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必要なのは「就活対策」ではなく「選択方法」を授けることなのではないか?

僕は日々、真剣に悩み、そして苦しんでいる就活生と接している。

彼らからの悩みや相談を聞き、何とか解決できればと、アドバイスなり、具体的な対策を伝えているのだが、それらを繰り返すなかで、最近とても強く思うことがある。

それが、タイトルにもある

本当に必要なのは「就活対策」ではなく「選択方法」を授けること

なのではないかということだ。

少し話が逸れるが、そもそも「やりたいこと」という言葉には、2つの解釈が存在するというのが僕の考えだ。

🔥重要 🔥
「やりたいこと」という言葉には2つの意味=解釈が存在する

1)あなたが理想とする生き方・あり方、としてのやりたいこと
  ┗ 志・ビジョン・使命・ミッション・夢・野心・野望・欲・理想像、etc

2)1を実現するために必要な具体的な手段・方法としてのやりたいこと
  ┗ 大学進学・就職・転職・志望動機・職業選択・企業選択・留学・結婚・起業・フリーランス、etc

詳しくはこちらの記事でまとめているので、ぜひ一度目を通してほしい。この考え方が全てのベースになるからだ。

2つの定義が存在するということが理解できない人にはピンとこない話かもしれないが、そもそも就活生の多くが「やりたいこと」がないわけではないのだ。

これはもしかしたらあなたもそうかもしれない。

ほとんど多くの人が実は、生き方やあり方、理想の自分像としての「やりたいこと」は明確にもっている。(今はそう思っていないかもしれないが、必ず持っているというのが僕の考えだ)

というか、相談している時点で理想があるから悩んでいるとも言える。なぜならば、本当に理想がなければ、そもそも悩むことがないからだ。

では、何に悩んでいるのか。

それは「やりたいことがない」とか「やりたいことが見つけられない」のではなく、

理想とする生き方・あり方はなんとなくイメージがある。ただし、その生き方を実現する手段・方法の選び方がわからない。

これだと思っている。

つまり、就活におきかえると、企業や業界、職種が多すぎて、何を基準に選べばいいのかがわからない、と言い換えられるわけだ。

人生には、何度か大きな選択を迫られるタイミングがある。

例えば、受験や進学はわかりやすいだろう。

ただ、この場合(高校進学・大学進学まで)は、偏差値という明確な基準があり、それをもとに選択すればよかった。

ある種とても楽だったのだ。

では、就職はどうだろうか?
残念ながら、就職には「偏差値」のような明確な基準はない。

仮に年収を基準にしたとしても、あなた自身がお金に興味がなかったらどうだろうか。それは果たして基準になりえるだろうか。

いや、ならない。

つまり、最初は受験や進学と同じ要領で、会社の規模やネームバリュー、年収、勤務時間、転勤があるかどうか、残業時間、などでみてみたものの、なんかしっくりこない。

もっというと多くの就活生が、最終的に「それで決めていいのか?」という根本的な悩みにぶち当たっている様にも感じる。

結果、迷子になり、すでに社会に出ている社会人に話を聞きにいくも、人によって言うことが異なるので、余計にわからなくなる。

例えば、こんな感じだ。

Aさん「絶対大手がいいよ!」
Bさん「ベンチャーがおすすめだよ」
Cさん「起業もありなのでは?」

問題なのは、これらの意見やアドバイスがどれも間違っていないということだ。(なぜならば、これらはその人にとっては紛れもない正解であり、事実本当にそれが良いと思ってるため、間違いとはいえないからだ)

明らかにおかしな回答や間違っている内容であれば、それは違うと選択できるものなのだが、そうではない。

結果、どう選択していいかわからなくなり相談したのに、さらに迷子になってしまうという悪循環が生まれている様に思う。

そして、その状況を正しく理解しないまま、ESの提出、面接対策や自己PRの作成、自己分析など表面的な対策ばかり進めることになり、「何のためにこれらをやってるのか?」という意味も目的も見出せないまま、内定をとるためだけの就活沼にハマっていく

ではどうしたらいいのか。

そこで冒頭に戻る。

実は本当に必要なのは、そういった対策ではなく、これだけ情報や選択肢が増えてしまった今だからこそ、各々の選択する上での基準=選択方法を授けてあげることなのではないだろうか。

「いやいや、軸を持つことの大切さは伝えてるよ」

という人もいるかもしれないが、では「その軸とは何か?」を明確に説明できるだろうか。

残念ながら、過去お会いした人には社会人も就活生も含め、いなかった。つまり、明確になっていないのだ。

説明できないのであれば、そこに「再現性」はなく、その人の「感覚」でしかないと言える。「感覚」では残念ながら、多くの人を導くことはできない。

「成長できるかどうか」
「挑戦できるかどうか」

だけでは、ハッキリ言って、軸とは言えないし、もし仮にそれを軸としていいのであれば、これだけ多くの就活生が迷子になって苦しむことはないはずだ。

つまり、それでは足りないのだ。

だからこそ、本当にやるべき、授けるべきは、あなたにとっての最善の「選択方法」だと思うようになった。

あなたはどう思うだろうか。

ぜひこれを見ているあなたが、就活生や転職活動中なのであれば、ぜひ率直な意見を聞かせてほしい。

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