小山(狂)

狂人 連絡先:ganbarezinrui@gmail.com

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自称「性暴力被害」のほとんどは「コミュ障女性の生きづらさ問題」であるという不都合な事実

2記事連続で性暴力関連の話が続いてしまい大変恐縮なのだが、丁度いい具合にTwitterが炎上したこともあるので、これを機に性暴力被害やそれが生じさせるトラウマの実態について基本的なところをおさらいしてみようと思う。 なお本稿は性暴力被害について過大視することも矮小化することもなく、地に足のついた実情を根拠を提示しながら論ずることを目的としている。「レイプなんか微罪で良いだろ」式のミソジニーを期待している読者もいるかもしれないが、おそらく高確率でそうしたご期待にはお応えできな

    • 「女性のレイプ被害」が同情されない時代がやってきた

      読者諸兄もご存じの通り、筆者は日本のアンチ・フェミニズムにおける「悪の枢軸」というか「元凶」というか、ともかく「1,2を争う悪いやつ」として世間からは受容されている。 まぁ、それについては特に異論はない。2010年代以降におけるネットの反フェミニズム論壇において、良くも悪くも最も目立ってしまった少数のうちの一人が自分であろうという自覚もある。 というわけで「悪のアンチ・フェミニスト」呼ばわりされることに否はないのだが、それでも自分としては「この程度で筆頭ミソジニスト扱いさ

      • ホスト狂いと高校球児は本質的に何も変わらない

        というわけで新コーナーです。これはマシュマロに届いた読者の皆さんからのご質問に対して、僕が10分以内のルールで音声で回答し、その音声データを文字起こして編集するという形で記事を作ってます。 つまりこの記事は基本「文字起こし」です。マシュマロに寄せていただいた質問に対して僕がベラベラベラ~っと喋りで回答して、その喋りを録音して、文字起こしして記事にするようなことを今月から少しやっていってみようかなと思ってます。 というのも、最近僕の書く記事がめちゃくちゃ長くなっていて、1記

        • 男性に食事を奢らせるのはセクシャルハラスメントである

          なぜこんな当たり前のことがわからない人間がいるのかつくづく不思議なのだが、改めてしっかり言語化しておこう。男性に食事を奢らせるのはセクシャルハラスメントである。仮に女性から直接的に強要したわけでなくとも、たとえば婚活における仲人などが男性側に「男性なら女性に食事を奢れ」などと(非明示的なものも含め)指示したならそれは立派なセクハラとなる。 そもそもセクハラとは何か。改めて定義を確認しておこう。公務員の人事や懲戒を司る人事院の定義によれば、セクハラとは である。ざっくり「性

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        記事

          「計12時間も軟禁されひたすら詰問される…」お茶大アカハラ教員の暴虐と、加害者と大学の「共犯関係」

          「原罪先生」「ちゅえ(泣)」等の愛称でおなじみのお茶の水女子大講師、神山翼氏のことをみなさん覚えているだろうか。 神山翼氏は男性フェミニストとして 「男性は女性に対して『原罪』を背負っているのだから、我が身を犠牲にして女性に尽くさねばならない」 という趣旨の発言を行いSNS上で大炎上したお茶大の教員だが、「炎上」後に神山翼氏が常習的なハラスメント加害者であったことが多くのお茶大生からの告発によって明らかになり、お茶大を巻き込んだスキャンダルとして(極めて悪い意味で)「時

          「計12時間も軟禁されひたすら詰問される…」お茶大アカハラ教員の暴虐と、加害者と大学の「共犯関係」

          慶應付属の歪なエリート意識と、児童精神科のまともな子供たち

          先日書いた豊田章男さんについての思い出話が予想以上に多くの方に読まれているようで、少しばかり驚いている。 自分としては「少年時代の思い出」として軽い気持ちで書いてしまったのだが、章男さんほどの公人ともなると世間からの注目のされ方が桁違いなのだと改めて思い知った。記事への反応は好意的なものが多く暴露や誹謗のような形にはなっていないと信じたいが、ご迷惑になっていないことを切に願うばかりである。(ないとは思うが)もし旧稿がお目に触れていたらどうかご寛恕願いたい。 ところで、筆者

