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ひそひそエッセイ

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ひとりごとに近いけど、でも誰かに聞いてほしい。 そんなエッセイたちです。読んでくださると嬉しいです。 あなたの感想も聞かせてくださると嬉しいです。
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#暮らし

ワークライフバランスって厄介だ

ワークライフバランス社会人になって、「自分の時間を充実させよう!」と思い立ったとする。その時に、真っ先に出てくる言葉だと思う。日本語にすると、"仕事と人生のつりあい"。

ワークライフバランスを重視すれば、人生は充実するはずだ。

仕事は程々に、残業せずサクッと帰る。会社出た途端パキッと気持ちを入れ替えて、仕事以外のことと目一杯向き合う。

それをやろうと心がけて心がけて、わたしはめちゃめちゃ疲れ

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ふかづめのネイル、選択肢の広がり

ふかづめのネイル、選択肢の広がり

「どうせ自分には」をつぶすと、ほんとに出来ることって広がるし、世界が楽しく感じる。これを最近実感したので、書き留めておく。

深爪、ノーネイルは職業病ちゃんと理由があって、ずっとネイルをしてこなかった。

ネイル解禁となった学生の頃は、学習塾の講師のアルバイトをしていた。染髪やネイルは禁止だった。(ように記憶している。)

就職して、楽器修理を主な仕事にしていた頃はずっと深爪にしていた。
余談だけ

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自分の中のMUSTリストを消し去りたい

自分の中のMUSTリストを消し去りたい

・人の役に立たねばならない
・人を思いやらなければならない
・規則正しく過ごさねばならない
・生産的に過ごさなくてはならない
・無駄はなくさなくてはならない
・いつでも全力投球でなければならない
・わかり易く成果の出る学びを毎日得なければならばい
・実感できる成長をしなければならない
・仕事はしなければならない
・仕事の準備に時間をかけなければならない
・優秀でなければならない
・社用slackは

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不安でもプライベートは侵食させないこと。自分とした3つの約束

不安でもプライベートは侵食させないこと。自分とした3つの約束

「人生を豊かにするためにリペアを仕事にしたかった。
でも、リペアだけに人生を捧げたくはない。」

わたしが本職リペアマン(楽器修理職人)を辞めた理由を要約するとこれだ。年間休日80日未満は割と身体に堪える。16時間の労働をしたこともある。給料は一生上がらない。価値観のアップデートが一切ない。音楽に身を捧げている人々に私はついていけなくなった。(音楽に関わるみなさん、気を悪くなさらないでください。私

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所属する喜びについて

所属する喜びについて

自分はどんな時に他者を求めるのか自分の交友関係について、整理のために書きますが、長いので読み飛ばしてください。

小学生の頃、先生に一人でいることを心配されていた。ただ単に、本を読んだり、空想したり、「一人でやること」が好きだからひとりぼっちでいた。もちろん気の合う友達と遊ぶこともあったけど、2,3人の少人数が多かった。

中学生の頃、教室では結構一人だった気がする。よく覚えていないけど。別に友達

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