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やさしく寄り添い、親身に取り持つ

どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が377日目のnote投稿です。

最近よくフォーゼロスタジオで配信されている、空えぐみさんの作品「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」にとてもハマっております。

えぐみさんご本人が宣伝動画を作る配信もされているので、気になる方はぜひ。

メディアでも紹介され(バイキングのトピックスで特集されておりました!)、ちらっと見た方・知っている方は多いのではないでしょうか。

最新3巻が8月6日に発売とのことなので、下記リンクからどうぞ▼

比嘉さんのような立ち回りは、一般的にファシリテーターや仲介という「回し役」や「調整役」という言葉で表されるでしょうか。
また、組織学的な用語で言えば、「ゲートキーパー」という概念が当てはまります。

今日はそんな、作品の中で登場する「比嘉さん」のような、仲介をする・手助けをする役割の重要性について。

●気配りとやさしさを持つ人|ゲートキーパー

そもそも、ゲートキーパーってなんだろうと思う方は多いと思います。
意味はこちら▼

チームの中のキーマンとして組織を前進させる役目を担う人

こちらは学術的にも、チームに確実に必要な人材であると言われています。
簡単に言えば、組織や団体のなかで、「うまく関係をとりもてる人」と言い換えられるかもしれませんね。

先の記事で記載してように、チーム内外のコミュニケーションを円滑にするために、ハブとなるように立ち回る。
それこそ比嘉さんのように、お互いの意思疎通をしたいという願いを果たすために、通訳を買ってでる、ようなことですね。

自分ではない他者同士をどう繋ぎ合わせるのか、お互いをどう理解し合えるようにするのか。
そのアプローチ方法を考えて、実践できるような人材。
今プロジェクトを進める際に必ず必要になると言われるような人は、そういった方ですね。

こうした考え方に触れるのは、若いほどいいとも学術的に言われていて。
20代でのプロジェクトリーダーあるいはそのゲートキーパー的立ち位置を経験するか否かで、その後のキャリアや「寛容さ」が変化するとも。

日本ではなかなか年功序列や過剰な年齢意識が邪魔をして、そうした立場を若いうちに経験できることは少ないのですが。
※20代でプロジェクトのリーダーを経験する率は、日本が約10%、先進国である米国で約41%、英国約62%、独国約33%と報告されています。

だからこそ、どんなに小さいコミュニティでも、たとえ友達同士の間柄でだとしても、比嘉さんのような、いわゆる「気配り」ができる人が重宝されたりするんですよね。

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●引き立て役に徹することでみえる落としどころ

以前にこのような記事を書いたこともあります。
ゲートキーパー的にうまく立ち回る友人を見て書いたのですが、要点は以下の通りです。

●決して「自分のおかげ」と言わずに引き立て役に徹する
●貢献した人からの「感謝」と「繋がり」が何よりの報酬
●お互いの"取り分"を設定する

私も聞き役や仲介役に回ることが多いのですが。
その中でとても重要視するというか、ここは外してはいけないということがあって。

それが、「どちらか"だけ"の味方にならないこと」です。
感情移入しすぎたりすると、どうしてもどちらか一方の意見や想いに同調してしまったりして。
そちら側にシーソーが傾いてしまうことがあったりするんですね。

もしそうなったとしても、仲介役として接するのであれば、「もう一方の意見でわかるところはどこか」「意見が擦り合う部分がないか」などを考えたりするようにしています。

仲を取り持つということは、すなわち、考えの異なる人同士を繋ぐことなので。
その違う考え方と価値観をどうすり合わせるのか、「落としどころ」にどう軟着陸させるのか。

これを色々な要素を踏まえ、背景を踏まえ、それぞれの想いを汲み取って、ストーリーを作っていく。
こうした頭の回転が必要になるのだと思っています。

裏方として、どう"触媒"として機能するのか。
これはトレーナーやサポートスタッフに少なからず必要となる概念なのだろうと考えています。

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●後ろだけを見ずに前を向くように

また、よくお話をうまく聞いているな、という方を見ていて思うのがこちら。
その人がもし負の感情を持っていたとしたら、その感情に飲まれるだけではなくて、「じゃあこうしてみようか」や「今できることってなんだろう」という、"未来志向"のお話に着地させることが多いんですね。

そうでないと、ただ愚痴をこぼして終わり、のようなことにもなってしまいますし、建設的に物事が前に進まないので。
しかしながらその前提として、愚痴をただただ聞いて信頼感を得てもらうように関係を構築したり、その人の考え方のクセや傾向を知るために、問答を繰り返したりすることは必要だなとも思っています。

どちらにしろ、コミュニケーションの量が圧倒的に必要で。
そのための時間を確保することもとても重要となってきます。

極端に言えば、時間を「あなたに」投資します、ということが相手に伝わることが、その信頼感を生み、取り持つ上でのハードルを超える要素ともなるのだと思っています。

このようなことを考えながら。
自分が大切な人や組織にとって、何が必要なのか、どう舵を取るのかということを、今後も考え続けていけたらいいなと思っております。

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今日はここまで。377日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた明日。

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【保有資格】
 博士(スポーツ医学 筑波大学)
 日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
 日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
 NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
 NSCA認定パーソナルトレーナー
 高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
 <体育実技>
  ●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
 <ワークショップ科目>
  ●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
 <講義科目>
  ●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い


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