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【タイ/訪日観光インバウンド】旅行系ウェブサイトNo.1“Chill Pai Nai”から学ぶ『タイ人に刺さるウェブサイト』とは

タイのインバウンド業界で仕事をし始めてから、

ずっといつも「このウェブサイトの影響力すごい・・」と感じているのが、タイトルにも記載しました「Chill Pai Nai(チル・バイナイ)」というウェブサイトです!

この記事の目的は、Chill Pai Naiの現状把握から特徴まで一緒に理解しながら、自分たちの行動として真似できる要素をピックアップすることです!

訪日インバウンド担当者の皆様にとっては、

①Chill Pai Naiを、自分の地域がタイ人目線でどのように見られているか?を知るためのツールの1つとする
②自身がタイ語ウェブサイトを作る時の構成を考えるときの参考とする

など、活用することも可能です**

旅行好きの皆さんは、「自分の地域はどのように見られているのだろう?」と良ければ興味を持ってみてみると面白いかもしれません( *´艸`)

それでは、早速読んでいきましょう!

0、Chill Pai Naiの意味は?

Chill(ชิล)は、タイ語のスラングで「くつろぐ、ゆっくりする」という意味です♪

そして、Pai Nai(ไปไหน)は、「どこへ行く?」という意味ですので、合わせて「くつろぎにどこへ行く?」という意味です(^O^)/

当ウェブサイトは、2012年に立ち上げられ、タイ国内及び海外旅行全般を対象とした旅行記事を書いております!

1、実際どのくらい閲覧されているの?

こちらのデータは、Google Planner及びUbersuggestの数字を平均して作成した「一か月の流入数合計値」のデータです。

タイの旅行系の一般的な流入数は2万程度ですが(KEN調べ)、Chill Pai Naiの場合、コロナ解禁前の2019年12月は60万、先月6月でも51万以上と破格な流入数を誇っています!!

2、閲覧数が多い理由①Facebookとの連携効果

Chill Pai NaiのFacebookページのファン数は、260万以上と破格の多さを誇っています!

タイで現在、最も利用されているFacebookは、タイ国内において自分自身の意見やビジネスを拡散するには欠かせないツールです。

このFacebookのファン数が200万を超えていて、ページへの流入を積極的に促している効果が流入数に繋がっています!

私たちが訪日インバウンドを2021年年明けからより熱をいれるためには、現段階からFacebookページと自身のウェブサイトの連動性を意識したオンライン環境の整備が重要だと、Chill Pai Naiを調べてみて改めて感じました。

3、閲覧数が多い理由②OTA的機能を兼ねている

ウェブサイトの真ん中あたりに、上記のような値段が記載されたバナーリンクが設置されています。

これは、“Chill Market”といって、実際に販売しているホテルの連絡先を掲載していたり、また、この画面から決済画面に飛ぶことができる「OTA(オンライン・トラベル・エージェンシー)」」のような機能を備えているためです!

ウェブサイトの各ページの閲覧数を見ていると、このChill Marketを目的として流入している人は1割程度ですが、「様々な旅行記事を見てから、実際に購入まで同じHP内で解決できる」となるとユーザー的には非常に有益ですよね(*^^*)

タイの方は、「ウェブサイトの離脱率」が高い傾向にあるので、私たちがウェブサイトを作るときには、ページを紹介するだけでなく、ある程度「実際に予約できる経路を示す」ためにOTA(Booking.com等)に掲載するか、実際に英語サイトのあるホテルの予約画面のリンクを貼り、自身のHP内で完結する仕組みを作ることも重要だとChill Pai Naiから学びました。

4、閲覧すが多い理由③記事の内容

タイの方に向けてウェブサイトを作るときに大切な要素がばっちり盛り込まれていると感じました。

①トップ画像が面白いorフォトジェニック

 
この記事のトップ画像の「Ahhh AKITA」もそうですが、ユーモアなタイトルをつけるか、もしくは「フォトジェニック」な画像を持ってくることでクリック率が高いと考えられます。
 過去、89名を対象としてKENの方で実施した「ウェブサイトをクリックするかしないかは何で決めているの?」という街角アンケートに対して、画像の映え方と答えた人は90%を超えました。加えて、「日本らしい」ことが重要という回答だったので、日本らしい風景・服装などを含めましょう!

②記事の要素がタイ人好み

タイ人の一般的な旅行にとって、個人的に大切だと感じている要素は以下の通りです。

・体験もの(1時間程度の気軽なもの)
・フルーツや日本食といった「お腹いっぱいになれる食事」
・インスタ映えスポット
・宿泊先の雰囲気

上記の流しそうめんは、宮崎県の田舎屋という場所の画像ですが、記載した三つの要素すべてを兼ね備えているコンテンツです。

このような完璧なものはなかなかありませんが、意識してコンテンツを選び、ウェブサイト内でPRすることが必要だと感じています。

5、7月18日から開催している「Chill EXPO」について

Chill Pai Naiがこの2日間、Favcebook上でPRしているChill EXPOというタイ国内向けオンライン旅行博覧会があります!

Chill Pai Naiが様々な宿泊先と連携して、この期間だけの特別価格を出すように環境を整備しており、Facebookのライブ配信機能をフル活用しています!

タイでは、Facebookはライブ配信機能を活用したPRがコロナをきっかけに盛んになってきているので、やはり日本と同様にライブ配信業界が非常に大きくなってきていると肌で感じています!

恐らく、日本旅行が解禁になった際にはまたChill Pai Nai上でやり取りを行うはずなので、もしChill Pai Naiと連携したいという方はコメントをいただければ連携させていただきます☆

6、日本の観光地紹介記事

秋田県を取り上げており、横手の雪のかまくらやキウイなどの果物がりといった細かい情報まで発信されています!

何より、実際にツアーにいける旅行会社まで紹介しているので非常に親切な作りです。

こちらは、東京の記事ですが、巡っている場所は「上野・浅草・渋谷」と鉄板どころです。

一味違うのは、日本のATMでのお金の下ろし方などを紹介することを基本にしており、旅の不安点であるお金面もカバーして紹介できている点が素敵だとおもいました(カード会社と連携?)。

こちらは、熊本のホテル特集というマニアックな記事ですが、ビジネスホテルから旅館スタイルまで紹介があります!

Chill Pai Naiの記事をみて感じたことは、日本のマニアックな情報もちりばめられているということです!

まだまだ認知度が日本の地域については、このような媒体に記事を書いていただくことで認知度向上につながる可能性があります**

7,.最後に

いかがでしたでしょうか^^

Chill Pai Naiの現状把握から特徴までみながら、自分たちの行動として真似できる要素をピックアップしてまいりました。

いま、海外のお客様が止まっている

いまだからこそ、やれる準備があります!

それがオンライン上の情報充実化です!!!!

まだまだ不十分化と思いますが、、
私も勉強して行動していきますので一緒に成長&行動していきましょう!(^^)!

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