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ワキマル・ジュンイチ blog

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作曲家・ピアニストであるワキマル・ジュンイチのブログです。
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2019年3月の記事一覧

はじめての音はどこへ

はじめての音はどこへ

 先日、おそらく家から一番近いと思われるタワーレコードに行くと、何やら気になるパッケージが目に入りました。
 なんでもカセットテープのデータを音声データにできるらしく、USB経由でパソコンに繋げればOK、という機械でした。
 自分が普段使っている機材を繋げれば、結局はアナログな作業なので出来ないことはないのですが、USBで繋げて、レベルを合わせれば録音するだけという簡易さ、シンプルさが気に入り、か

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情熱の行く先は

ワキマル・ジュンイチ

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『Piano+』というアルバムに収録しているピアノ曲です。

kibou ワキマル・ジュンイチ

生配信をしているときに、即興演奏で生まれた曲です。

アンビバレントな感情

アンビバレントな感情

日経新聞『賃金水準、世界に劣後 脱せるか「貧者のサイクル」』という記事が目に止まりました。

(以下、記事からの抜粋です)
日本の賃金が世界で大きく取り残されている。ここ数年は一律のベースアップが復活しているとはいえ、過去20年間の時給をみると日本は9%減り、主要国で唯一のマイナス。国際競争力の維持を理由に賃金を抑えてきたため、欧米に劣後した。低賃金を温存するから生産性の低い仕事の効率化が進まない

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color No.2 for Vn, Vc & Pf / Junichi Wakimaru(ワキマル・ジュンイチ)

ピアノ三重奏曲です。(初演:東京文化会館小ホール)
服部奈々(ヴァイオリン)、松本ゆり子(チェロ)、ワキマル・ジュンイチ(ピアノ)

悠久の刻

作曲:ワキマル・ジュンイチ
(演奏)フルート:近藤孝憲、ヴァイオリン:久良知庸子 チェロ:古谷田祥子、ピアノ:ワキマル・ジュンイチ

51

51

 毎月、神楽坂TheGLEEで行われる、HIDE×HIDE(和楽器デュオ)の『三尺秀水』というライブで、ピアノ・アレンジということで参加させていただいているのですが、そのライブが先月で50回目、昨日が51回目だったそうです。このライブは尺八・中棹三味線にピアノが加わるという、トリオ編成のライブです。

 元々、HIDE×HIDEのお二人と関わることになったのは、お仕事でお付き合いのある方を介し

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『atomosphere piece』尺八とピアノのための

尺八とピアノのための楽曲です。
(演奏)尺八:石垣征山(石垣秀基)、ピアノ:ワキマル・ジュンイチ
作曲:ワキマル・ジュンイチ 初演:2018年12月20日 カワイ表参道パウゼ

心と体は本当に繋がっている

心と体は本当に繋がっている

 もう十四、五年前の話ですが、心と体は本当に連動しているのだな、と思い知らされたことがあります。

 あるとき、普段できていたことが急にできなくなったのです。
 例えば、室内で天井に向かってジャンプをするということ。それほど高くなければ天井に手がつきますが、それが全くできなくなったのです。要するに力が入らなくなり、気がついたら歩き方も何だかフニャフニャなものになっていました。ジャンプができない、と

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