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アメリカの嫁姑問題や夫婦関係に共感💛名作TVコメディ 【Hey! レイモンド】(Everybody Loves Raymond)

現在進行形で観ているお勧めTVドラマがEverybody Loves Raymond”、
日本語タイトルは【Hey! レイモンド】。
   ※表紙は上記サイトからお借りしています。

このドラマは1996年から2005年までアメリカで放送され、エミー賞も受賞した人気のファミリー・コメディーです。

主人公のレイ(レイモンド)はスポーツライターで、子育てに忙しい専業主婦デボラ、長女と双子の男子の一軒家暮らし。

ですが、レイモンドの両親(マリー&フランク)、独身の兄ロバートの3人はレイモンド家の道を隔てた向かいの一軒家に住んでいて、レイモンド家に実家の3人がしょっちゅうやってきます。

お互いに気楽に行き来する関係ですが、時折り妻デボラと義母マリーが衝突します。そんな妻と母親の間で右往左往するレイ。

例えば、
母マリーはレイの妻デボラの料理下手に同情するように自慢の手料理をレイに持っていきます。美味しそうに食べる息子レイに満足気な母マリー。それを見ていたデボラが腕組みで夫レイを睨みながら「私が作ったのはどう?」と聞ききます。「もっと美味しいよ」と慌てて即答するレイ。それを聞いて納得するデボラ。こんな感じ。


簡単に主な登場人物を紹介すると

レイの兄(ロバート)
大男で真面目で口下手、地味な警察官の兄ロバートは40代独身。自分とハンサムで知名度もあるスポーツライターの弟レイに対する親や女性の対応の違いに開き直りながらも傷ついています。

レイの両親(母マリー、父フランク)
レイの母マリーはと言うと、キレイ好きでお料理が得意な古風な専業主婦。
父フランクは家事は一切せず、常にテレビを観ていて、おなかが減ると機嫌が悪くなる、ワンマンさも男らしさと考えるマイペースタイプ。
そんなフランクに妻マリーも時々ブチ切れます。

妻(デボラ)
レイの庶民的な実家も含めた大家族のような環境で、孤軍奮闘するデボラ。レイに不満をぶつけながらも、遠慮しすぎることなく、直接衝突もしながら、忙しく子育てに頑張っています。
レイのセックスの誘いにも「疲れているからダメ」なんていうところも女性ならわかるし、男性なら言われたことがあるんじゃないでしょうか。
デボラに共感したり、逆にレイの実家サイドや夫レイに同情したり、ドラマを通じて客観的に観れるのがいいですね。

このドラマを観ていて、アメリカも日本と嫁姑問題や家庭内のいざこざ、夫婦間の感情は基本同じだと気づきます。脚本家の実体験を元に作られている、とも言われていて、身につまされる、共感できることが満載です。

コメディー仕立てでジョークは絶えませんが、案外リアルなのです。
このドラマであなたもアメリカ人家族に憧れだけでなく、グッと親近感を持つはずです。

英語で観れば英語の勉強になるのはもちろん、なによりもアメリカの家族観・夫婦観を感じられるのが、おススメです。

#おすすめ名作ドラマ

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