          慶應付属の歪なエリート意識と、児童精神科のまともな子供たち

          「友達のお父さん」として見たトヨタ会長・豊田章男さん

          なんとなく、色々なところで豊田章男さんのことが話題になっているので、自分も思い出話をしてみようと思う。 豊田章男さんは自分が人生の中で遭遇した人々の中でも10指に入るほどの奇妙人だ。お会いした回数は十数回程度だったと思うが、今も強い印象が自分の中に残っている。人間にとって生まれとは、生き方とは、そういうことを考えるとき章男さんの思い出がチラつくことが幾度となくあった。 自分にとって章男さんは、トヨタ自動車会長だとか経済界の重鎮だとかと言う前に「奇妙な信念を持ったひとりの男

          「友達のお父さん」として見たトヨタ会長・豊田章男さん

          非モテ男性のための婚活サバイバルマニュアル

          今日はあまりに不都合な事実についてお話ししたい。 基本的に、非モテ男性は非モテであればあるほど結婚生活が破綻するリスクが大きくなるという傾向についてだ。読者諸兄にとって耳心地良い話ではないかもしれないが、これはどうもかなり確度の高い事実である。 筆者も30代後半を迎え、周囲には結婚出産は無論のことそれを通り越して離婚や家庭内別居にいたるカップルも増え始めた。それら数多の既婚夫婦をつぶさに観察すると、どう見ても明らかに「非モテ」的な特徴を持っていた男性は厳しい夫婦関係に置か

          非モテ男性のための婚活サバイバルマニュアル

          ゆっくり着実に、世界はインターネットになっていく

          というわけで、東京都知事選がつつがなく終了しました。結果は言うまでもなく現職小池百合子氏の圧勝であり、開票0分で小池氏に当確が出るなど他の有力候補はまともな相手にすらならなかったというのが終わってみての感想と言えます。 とはいえ、そんなわかり切った話は読者のみなさんも関心はないでしょう。気になるのは2位以下の得票数、そしてなにより暇空茜氏をはじめとする泡沫候補の得票数です。 先日、本マガジンでは暇空茜氏の得票数を予測し「2万票~5万票が現実的なライン」「具体的な数字を当て

          ゆっくり着実に、世界はインターネットになっていく

          過去20年間の都知事選の泡沫候補を分析した上で語る『暇空茜』の予想得票数

          (色々な意味で)有名なインフルエンサーである暇空茜氏が東京都知事選へ出馬表明をしたことが話題になっています。 とは言うものの暇空氏の活動領域はTwitterやYouTubeなどインターネットのみに偏っており、さらに氏は顔出しすら行っておらず、街宣等の選挙活動経験もゼロに等しいことから東京都知事として当選する可能性はゼロと断言して良いでしょう。 『デイリー新潮』の報道によると暇空茜氏は「石丸伸二氏の当選を阻止するために出馬した」などと主張しているようなのですが、正直なところ

          過去20年間の都知事選の泡沫候補を分析した上で語る『暇空茜』の予想得票数

          セクハラ男性講師を野放しにしたお茶の水女子大学の異常な「隠蔽体質」

          SNSを中心に「炎上」状態になっているお茶の水女子大学講師の神山翼氏を中心とするセクハラ・アカハラ疑惑とその隠蔽問題について、発端から現在に至るまでの簡単な流れをまとめました。 本件は筆者のもとに20名以上の関係者から証言が集まったことで急速に注目された事件ですが、そもそもなぜ神山翼氏のアカハラについて多数の証言が集まったのか、どのような経緯で注目されるに至ったのかを含め、時系列順に解説していきます。 発端:神山翼氏の「男性は原罪を背負ってる」発言もともと神山翼氏は女性に

