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【3分で読む大人のエッセイ】 「自分の人生を生きる方法」前編 【1900文字】

ご存知の通り、人生は多くの可能性と選択肢に満ちている。

しかしそれと同時に、他人からの期待やプレッシャーによって悩みや迷いを抱えることも少なくないだろう。


両親の期待に応えたい、大切な人に最高の瞬間を届けたい・・・。
人の想いは時に力を与えるが、突き詰めればそれは、崖っぷちに自分を追いやることでもある。

絶対に手に入れたいという強い想いは、裏返せば、失敗すると何も得られず、全てを失う背水の陣のようなものなのだ。


プレッシャーの中でパフォーマンスを維持し、結果を残すことが挑戦者にとっての幸福だとするならば、

自己の成長と幸福を追求するためには、他人からの期待と自分が本当にやりたいことのバランスを見つけ、

自分自身の人生の主人公としての決定権を持つ力が欠かせない。


今回は、他人からの期待と自分の本当にやりたいことのバランスの取り方について語ろうと思う。


まず、他人からの期待は友人や家族、教師や社会の中での役割や立場によって発生するものだ。

あなたが周囲の期待に応えようとすることは尊いことだが、同時に自分の本当の欲求とは異なる場合もある。


他人の期待に囚われることなく、自分自身が本当にやりたいことを見極めることが大切だ。

自分の夢や情熱を追求することは、充実感や達成感をもたらす本当の幸せであるのに対し、
他人の期待に応えるだけの人生は一過性の幸福で、内なる満足感を得られないことがあるからだ。


さらに、自分が本当にやりたいことを見つけるためには、こころの声に耳を傾けることが重要である。

社会や周囲の意見に惑わされずに、自分の心に問いかけてみることで、本当の自分と向き合うことができる。

自己探求の旅は決して容易ではないが、自分の内なる情熱や興味を追求することで人生にやりがいと意義を見出すことができるだろう。

他人からの期待と自分の本当の欲求との間で葛藤することは苦しいが、その中で自己成長が生まれる。

他人の期待に応えることは一時的な喜びをもたらすかもしれないが、自分の本当の願望を抑え込むことで、本心では不満や達成感の欠如を感じるかもしれない。

他人の期待と自分の本当の欲求をバランス良く調和させることで、長い人生の旅がより充実したものになるだろう。

バランスを取るために必要なことは大きく2点ある。


一つ目は、自己理解だ。
自己理解には日記をつけるといい。いや、「なんだ日記か」なんて馬鹿にしてはいけない。

自己理解とは、文字通り「自分を知ること」だ。

人が「何かを知る」とは「本質やあらましを理解すること」に他ならない。

勉強する時、ノートを取るだろう?疑問点を人に尋ね、見知ったことを誰かに話すことで理解を深めていくものだ。

この文章を読むほど勉強熱心な君なら理解できると思う。

だからこそはっきり言おう。もし君が日記をとっていないのなら、君は自分を知らない。

自分について理解しようとしていないし、向き合ってすらいないのに頭に入ると思っている。

日々の出来事、感情を記録に残し「ぼくの / わたしの人生」という物語の主人公の体験談として、
客観的に自分の人生を俯瞰することが自己理解のスタートだ。


それは日記でなくても他者に話すことでもいい。
とにかく、世界に没入し、主観的な視点で人生を見ていては自己理解などできやしない。

「広大な地球という星に住む、なんてことはない平凡なある生物の生命活動の記録」として自分を観察するのだ。

ああもちろん、感情を記録するなということではない。
悲しかったこと、嬉しかったことむしろ書き連ねてほしい。

大事なのは、それらの感情に没入して一喜一憂することなく
「こういう時嬉しくなるんだなあ」「前にもあったけどこれってかなしいよな」など、感情が湧き起こるまでの因果関係を明らかにすることだ。

とにかく自分のデータを集める。


そうすると、だんだんと理解してくる。

「俺はこれに向いてない」「最初はよくてもすぐダメになるぞ」「このパターンなら活躍できる」


これこそが自己理解だ。自分を理解すれば、自ずと自信が湧いてくる。
向いてないことに力を込めて空ぶったり、再現性のない成功に一喜一憂しなくてすむ。

バランスを取るために必要なことの二点目はまた明日にしよう。

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それじゃあよい一日を。

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