就活/転職で「やりたいこと」がなくても内定獲得が出来る理由 - その3-
「志望動機」という質問自体がそもそもおかしい!
だから、この質問に馬鹿正直に答える必要はありません。
「いや、そうしたら何を答えたらいいんですか?」
「答えないと、内定取れないですよね?」
あなたは今きっと、そんな風に考えていますよね。
なので今回はなぜ、この「志望動機」という質問がおかしいと考えるのかという点に絞ってお伝えしていきます。
また今回も前回の記事の続きとなりますので、まだの方はぜひこちらにも目を通したうえで読み進めてもらえればと思います。
「やりたいこと」という言葉の解釈同様、問題の原因は「志望動機」という言葉の解釈が、あなたと企業の人事・採用担当とでズレていることにあります。
そして、それが正しく認識できれば「やりたいこと」がなくても内定は勝ち取れます。
あなたの悩みを必ず解決します。そのために今回も本気で伝えていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
企業が本当に知りたいのは何なのか
就活や転職の選考や面接において、「志望動機」は必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
ですが「志望動機」と一言で言っても、その聞き方は企業によって様々です。
具体的にどのようなものがあるか、少し考えてみました。あなたもぜひ想像してみてほしいと思います。
例えば、このようなものがあります。
✅ 応募するきっかけを教えてください
✅ 入社後はどんな仕事をしたいですか
✅ この仕事を選んだ理由を教えてください
✅ 10年後にはどうなっていたいですか
✅ 10年後、あなたは当社でどんなキャリアを積んでいますか
実際、このような質問をされたことがある人もいると思います。
また、まだそういった経験がなかったとしても、あなたの先輩や身近な友人や知人が「そういう質問されたよ」と語っていたのを聞いたことはあるのでは無いでしょうか。
志望動機の質問に対する「本音」と「建前」
実際、先ほどのような質問は、選考や面接では必ずと言っていいほど聞かれます。
ですが、それらの質問に対する僕の本音を言うと、こんな感じです。
一応、わかりやすくするために、建前で就活生が語りそうなことも書いてみました。あなたももしかしたら、すでにこう考えてるかもしれませんね。笑
質問)応募するきっかけを教えてください
(本音)
そんなのたまたまだよ!友達の説明会についてきて、話聞いて興味持ったんだよ!
(建前)
小さい頃から、御社の広告やCMを目にする機会があって、就活を機に改めて御社のホームページから、御社の風土やサービスについて勉強してきました。若手であっても、直接社長に意見を言えたり、と言う風通しの良い経営体質や、御社のビジネスモデルに可能性を感じ、応募しました。
質問)入社後はどんな仕事をしたいですか
(本音)
そんなのまだ働いてないし、わかるわけないだろ!
(建前)
御社の主力事業と言われる○○事業部に参画し、今までにない革新的なサービスや商品をどんどん生み出すために、今までの経験やスキルを思う存分発揮したいと思っています。
質問)この仕事を選んだ理由を教えてください
(本音)
たまたまだよ!カッコ良さそうだったからだよ!
(建前)
小さい頃から何かを生み出したり、企画したり、と言うことが好きでしたので、御社の事業を通じて、新しい製品や商品の企画や開発ができるのでは、と考えたからです。
質問)10年後にはどうなっていたいですか
(本音)
わかんねーよ、逆に10年後どうなってるかなんて、わかるのかよ!
(建前)
10年後は、今の自分の強みである企画力や実行力をさらに磨いて、それを発揮しながら、周囲ともうまく連携をとり、社外、社内問わず活躍している人材になっていたいと思います。
質問)10年後、あなたは当社でどんなキャリアを積んでいますか
(本音)
まだ始まってもないのに、どうやってキャリアを考えればいいんだよ!部長になります、とか言って欲しいのかよ!
(建前)
10年後は、プロジェクトマネージャーとして、大規模な案件を自分を中心に回せるような人間になっていたいです。会社に一番貢献できる人になっていたら理想ですね。
どうでしょうか。伝わるでしょうか。
僕は、本音を包み隠さずにお伝えしました。
わかりやすくするために少し誇張した部分もありますが、正直なところ、あなたも似たような感じではないですか?
でも「内定を取らなきゃいけない」からとつい「思ってもいないこと」や「それっぽいことを語っている」わけです。
つまり、「手段・方法 としてのやりたいこと」を無理矢理語っているのが建前ということになります。
先ほどの例についても、もしあなたが人事だとしたら「また綺麗事言っちゃって〜」と感じるような言葉たちばかりですよね。
でも実際にこういう受け答えをしてる人多いです。
はっきり言います。これ、完全に茶番です。
なにより、あなた自身に嘘をついてもいいことなんて一切ありません。すぐにやめましょう。
それでも知りたい「志望動機」に込められた質問の本当の意味
そもそも「いきなり志望動機を聞く」という行為自体、本当におかしいのです。
なぜ、「志望動機」をいきなり質問するという行為がおかしいのか。
例えば、合コンを想像してみてください。
「いきなり志望動機を聞く」という行為は、合コンで出会ったばかりの相手に「ねえ、俺(私)のどこがいいの?」と、キモい質問をしているのと同じだからです。
どうでしょうか?
初めて出会った相手にいきなり「なぜ自分がいいの?」「俺(私)を選んだ理由教えてよ」なんて聞かれたらどう思いますか?
正直、引きますよね。気持ち悪いですよね。
僕はそう思っています。
でもなぜ、このようなおかしな質問が、就活や転職の面接の現場では、誰も、何も疑問を持たず、当たり前のように行われているのでしょうか。
そこを真剣に考えなければいけません。
そして、それに対しての僕の考えはこうです。
企業はなぜ「志望動機」を聞いてくるのか。
それは応募者である、あなたの「選択基準」を知りたいから。
「志望動機」という言葉に惑わされて、自分に嘘をつき、思ってもいないようなことを伝えてる場合じゃないのです。
読み取らなければいけないのは、その裏側にある相手の本当の意図を汲み取ることにあります。
「志望動機を聞かれた以上、やりたいことを答えなきゃ」という思い込みは捨てましょう。
その思い込みがあなたを苦しめています。
つまり「やりたいことがなければ、内定獲得ができない」という思い込みです。
相手が求めているのは、あなたの「選択基準」です。そして、それが志望動機に込められた本当の意味です。
繰り返しになりますが「やりたいこと」がなくても内定は勝ち取れます。
重要なことは、あなたの「選択基準」を語れるかどうかなのです。
次回は、この点についてもう少し掘り下げてお伝えしたいと思います。
あなたの悩みを必ず解決します。そのために次回も本気で伝えていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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