          セクハラ男性講師を野放しにしたお茶の水女子大学の異常な「隠蔽体質」

          夜職フェミ女の愛するホストは、高確率でアンチフェミのミソジニスト

          「ホスト」や「ナンパ師」という単語から、みなさんはどのような人物像を連想するだろうか。 女=ATMと信じ込んでいる冷酷なビジネスマシーン? 異常に性欲が強いチ○ポ主体で生きるセックスモンスター? 会話の8割が「ウェイ!」で占められている脳死チャラ男? 経験人数(=即数)を積み上げることに謎の執着を示す異常者? 確かに、こうした想像は間違っていない。巨大すぎる性欲の行き場を求めて街に繰り出るセックスモンスター、ウェイ系のチャラ、即数至上主義の求道者じみた狂人、女好きが高じて

          夜職フェミ女の愛するホストは、高確率でアンチフェミのミソジニスト

          「独身男性よりも既婚男性の方が自殺しやすい」という不都合な真実

          近頃インターネットでまとこしやかに囁かれている怪談がある。その名も「45歳独身狂う説」、ストレートな名称通り、45歳まで独身だった中年男性はその年齢周辺で発狂するという、なんとはなしに婚活から逃げるアラサー・アラフォー世代の心臓を鷲掴みにするようなお話である。 おそらくミームの発信源は新鋭気鋭のnote作家ポンデベッキオ氏あたりだろうか。まぁ勿論「いい歳こいて独身だとキツいぞ」というのは古くから高齢独身の子供に親が投げかける台詞No.1であり、旧くから言い伝えられている格言

          「独身男性よりも既婚男性の方が自殺しやすい」という不都合な真実

          なぜZ李という虚言癖のオッサンをネット民は本物のアウトローだと勘違いしてしまったのか?

          みなさんはZ李というインフルエンサーをご存じだろうか。いわゆる「アウトロー系インフルエンサー」と呼ばれている方で、なんでもご本人の弁によると中卒で闇金に就職し、違法薬物の売買にも携わっていたことがあり、前科前歴もあるという、(本人の弁を信じるならば)平和で安全な現代日本においては相当にアウトローと呼べる経歴をお持ちのお方である。 しかしZ李は、単なる半グレ・アウトローではない。正義の心を持った熱血漢なのだ。本人の弁によるとその腕力と組織力は一般市民ではなく本当の悪漢にのみ向

          なぜZ李という虚言癖のオッサンをネット民は本物のアウトローだと勘違いしてしまったのか?

          「高望みをやめられない限界婚活おばさん」が恋愛詐欺のメインターゲット

          「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告(25)が、いま夜職の間で一種のダークヒーローのようになっているのを皆さんご存じだろうか。 渡辺被告のTwitterアカウントは15万フォロワーを擁し、日々の投稿の平均インプレッションは数百万をくだらない。既に出版編集者なども周りに付いているようで、渡辺被告がエッセイなり手記なりを世に出すのは時間の問題だと言えるだろう。 渡辺被告の著述スタイルは詐欺マニュアルの時期から一貫している。ひと言で言えば自己憐憫に基づく詐欺行為の正当化と、男

          「高望みをやめられない限界婚活おばさん」が恋愛詐欺のメインターゲット

          女にとって「誠実な男」が一番キモい

          いわゆる「誠実な男」は恋愛面においてカスほどモテないという事実は少しずつ世間にも知られ始めてきたように思う。 誠実な男性はとにかくモテない。ここでは「誠実さ」を「相手の意志を尊重しようとする性質」と定義したいが、とにかく女性の意志を尊重する男性は死ぬほどモテないのだ。誰にでも誠実に接し、他人の話によく耳を傾け、その人の意向を尊重し丁重に扱う──。そんなタイプの男性が女性にモテているのを見たことがある人間はほとんど絶無だろう。 「誠実」な男性は仮に結婚しても、ATMとして鬼

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