見出し画像

コロナ対策と高齢者の認知・身体機能低下予防

こんにちは!医療法人社団和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。

先日、モバイルモニターを注文したのですが、残念ながら初期不良のため返品の手続きをしました。こう言うことってやっぱりあるのですね。

今回は、日本認知症学会のHP上にある投稿論文を読んでいて感じたことについて書いてみます。

コロナ禍前まで、高齢者の介護予防や認知症予防のために推奨されていた身体活動、社会活動、生活習慣病の予防といった各種の対策は、感染拡大にともなう外出自粛要請が強くなる中では実践が難しい状況になっています。

私の周りでも、このような声はよく聞きますし、さらに悪化した状態として介護認定が早まってしまったり、虐待などにつながりかねない状態になってしまったりということも耳にします。

慢性的な疾患を持つ高齢者の受診抑制もあり、状態の把握が難しいのも課題の一つです。

また、通所施設等の利用を控えたり、事業者側の制限によって控えざるを得なかったりという場合もあるため、これらのことが総合的に相まって各種の行動制限につながっているようです。

感染対策としては多分これでいいのだと思います。一方で、介護予防や認知症予防といった心身の機能の低下を予防することに対しては逆効果と言えるかもしれません。

この先しばらくの間は「感染防止策」と「心身の機能低下予防策」の二つの中でやるべきことをやっていく必要に迫られますが、出来る限り正しい情報と判断によって、ベストミックスを探していきたいと思います。

メディカルフィットネスの事業は、このような課題を持つ方々の解決に結びつくサービスを展開することは使命の一つとして位置付けても良いものだと思います。

もちろん、医療保険下、介護保険下のサービスとの棲み分けをきちんとすることは必要ですが、グレーゾーンにいる方々が悪くならないようにする予防的サービスを、リスク管理しながら展開することも可能だと思います。

またそれが地域に必要とされるサービスやノウハウとして集積できれば、さらなる事業展開も見えてくるかもしれません。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「メディカルフィットネス施設の開設、運営のポイントが分かる!」
公式メールマガジン「メディカルフィットネス開設・運営のポイント」
を始めました!
ご登録はこちらからどうぞ!

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願い致します! 健康と医療と事業の3面から有益な発信に努めていきます!