下のようにまとめました。
・教師と子どもの依存関係のメリット
①両者に信頼関係が構築される。
②ティーチングがしやすい。
③お互いに明るい気持ちで関わることが出来る。
・教師と子どもの依存関係のデメリット
①子どもが自主的に思考しない。
②言われたことをひたすらやる人間になる。
③1人で成し遂げる時に能力が発揮できない。(学校のテストなど…)
これらに関する考え方は人それぞれですが、僕はこの3つのデメリットは今の日本特有のYESマン、自主性を持たない社会人を作り出した原因だと考えます。
僕は現在の学校現場、塾の現場を調査している訳ではありません。
しかし、上記のように教師と子どもの依存関係が構築されていることも少なくありません。
では、子どもたちとどのように関係性を構築すればよいのでしょうか…
子どもたちとの関係性における理想
正直に言うと、この理想ですら間違っている可能性もあります。
しかし、これから述べる関係性は自分が実際に構築したものです。
上記の内容でも分かるように僕自身が生徒に依存していました。
きっと原因があるとしたら、「子どもたちに好かれたい」などの私欲だと思います。
でも、その私欲が果たして子ども達のためになるのか…?
そう考えた時、僕は子ども達のためにならないと思いました。
そして子ども達のためになる関係性とは…
子どもとの関わりは7~8割が放任スタイルにすること
このように考えました。
教師と子どもという位置付けですが、厳密に言うと自分と他者です。
他者に対して何かを強制したり、干渉することはその他者のためにもなりません。
だから自分は他者を尊重する→放任スタイル=自由に生きるという考えに至りました。
もちろん自由に生きることは何をしても大丈夫ではないので、そこの部分は子どもたちにモラルについてティーチングをする必要があると思います。
しかし、その他の多くの部分は子どもたちの主体的な学びや行動を抑制しないために放任スタイルが有効だと考えます。(実際に自分自身も塾講師として放任スタイルを意識した関わり方をしています。)
僕自身も教育者としてまだまだ発展途上だと思います。
この教師と子どもの依存関係については今後も考えを深めていきたいと思います。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
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